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Tā moko, 白人が生き辛いニュージーランド


(左上)息子に強請られた | (右上)全裸の息子とNova
(左下)AvocadoってFruit?| (右下)薬味がおいちい

朝起きて息子がBlippiのBackpackの注文画面を開いて持ってきたんだけど……えと、コレ欲しいってことで?
そんな息子は今日洗濯物を干してくれた。
やりたいことやらせておくとそれはお手伝いになるんだあねぇ、今まで邪魔とか言ってやらせてあげなくってごめん。
Ministry of EducationのNovaの面談があって、次週やっとこ待ちに待ったSpeech therapistを連れてきてくれるって!
大分語彙も増えて、やり取りもできるようになったけど、発達がゆっくりなのと衝動性とかそういうのはあるから、Speech therapyで何とか思いや行動を言葉で私たちに伝えられるようになれたらいいねと。
多動→言葉、そこをなんとか!
Novaからこれから一緒に出掛けないか誘いを受けたんだけど、今日でないといけない仕事がありましてん。
でもさ、でもさ、何と、今日、あの真面目で誰よりも正確に何だって難なくこなしていくNewbieちゃんが無断欠勤したと連絡が入り。
ま、張り切り過ぎて緊張の糸が切れたかな?
遅刻したこともあったらしいし、このままLabor weekendでゆっくり休めるといいね。

いい具合にバズったKinaを食す息子、左はご飯で嵩マシしたKina

«Kiwi»と言うのは人種関係なくこのNew Zealandで生まれたり、市民権を持った人を言うらしく、まあ私たちは、特に息子はこの国で生まれ育ってるからしてKiwiとなるわけですが。
私もそのつもりで育ててる。
文化民俗が周りのKiwiを同じくあるように。
誰もが小さい頃から知っているキャラクターやテレビ番組・CM、音楽、お菓子、食べ物、そういうので将来の息子が同世代と懐かしく語り合えるように。
昔はあったもの、昔は不便だったけどそれがよかったと思い出せる、そういう時代を残せるように。
そして私も«Tā moko»を持った。

ここからは話が少しずつややこしくなってくるんだけど、«Maori»はMaoriであること。
Maoriの血を引くものであってファッションや生き方を真似ていうものではない。
ただ私が息子を育てるのにMaoriを取り入れていることはよく彼らに受け入れてもらえているように思える。
息子がKinaを食べているところなんかそうじゃ?
まさか外見アジア系の子どもがKinaを好んで食べるとはという意外性もあってか。
*私ひとりで食べる物と思って買ったのに息子に食べられた
*髪型はポニーテールにすると女の子みたいだから、お団子風に折ってるのか偶然伝統的なMaoriに軽く重なってしまったっていうだけのごにょごにょ…
そして多動な行動でどうしようもない息子に言われた言葉が──
「He's Kiwi soldier!He's strong man!」
「Morena toku teina. Kohanga may be the ideal place for Louis. Don't let Takiwatanga get in the way of Louis experience life.」
お、おぅっ。

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んがしかし、Whiteが生き辛そうである国ってのもOnly in NZ。
あのWhiteがよ!?
"You're not Maori."はよく聞くし«Plastic Maori»=Fakeなんて言葉もある。
日本では偏見のあるTattooもMaoriにとっては誇り。
外国人のTattooはただの落書きでしかなくても、MaoriのTattoo, Tā mokoは前出の通り。
New Zealandに来たから、長期滞在また永住権や居住権が取れたから好きなTattooを入れるってのもつまりそのアレ、アレ、女の子は"簡単"の意味だから見えるところにあるのは……目的がアレならまあ知らんけど。

私はこのNew Zealandと切っても切れない縁を持ってしまった(持たされた)結果、まず左手にあるのは間違いなく私の人生を大きく変えたTattooであり、その結果がまず私の右の首にあるTā mokoと繋がっていて、これを左にも入れたことでNew Zealandを出てもそれに恥じないようにしなくちゃならなくなったのは当然の話。
もし私がどこかで野垂れ〇にしたとしても判別はつきやすい。
ひとり息子に余計な心配と手間は掛けさせたくないからね。
あと私がここまでする理由は観光客やビザで滞在している人との区別のため。
だからコレわかるところにないと意味ないんだな。
でだ、私はTattooの数や他はどこに入れてるのか聞いてくる人がいたらその人との話はすぐ切って離れることにしてる。
"Tattooをよく見せてくれる?"とか気持ち悪っ!
──何でかもうわかるよね?

Whiteが生き辛い国でMaoriやPacificaも日常的に差別があると感じていて、移民もまた移民であることでとまあ流石この国はMental Healthがパンクするだけのことはありますわ。
因みにKiwiが好きになる国で日本は上位よ。
英語圏の国みたいに«Kiwi accent»で笑われることもないし、街は綺麗で親切な人が多いから。
では、Kakite!

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