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Profession(仕事の内容)

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プロセスデザインユニットの仕事内容や、各種PJTを進める上での学びや気づき・ナレッジ
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記事一覧

転職者・異動者の活躍を支えるエントリープログラム

はじめにはじめまして。 2023年7月から、リンクアンドモチベーション プロセスデザインユニットの一員として働き始めました、 Yuikaと申します。 お客様の会社に対して組織開発・人材開発等の コンサルティングを行っていた部署から プロダクト開発をミッションとする部署への異動となりました。 異動してきてからの自身の経験もふまえ 転職者・異動者の組織へのオンボーディングの在り方について ポイントと共に整理していきたいと思います。 前提「プロセスデザインユニットって?」まず

デジタルトランスフォーメーションのために時間を確保する方法

はじめに 2022年に新卒でリンクアンドモチベーションに入社し、以来、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)推進チームの一員として活動してきました。約1年間、DX化の進展の象徴的な事例を紹介させていただきます。 今回の投稿で「社内のDX推進をしてツールを納品したはいいけど、納品先からの問い合わせが多すぎる」「ステークホルダーとのコミュニケーションに苦労している」とお感じの方々のお力になれることを願っております。 DXとは? DXには、3段階のステップがあると

ChatGPTで要件定義書のチェックツールを作成し、開発未経験者でも自己レビューができるようにしたお話し

みなさんこんにちは。 リンクアンドモチベーションのタカオと申します。 プログラマーとシステムエンジニアを10年、 ウェブ関連の業務に17年間従事してまいりました。 現在は他部署から寄せられる様々なDX課題の対応を行なっております。 課題に対する技術検討、実現可能な要件の整理、エンジニアへの要件説明や整理、開発実装後の納品/検収対応をしております。 今回はそのDX課題対応における「ChatGPTを使用した要件定義書チェックツールの開発についての振り返り」をさせていただきま

目指せ”組織のDX”!DXコミュニティを3か月運営して感じたこと

DX推進に立ちはだかる壁あるあるこんにちは。株式会社リンクアンドモチベーションでDX推進を担当している我妻と申します。 DX推進チームの一員として、Google Apps Scriptを使い、現場業務を自動化するなどの業務改革を担当しています。 この記事を読んでくださっている方の中には、私たちと同じように、DXを推進する立場の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 近年では、様々なITツールが手ごろな価格で試せますし、ChatGPTのような誰もが簡単に操作することのできる

OBインタビュー | 株式会社リンクアンドモチベーション CS Opsからのキャリアパス ~OBのリアルな声から学ぶ~

株式会社リンクアンドモチベーションのCS Opsがどのような仕事をしているか、私が所属するプロダクトデザイン室プロセスデザインユニットの各担当者にnoteを通じて発信してもらっています。 今回は、OBからリアルな転職のその後を聞くことで、キャリアパスについてもイメージいただき、ぜひCS Opsの魅力を知っていただきたいなと思っています。 プロダクトデザイン室のOB 泉さんのプロフィール 2009年4月に株式会社リンクアンドモチベーションに新卒で入社。 採用領域のコンサルタ

入社4年目。初めてメンバーのマネジメントをした話

前提の説明弊社の新人研修には、「自社インターンシップに学生を動員する」というものがあります。 次年度の採用に向けて、インターンシップに学生を呼び、弊社を知ってもらいます。 新入社員のみんなは、「○人の学生に自分経由でインターンシップ説明会に参加してもらう」ことを目標とし、およそ1か月間、知り合いを当たったり、紹介してもらったりしながら学生と面談。信頼を築き、魅力を伝え、インターンシップの紹介をしていきます。 この研修はチーム制で行われ、4~6人の新入社員を1チームとし、2年

システム改修の落とし穴にハマって学んだ予防策:3選

はじめまして!リンクアンドモチベーション中村です。 私はCSOps&RevOpsチームに所属しています。私たちのチームは、より生産性を高め、より顧客価値を拡大するために、SFA/CRMの開発・保守運用や業務プロセスの改善に取り組んでいます。よろしくお願いします! 今回は、「全社システム刷新プロジェクト(PJT)」の立ち上げ期で、私が経験した「陥りがちな落とし穴3選」とそれに対する「予防策」を紹介します。 システム導入に慣れている方にとっては基本のキの内容です。 私と同じく

エンジニア視点から見える、DXプロジェクトで起こりがちな幻想

初めまして。リンクアンドモチベーションの我妻です。 私は、社内のDX推進を担当しています。 さらに具体的に言うと、GoogleAppsScriptなどのプログラミング言語を用いて、社内の業務の自動化システムを作成しています。 いわゆる社内ツールを作成するエンジニア的ポジションにいます。 現場から「こんなツールを作ってほしい」「こんな業務を自動化したい」といった要望をいただき、技術的な観点から「これはできるがここは難しいかも」「こういう風にやるといいと思う」といったことをお伝え

Opsだけど、CSMを兼務してみた。役割の壁に悩む、みなさんへ、兼務による開発の効率化

はじめにこんにちは。杉山です。 私は普段、開発組織に所属し、BizやRev Opsの仕事をしています。しかし、2022年6月から半年間、現場CSMの兼務を行いました。この兼務で得たものや課題について、振り返ってみたいと思います。 兼務の目的と背景兼務は自ら提案しましたが、その際に、大きく2つの長期目標を据えていました。 新しい機能がアクティブに使われること 1つは、新しい機能の開発を加速することです。 実際に問題として発生していたのは、作った機能が想定よりも使われなかっ

マネジャー依存からの脱却。自律的で熱狂したチームへ

弊社では年に2回自分たちのプロダクト・モチベーションクラウドを使い、組織エンゲージメントの調査をしています。2022年の夏に行ったチームの調査ではマネジャー依存で自己定義が低い組織という結果が出ました。今回は、その後のチームの変化について紹介します。 当時のチーム状況 ちなみに2022年初の結果は以下のnoteに記しています。 年初にチームのビジョンや、そこに向けた大きな役割を設定したことで、少しずつメンバーが、この役割をやりたいと手を上げてくれるようになりました。ただ

属人化にさようなら!再現性高く顧客を理解する3ステップ

こんにちは、杉山です。 前任者しかしらない情報が多いとか、どたばたと引き継ぎしたからお客様に「何度も同じこと聞かないで」と怒られたとか…あるあるですよね。そんな状況を、BizOpsやRevOpsとして、どう打開していくかについて書きたいと思います。 取り組みは3ステップこの問題が発生する原因は、情報が整理して蓄積されていないことです。そのため、3ステップで顧客情報を整理し、事業に関わる全員が顧客情報を平等に使えるようにしていけば解決します。 ・・・とはいえ、言うは易しで、

「集うことで得られる勇気」を届ける。ユーザーコミュニティ立ち上げの目的と事例のお話し

リンクアンドモチベーションでモチベーションクラウドのユーザーコミュニティの企画運営をしています。 まだまだ駆け出しですが、 約1年ほどの期間でユーザーコミュニティを育て、小さく実りつつあるのでその過程の気づきを書いていきたいと思います。 ユーザーコミュニティを立ち上げ!って何するの… 私たちのお客様である、モチベーションクラウドのユーザーは、主に人事部の方や、経営企画の方が多いです。 組織戦略を検討されたり、組織施策を実施されたりする方々がメインです。 モチベーション

結局、CS Opsって何?業務の全体像と、そこから見えてくるキャリアの方向性とは?

CS Ops(Customer Success Operations)という言葉は、昨今少しずつ認知されてきていますが、まだまだ実態は掴みにくいものだと思います。また、一口にCS Opsといっても、その業務は多岐にわたっていますよね。結局、CS Opsとは何なのか。そしてCS Opsに所属するとどんなキャリアの方向性があるのか。 CS Opsに異動して2年超。自分自身の棚卸ろしの意味も込めて、一度、整理してみたいと思います。 結局、CS Opsって何なの?一般的に言われて

個人の「やりたい」を実現するため、ヘルススコア仮説検証を「Will」「Can」「Must」で整理したお話し

はじめに先月、弊社のヘルススコア担当PdMが「創りたいものを創るではない!カウンターパートと協働する開発」でヘルススコア(health score)の浸透PJTについてのnoteを公開しましたが、私もデータを使った仮説検証の一部に関わっています。データアナリストでもデータサイエンティストでもないRevOpsであるCRM構築プロジェクトメンバーがデータグループと協働している目的について書きたいと思います。 ヘルススコアのおさらい仮説検証とはヘルススコアは一度作ったものを運用し