自分の潜在能力を聞き逃さない
こうありたいと願うこと自体、それを現実にする力が潜在的に備わっている証拠です。人間は素質や能力がないことを、あまりしたいと思わないものです。
こちらは稲盛和夫さんの『生き方』という本に出てくる私の大好きな言葉です。
何か新しいことを始める時、挑戦したい時、何か自分の夢がある時、「やってみたいけど、私なんかできない」「どうせうまくいかない」と思ってしまいがちかも。
でも、そうやって自分の中で大きく響く「できないかも」という言葉より、「面白そう!」「やってみたい!」という小さいけれども、確かに心の中に響き続けるものを聞き逃さないことが大事。
だって、その人にはその「面白そう!」「やってみたい!」と思うことを現実にする力が備わっているのだから。
何かに成功した人とか、偉業を残した人って、特別な才能があったからというよりも、自分の中に響く「やってみたい」という声を見逃さずに聞いて、人並み以上の努力をしたんだと思う。
自分の中に少しでもある潜在的な能力を、しっかりとキャッチできた人。
私も何かやりたいと思った時、「私に出来るか。どうせうまくいかない」と思ってしまうこともあります。
そんな時「いや、私がこれを考えついたってことは、きっとそれを可能にする力が潜在的にあるのだ」と前向きな気持ちで全力で取り組みます。
とにかく何か始めてみよう。何かが変わるかも。というスタンスでやっています。
それが100%の形にならなくても良い。自分の理想の形にはならなくても、絶対にそこには何かを得て学んで成長できた自分がいるから。
それを実行する前よりは確実に一歩前進している。
自分にもこんなに出来ることがあったのか、と思う気持ちも大事。
だけど、「私には、潜在的な能力があるのだ」とだけ考えて満足していては、一歩も進まない。
何か行動を起こさないとその能力を聞き逃したことと同じになっちゃいますね。
でも、気づけただけでも、まずは自分を褒めても良いのかな。
気づけない人すらいるのだからね。
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