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★児童・生徒指導64★自分で何とかして、「できた」と感じられる経験を


何か大きな問題に直面したとき


大きな不安に押しつぶされそうなとき


そのような未来への恐怖(ちょっと大げさな表現かもしれませんが)におそわれたときに、「まあ、自分ならきっと何とかするだろう」と感じることができれば、強い。


自分も(半分くらいは言い聞かせるようにかもしれませんが)ときに、そのように考え、未来の自分に期待をして心を落ち着かせることがあります。


先の問題や不安に、思考を巡らせることは悪いことではありませんが、それが単に自分の心に悪影響をもたらすだけの思考であるのならば、考えることに終止符を打つことも必要だと思います。


そのときに、心底、「自分ならきっと何とか乗り越えるだろう」と思えることができたら、強い、と思うのです。


そのような感覚もてるようになるためには、ささいなことでも自分で考えて行動してみて、その結果、うまくいった、または何とか乗り越えることができた、という経験を積むことが必要なのではないでしょうか。


教師や親としては、子どもが、「自分で考えて」「行動してみた」というところに価値付けをし、その結果として、「問題を乗り越えた」ということを認める姿勢が必要だと思います。


ここまでお読みいただきありがとうございました。