【観戦記】こころ晴るるほど頂へ
こんにちは
横浜FCサポーターのKazukiです。
J2第35節ベガルタ仙台戦に行ってきました!
今回も撮った写真と一緒にフリエ観戦記を書きました。結果は悔しい悔しい悔しい敗戦でしたが、全力で楽しんだアウェー遠征の様子を!
駄文ですがお付き合いください。
20241019 vsベガルタ仙台(A)
久々に サポーターの朝は 早すぎる
4:30 起床
まだ日が昇る前、寝ぼけまなこのままのっそのっそと布団から起きる
普段たまに起きてる時間だよと愚痴りながら父親を見ると楽しみすぎて寝れんかったわー!とのこと。
運動会前日の子供か…
こんなに早いのは3月の鹿児島戦以来。
今回は父母と家族で400㎞を超える長距離ドライブ遠征
途中で仙台住みの弟を回収してユアスタへ向かうスケジュール
5:00 出発
フリ丸をフロントに乗せ横浜を出発!
7:00 友部SA到着
7時からスタバがあくので巷で噂のスタバの新商品、パチパチメラメーラフラペチーノのレッドパウダーなしを頼む
噂どおり青と白はまるでフリエカラー!
9:30 南相馬鹿島SA到着
10:30 弟と合流
12:00 スタジアム周辺に駐車場に車を停める
すでにちらほら黄色い服を着ている人がいるが、若干名青い服を着ている人もいた。
ユアテックスタジアム仙台
下調べを怠ったので現地で知ったのだが、駅からまっすぐ来るとスタジアムを迂回するのがかなりめんどくさい。下地図のように一度道に出なければならない。
スタグル、グッズ
今回はスタグルはちょっと少なめ
チュロス プレーン味
スタメン
本日のスタメンはこちら
前節とは特に変わらずのこのメンバー
電波はつながるのに…
ここからは母カメラ
前半
お世辞にもいい試合とは言えなかった。
前半早々の失点からあれよあれよとミスが続き、攻撃は封じ込まれまさかの2失点目。思うようにファールを取ってもらえないのも続き選手も苛立ちを隠せないでいた。
後半
名将四方田ここで動く。
ハーフタイムに中村拓海と伊藤翔が投入される、すると後半開始から横浜FCの猛攻が始まる。中村拓海という男はCBにポジションが登録されているが横浜FCサポーターは攻撃での攻撃を思い出す人が多いだろう。
まずボールのタッチが上手い。ボールのタッチが上手いのでパスが1テンポ早い。パスが1テンポ早いので山根永遠がプレスが少ない状態でクロスが打てる。内訳はこんな感じだ。
チームの集計によると前半5本のシュートに対して後半は19本
チャンスが続くと応援のボルテージが上がって行って非常に楽しかった。
ブーイングでも拍手でも来週は来る
猛攻も空しく後半にとどめを刺され結果は0-3で敗北。
引いた相手にどう崩すかやカウンターなど中々課題はたくさんのように感じるが、まぁ完敗オブ完敗。
こうゆう時選手を擁護するかどうかサポーター内ではよく意見が分かれるが、僕は横浜FCの選手が最後まで諦めず戦えば全力で応援も称賛もしちゃうタイプなのですが、勝利を渇望していただけに残念ではある。
試合後の選手の挨拶へは拍手:ブーイング=7:3くらいの感覚だった。
人はこうゆうネガティブな時にこそ、その人の本質が出てくると思う。
どんなに不甲斐ない試合をしようが泣きながら拍手で迎えるのが正しいと信じてやまないドMみたいな人達も、不甲斐ない試合しようものなら選手のことなどお構い無しに子供のように喚き散らかす人達も、横浜FCのゴール裏にはいろんな人がいる。
共通しているのはみんな同じ額を払って見に来ている客だということ。
自分はどちらかというと前者よりだけど、後者の気持ちもわかる。
店でご飯食べを食べて不味かったら文句の一つでも言いたくなる。
ただ中にはお互いのことが気に入らない人もいると思う。
僕もそう思う時はある。
でもどうかそういう時は互いを排除しようとするのではなく、仲間を作ってほしい。
そして愚痴りあうのではなく、信念を、やり方を貫き通してほしい。
人を裁くのはチームとリーグと司法の仕事だ。
朝早くから準備していたサポも最後まで称賛していたサポもみんな等しく横浜FCが好きという共通点があり、横浜FCが好きというただそれだけの理由で繋がっている仲だ。合わない考えの1つや2つあるだろう。
ただ個人的な願望が1つある。
諦めず戦い抜いた選手には批判ではない心無い言葉をかけたり口論をしないでほしい。
これは吸熱反応によく似ている。何言ってんだかわからないかもしれないが、身近なものだとスースーするキシリトールガムとか瞬間冷却材とかだ。いやほんと何言ってるんだと思われるが、あれはその物が冷たいのではなく、周りの熱を奪うので皮膚や舌が冷たいと感じる。
今回のような言い争いを見てしまうとこっちは置いてけぼり感や呆れを感じ一気に冷めてしまう。
だから応援団体は発熱反応であってほしい。いついかなる時も冷静に判断して周りを熱くさせる。そんな熱い人達であってほしいとかってな願望を押し付けるようで申し訳ないがそう思う。
ただ選手やチームは仙台という横浜から離れた土地にこれだけの観客が横浜FCを好きというただそれだけの理由でお金と時間をかけて来たのだから一部のサポと選手を話させるなら、選手にメガホン渡して次も頑張りますの一言くらい言わせてほしい。
あとは早く昇格して”一部”のサポとして応援させてほしい。
…スベったな。
そんな感じだ。
きろきろ
落ち込むのもつかの間、翌日に用事があったので家族を置いて自分は帰路につく。家族を置いてというか僕が置いてかれてるのか何なのか。
負けた試合はこんな時こそアウェーは最後まで楽しもうじゃないの、最近はそう思う。
じゃじゃーーーん!
仙台にきておいて
これを食べずに帰るなんて
さぁ、失うものはなにもない
今季初の3失点
75分以降の失点
20戦無敗
いままで選手が積み重ねた様々な記録が途絶える5月以来の敗戦
5月以来…
どんだけ負けてなかったんだよ笑
ちなみに他会場の長崎の結果次第では横浜FCの昇格が決まるのだが…
ということで昇格は次節に持ち越し
まぁこんな状態で昇格してもあんまり盛り上がらないから、三ッ沢で決めれると思えばいいのかもしれない(ヤケクソポジティブシンキング)
その他の試合はというとまさかの清水がアイスタ初黒星
誰だ、J2の祠を壊したのは...
魔境ここにありって感じだね。
今節を終えての上位の順位はこんな感じ
そして昇格条件は変わらず
「勝てば昇格」
シンプルでいいね
だけどさらに今度に持ち越しになると長崎との勝ち点差が最小で6になる。
本格的に自動昇格圏が怪しくなってくるので次節はなんとしても勝利が欲しいところ。
そんな次節の対戦相手はファジアーノ岡山
昨年まで横浜FCにいたドイツ人日本大好きゴールキーパー”ブロ”の帰還である。攻撃が特別得意ではない今年の横浜FCにとっては最大の敵といっても過言じゃない。
長崎は13時にキックオフなので横浜FCが試合が終了時点で次節の結果は確定する。
記録は途絶えたが、逆に背負う荷が無くなり選手の足は軽やかになるだろうか。パスと気持ちを繋いで横浜FC史上最高の勝利を、このモヤモヤとした心の雲が晴れるくらい高みへ、諦めず最後まで魔境J2の頂を目指してほしい。
追記
今回の題名、ヨルシカの『晴る』を思い出して付けました。「降り頻る雨でさえ 雲の上では晴る」という歌詞が結構お気に入りで、シーズン最後にJ2山の山頂にいれれば今の雲はきっと晴れるんじゃないかなと思います。