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どこまで相手の文化に合わせるのか

国際交流をしていると文化の違いにあたります。
この系統の話になるとよく見かけるのが
「郷に入っては郷に従え」という言葉でしょうか。
私は必ずしも全てがそうとは思いません。

相手と文化が異なる上でぶつかるのは当然です。
ただ、だからといって相手の文化に合わせなくてもいい時があります。

例えば、写真撮影や、別れの際によく気軽に腰に手を回してきたり、ハグをしてくる人がいます。最初は慣れずにびっくりするかもしれません。私はしました。
でも、その時に不快感を感じたとして、相手の文化だしとその不快感を無視して行動を真似る必要はないと思います。
正直に自分はその距離感を持ち合わせていないと、ハグではなくて握手はどうかと
提案してみるのもいいと思います。相手が機嫌を損ねるのであれば今後の関係も考えた方がいいと思います。

また、恋愛関係になると私は国際恋愛の経験がなかったのでサイトで調べたりしてました。告白文化がないだとか、相手が誰かに紹介するまでわからないとかそんな情報が多いんじゃないかと思います。もしそれが自分のスタイルに会うならいいと思いますが関係モヤモヤするのに相手の文化に合わせて紹介されるのを待つのでしょうか?モヤモヤするならこちらが側から聞くのは全然ありだと思うのです。

さらに、実際にお付き合いに発展すると相手が友達と遊ぶ時や相手の同僚と食事がある時に一緒に来ないか誘われることがあります。人によっては相手の仕事の評価に関わるかもしれないと思い毎回参加している人もいるかもしれません。でももし疲れてしまい苦痛に感じるくらいならちゃんと相手に今回は行きたくないと意思表示をするべきだと思います。何故なら嫌々行って変に態度へ出てしまう方が余計印象を良くしないと思うからです。

私が言いたいのは、自分が違和感や、不快感を感じているのに、
相手の文化だからといって受け入れてしまうのはどうなんでしょか。
相手に打ち明けて妥協点を見つけるのも一つの方法だと思いますし、その受け入れるという行為は本当に必要なのか考えるのがいいと思います。

私は正直親しくなるのに時間がかかるタイプで、あんまり親しくない人と物理的に近いのが好きではありません。そして当然ですが、海外の人が皆ハグを誰彼構わずする人ばかりではありませんし食事会もたまには参加しないのも全然おかしなことだと思いません。自分が相手の文化を体験していいなと思ったのを取り込んでいく姿勢でいいと思っています。

例えば、アメリカで生活しているとレジの人に夫はHow's it goingといつも挨拶をします。私はそれがいい文化だと思うのでどんどん真似ていきたいなと思っています。相手の文化の理解や受け入れるのもいいと思いますが、自分の気持ちも文化も相手に共有して歩み寄るのが良い国際交流、人間関係の築き方じゃないのかなと思います。

みなさんはどう思いますか?

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