自分が本当に好きなスタイル
「今日は何を着ようかな」
これが私のいつもの悩み…
たくさんのものの中から、ひとつを選ぶことが苦手でした。
この悩みから逃げるようにどんどん洋服を捨てていって、残ったものは自分の好きな洋服だけ。
でも果たしてその洋服たちは自分に似合っているのだろうか。
そんな疑問を解決すべく、私は服について調べることにしました。
今日は、数多くの女優のスタイリングも手がけたスタイリストの
地曳いく子さんの著書
「服を買うなら、捨てなさい」
からたくさんの学びがあったのでシェアしたいと思います。
ファッションは自分をよく見せたもの勝ち
「ファッションは自分をよく見せたもの勝ち」
己を知り、今の姿や生活スタイルを考え、雑誌や流行に惑わされることなく、自分に有利な情報やスタイルだけを上手く取り入れる。
私はついつい、楽(オーバーサイズ)な服ばっかり手に取ってしまったり、歩きやすいペタンコ靴を買ってしまったり、カジュアルなものばかり集めてしまいます。
系統を変えてみようと、好きな有名人のファッションを真似してみてもなんとなく自分に似合わなかったり、着ていて恥ずかしくなったりします。
考えたら、体型も生活スタイルも違うから当たり前ですよね。
まずは、自分のスタイルを見つけるということが大事なんですね。
あなたを美しく見せる服”だけ”を適量持っているのが理想
美しく見せる服っていったいなんなのか?
適量ってどれくらいなのか?
みなさんはすぐに答えられますか?
この課題を解決するために、まずはシーズン毎で必要なアイテム数の把握をしてみましょう。
ワンシーズンに必要なアイテム数を知ろう
ワンシーズン約3ヶ月に対しての理想的なアイテム数
普段履きの靴 2〜3足
トップス 10〜15枚
ボトムス 3〜4枚
(スカート、パンツ。あるいはどちらかだけでもOK)
ジャケット、カーディガンなどの羽織もの 2枚
※冬 アウター1〜2枚
下着はブラジャー 3〜5枚
ショーツ 10枚
好みによってボトムスにデニムを足したり、靴にブーツ、スニーカー、バレエシューズを足したり、あるいはスポーツウェアなど趣味の服を足してもOKです。
このくらいが、ちゃんと着られて面倒も見られる実際の数です。
では、これらをどんな観点でどう揃えていけばいいのでしょうか?
具体的なアイテムについて解説します。
本当におしゃれなワードローブ3つの要素
ワードローブっていったいなんのことでしょう。調べてみると
ワードローブ
ファッション業界では、その人の持っている衣装全体、衣装の組み合わせを指します。
なんだかモデルさんみたいですね。
では具体的に見ていきます。
①靴にいちばんお金と愛をかけている
②「今」使えるものだけが入っている
③自分の得意分野、好きなものを極めている
①靴にいちばんお金と愛をかけている
靴は特に大人になったら服より優先して考えるべきアイテムです。
今後、靴だけは「迷ったら高いほうを買う」くらいの意識で選んでください。そのかわり、数はたいして必要ありません。
外回りのない一般事務的なお仕事をしている方なら、コインローファーなどのフラットシューズと、4センチくらいの低寸のパンプスの2足だけでも、普段から冠婚葬祭まで対応できるでしょう。
②「今」使えるものだけが入っている
キーワードは「今週2回以上着たい服」
今の行動範囲
今の生活様式
今の時代の気分
この3つに合っているのが、自分が着ていても心地よく、人から見てもおしゃれに感じられる服です。
かつて似合ってた服ではなく、いつか着るつもりの服でもない、「今週2回以上は着たい服」をつねにワードローブのメインアイテムにしましょう。
③自分の得意分野、好きなものを極めている
「あなたはパンツが似合うわね」とよく言われる人はパンツを極めればいいし、ブルーのセーターを着ているときに「ブルーが似合うわね」と言われたなら、「私といえばブルー」にすればいいということ。
「パンツ」や「ブルー」だけでもかなりのバリエーションがありますし、自分の得意分野、好きなものを伸ばせば、それだけ素敵に見える日が増えます。それらがやがて、あなたのスタイルになっていくわけです。
まとめ
地曳いく子さんの
「服を買うなら、捨てなさい」
とても面白かったので、もっとよく知りたいという方は是非本を読んでみてください。
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