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オンライン講座の需要の高まりは感染対策だけではない?!テレワークとの関係

初めてパンフレットを郵送してきた!

フランス政府の公式機関でフランス語教育やフランス語圏文化を推進する、アンスティチュ・フランセ東京(旧東京日仏学院)。

これまで数回フランス語講座を受講しましたが、初めて講座パンフレットが郵送されてきました!

同館は、新型コロナウイルス感染症対策で春先は休館し、その後、春学期の一部の講座をオンライン(Zoom使用)で提供していました。

そして夏学期は飯田橋にある同館での対面講座が復活。一部、Zoomでのオンライン講座も行われます。

しかし、おそらく以前のように生徒が集まっていないのではないでしょうか?それでパンフレットが郵送されてきたのかと推測しました。いつもならすぐになくなってしまうパンフレットですが、そもそも同館を訪れる人があまりおらず、さばけなかったのでしょう。

語学学校に生徒があまり戻ってきていない?

実は紙のパンフレットを受け取る前に、いつもしているように同館の公式サイトでパンフレットPDFをダウンロードして、受講できそうな講座があるか探していました。

自宅で受講できるオンライン講座がいいなあと思い、探したところ、1つよさそうなのがあったのですが、なんと生徒が1人も集まらず開講されなかったとのこと。

パンフレットにはオンライン受講に関して説明するページが新設され、リアルでもオンラインでも受講できる魅力をうたっていましたが、集客には苦労しているのかもしれません。

なぜオンライン講座がいいと思ったのか?

アンスティチュ・フランセ東京でオンラインとリアルのどちらの講座の方に人気があるのかはわからないのですが、オンライン講座をもっと増やせばいいのになあと思いました。

なぜなら、もちろん感染への懸念もありますが、わざわざ出掛けていくのが面倒だからです。

緊急事態宣言発令後、そして解除後も、東京でオフィス勤めの人は結構な割合でテレワークになりました。

そうすると、平日の日中、仕事を自宅で行い、夜、講座のためだけに出掛けるのはおっくうだと感じてしまうのは私だけではないはず・・・。

その点からも、オンライン講座には利点があると思います。

夜遅い時間に講座が終わって、1時間かけて帰宅するのは時間がもったいないですし、テレワークが主体になって定期代の支給がなくなっていると、講座のための交通費もばかにならず、もったいないと思ってしまうのです。

地方にある語学学校には勝機となるかも?

他方、気になる動きをしているのが、2019年9月に開設されたというアンスティチュ・フランセ沖縄です。

その公式Twitterが、アンスティチュ・フランセ東京などとはテイストがかなり違っていて面白いのですが、Twitterのフォロワー限定のオンライン無料体験レッスンを実施していたりするのです。

オンラインなら当然、日本全国、いや世界中から受講生を集められます。那覇にある学校に通える人は限られますが、オンラインなら世界中から集客できるのです。

日本の自宅から世界中の講座を受講できるかも!

オンライン提供の講座、レッスンは、海外にある語学学校もかなり本腰を入れ始めているようです。

もちろん現地で学べるのが理想的ですが、オンラインなら、経済的、時間的(仕事との両立が難しい)な制約が少なくなり、顧客拡大のチャンスになり得るでしょう。

語学の学習者としては、さまざまな地域の授業を、世界各地の学習者と一緒にリアルタイムで受けられるチャンスになります。

語学そのものだけでなく、英語などの言語で、自分の興味があることを学ぶことだって夢ではありません!オンライン講座のおかげで、挑戦するハードルがだいぶ下がったと言えるでしょう。

英語で行われるイギリスの美術史講座をオンライン受講した体験記です。

ああ、学べるって楽しい♪

日本の語学学校でも、多様な選択肢が増えるといいなと願っています。

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