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観戦するのが好きなスポーツや競技の全体TOP2は「野球」と「サッカー/フットサル」

今回は10~60代の男女を対象に、観戦をするのが好きなスポーツ/競技について調査。今後やってみたいスポーツ/競技についても聞きました。

1.50~60代では観戦するのが好きなスポーツ/競技が多い傾向

プロ・アマチュアを問わず、会場での観戦に限らずテレビ放送やインターネット中継/配信なども含め、観戦をするのが好きなスポーツ/競技について聞きました。

全体では、「野球」「サッカー/フットサル」がそれぞれ3割超の僅差でTOP2に。1位の「野球」は、シーズン中にテレビ放送も頻繁にあり人気が高いようです。今年2023年には、ワールド・ベースボール・クラシックの開催も予定されており、注目度が増しているようです。
2位には「サッカー/フットサル」がランクイン。この調査を実施した時期に2022サッカーワールドカップも開催されており、多くの人が白熱した試合を楽しんでいたのではないでしょうか。

続く3位は、女性の人気が高い「フィギュアスケート」がランクイン4位には、今年日本で開催予定のFIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023もあり注目の「バレーボール」が2割超で続きます。

全体5位は、箱根駅伝でもおなじみの「マラソン/駅伝」7位には「ラグビー」がランクインしました。

10代では、「バスケットボール」「バドミントン」がほかの年代よりも高い割合
に。「バスケットボール」は4位にランクインしています。

「野球」「サッカー/フットサル」は10~50代でTOP2となっていますが、どの年代でも僅差という結果に。「野球」は50代でもっとも割合が高くなっています。30~40代男性でみると、僅差ではありますが「野球」を抜いて「サッカー/フットサル」がTOPとなりました。

60代では、1位の「野球」に続き、2位には僅差で「フィギュアスケート」がランクイン。男性と比べて女性のほうが高い割合で、特に50~60代女性では4~5割台と高くなっていました。

「マラソン/駅伝」は、50~60代で高い割合で、それぞれ4位にランクインしました。
「ラグビー」は、60代で5位に入っています。2019年に日本でワールドカップが開催されたことをきっかけに、その年のユーキャン新語・流行語大賞に「ONE TEAM」が選ばれるなど話題になりました。さらに60代では、ランキング外ですが「ゴルフ」「体操」もほかの年代と比べて割合が高く2割超でした。また、50~60代では、全体的に各項目の割合が他の年代よりも高い傾向にあり、観戦したいスポーツが多くあるようです。

男女別にみると、男性のほうが高い割合なのは「野球」「サッカー」「ボクシング/その他の格闘技」。一方女性のほうが高いのは「フィギュアスケート」「バレーボール」でした。

2.今後、やってみたいスポーツ/競技の全体TOPは「スキー/スノーボード」

現在スポーツをしているかは関係なく、今後やってみたいスポーツ/競技について聞きました。

「やってみたいスポーツ/競技はない」という人は、全体で36.3%でした。10代では2割弱でしたが、20代以上では3割超と高め。年代が上がるにつれ、スポーツをするよりも観戦を楽しむ人が増えるのかもしれません。

やってみたいスポーツ/競技の全体TOPは「スキー/スノーボード」で1割超2位以降も僅差で、「バドミントン」「テニス」「ゴルフ」が1割超で続きます。上位4位の結果をみると、すべて1割台で特定のスポーツへの偏りがなく、様々なスポーツに関心がある様子がうかがえます。

年代別にみると、10代では「バドミントン」「バレーボール」「バスケットボール」の割合がほかの年代と比べて高くなっています。10代女性では、「バドミントン」「バレーボール」が人気で、それぞれ2割超の高い割合でした。「バレーボール」は観戦をするのが好きなスポーツでも、10代女性の割合が高くなっていました。10代男性では「バスケットボール」の人気が高く、2割弱でした。そのほかにも「テニス」「サッカー/フットサル」「卓球」も10代では人気があるようです。部活動などの影響もありそうですね。

20代では「水泳」の割合が高く4位にランクインしています。 50~60代では「ゴルフ」が1位となり、60代では16.5%と高い割合でした。女性よりも男性の割合が高く、特に60代男性では26.2%と高い割合となりました。


観て楽しむ、やって楽しむ、スポーツの楽しみ方は人それぞれですが、10代をはじめ若い層ではスポーツ/競技をしてみたい人が多く、年代が上がっていくと、自分でやるよりも観戦を楽しむ人が増えていくようですね。

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【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2022年12月1日~2022年12月3日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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