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LINE NEWS/LINE Searchの未来をつくる新規事業! UGCサービス企画者が、前に進み続ける理由

こんにちは。LINE NEWS/LINE Search採用PRチームです。LINE NEWS編集部、LINE校閲チームに続いて、採用チームも、LINE NEWS/LINE Searchのプロダクト企画に携わるメンバーやプロダクトにかける思いについて、発信しています。

今回は、LINE NEWS/LINE Searchの新規UGC(User Generated Contents)サービスにスポットを当てていきます。LINE NEWS/LINE Searchにおける新規UGCサービスとは何か、というと…。例えば、情報/コンテンツを伝える際に、よりスマートフォンらしい、よりLINEらしい表現やコンテンツのあり方を形にすることであったり、先端のテクノロジーや技術を掛け合わせることで新しいLINEのコミュニケーション体験をつくることであったり。

LINE NEWS/LINE Searchの未来の一端を担っていると言っても過言ではない(!?)、新しいUGCサービスを日々考え、格闘している企画者のお二人、渡邉雄介さん、金林美里さんにお話を伺いました。

渡邉 雄介(わたなべ・ゆうすけ)
SIerの開発ディレクターとして大小様々なクライアントワークに取り組み、2008年にlivedoor(後のLINE)に入社。2015年からLINE NEWSのサービス企画に従事しつつ、2019-2021年は東京五輪の全社横断案件をリード。現在は新規サービス「Article」の立ち上げに携わる。

金林 美里(かなばやし・みり)
2019年入社。前職ではメディアの編集、企画、新規事業の立ち上げ、運用を経験。LINE入社後は、LINE NEWSの独自コンテンツの企画、LINE Searchにおけるナレッジベース領域(人物名/作品タイトル等)のPMとして情報拡充を担当。現在はUGC領域も担う。

― そもそも、LINE NEWS/LINE Searchにおける新規UGCサービスとは、というところから伺ってもいいですか。

金林: LINE NEWS/LINE SearchのUGCサービス企画は、基本的に全て、LINE Searchの独自性の向上を目指しています。その実現方法は様々で、1つは、「LINE内のアセットを最大活用するUGC」があります。例えば、今進行中の企画に「Q&A」があります。これは「今、広尾にいるんだけど、どこかおいしいコーヒーが飲めるところある?」と、誰に聞くのがベストかわからない、必ずしも特定の1人に絞って聞ける内容ではないことを聞きたい時に、「みんな、教えて〜」という感じで、LINEの友だちに向けて聞けるというもの。

金林:「ここがおすすめだよ」と、誰かしら返事をくれたらそれでOKですし、あるいは「私も今、広尾だよ!会おうよ」とそこで予期せぬコミュニケーションが生まれるかもしれない。それで、こういうやりとりを蓄積していけば、ゆくゆくは「広尾 コーヒー」で検索をした時に、「過去に、あなたの友だちがこう答えていたよ」と、個別にカスタマイズされた検索結果が出てくる…という、 LINEのコミュニケーションの新しい起点になりつつ、LINE Searchの独自性にも寄与するものが、「LINE内のアセットを最大活用するUGC」の一例です。もう1つは、 「LINEの内外問わずコンテンツを生み出すUGC」で、先日、渡邉さんが立ち上げた「Article」がまさにそうだと思います。

※2023年2月13日追記
Articleは2023年3月10日をもって、サービスを終了することになりました。
https://article.me/post/63e595c95cc73f1d7773ca18

渡邉:「Article」は、リッチな表現のブログが非常に簡単に、誰でも、すぐに作成できるというのが特徴のサービスです。特別なツールを使ってつくり込む必要もなく、「Article」上のツールだけで、デザインされたかのような表現が実現できるところが強みで、そのツールにもともとこのサービスをつくったNAVERの技術も集約されています。

渡邉:NAVERから今年6月にベータをリリースしたばかりで、LINEはNAVERから業務委託を受けて運営を担いつつ、正式オープンに向けて準備中です。なぜベータから始めたかというと、“LINEならでは”というか、LINEにしかできないものっていうのが、まだ「Article」にしっかり入っていないんじゃないかというところに頭を捻っていて。ベースとしては申し分ないものが出来上がっているので、そこを土台にして、LINEらしさを加えていこうとしています。これが、「 LINEの内外問わずコンテンツを生み出すUGC 」の一例ですね。

ゴールはある。技術力もある。あとは実行するのみ。

― 新規UGCサービスと一口に言っても、「Q&A」のようにLINEならではの「友だち情報」を活用した企画や、「Article」のようにLINE内外問わずに立ち上げるプロダクトがあるんですね。

渡邉:そうですね。目標に対してどうアプローチしていくかのHOWについては、既存のプロダクトという器はあるけれども、その器の中でやってもいいし、そこから飛び出てもいい、そこも決まっていないのが新規の醍醐味だったりします。イメージでいうと、道も何もないところ、荒野にいきなり置かれて、そこから設定されたであろう、どこかに置かれたゴールに向かって進んでいく、みたいな…。

金林:LINE Searchの成長という最終ゴールは、情報の網羅性や正確性ももちろん目指すべきですし、加えて、他では得られない情報がここでは見つけられるという独自性が本当に大事なんですよね。つまり、 UGCサービスの成功が、重要なステップなんです。新しい事業をなんでもやっていいというよりかは、やらなければならない、越えなければいけない壁、というような重要性のあるミッションだと思っています。

渡邉:そのミッションを遂行するための技術力は抜群に高いので、あとは本当にやるのみ、なんですよね。スケジュールやリソースの調整が必要っていう判断はあるかもしれないけど、基本的にできないことはない。技術的にできないから、企画の幅を狭めないといけないと思ったことは一度もない、っていうところは、かなりの強みとしてあると思います。

期待もプレッシャーも大。それでも前に進むためには?

― 周囲から期待される分、プレッシャーも大きいポジションだと思いますが、「前に進み続ける力の源」はどこにあると思われますか?

渡邉:これを言ったらおしまいなところはあるかもしれないんですけど、私の場合は正直、性格的な部分が大きいかもしれない…。人によっては、期待が重圧になったりすると思うんですが、私個人は、それで命を取られるわけじゃないんだから(笑)、やってみたいと思うタイプなので。

金林:性格的な面でいうと、私も期待値が高ければ高いほどやる気になるタイプ。期待される以上のことを成し遂げたいと思うから、困難があっても、それを糧にポジティブに転換しようと努力できると思っていて。あとは、プロジェクトのことを信じられるかどうか、も大きい気がします。これが実現して、みんなが使うようになったら世の中が便利になるし、自分も楽しいと思える、ということを私自身が本当に信じているからこそ、一生懸命やれるというのはあるのかなと思いますね。

渡邉:金林さんの話を聞いていて思ったのは、自分の置かれた環境のままで満足しないっていうのも、前に進む原動力になりうるなと。予想外のプロジェクトにアサインされたとしても、そこで「あーあ」と思わずに、その環境も面白く変える方向に自分を持っていって、モチベーションをコントロールしてるところはあるかもしれないです。とはいえ、さすがに私も人間なので、辛い時もあります(笑)。

金林:ゼロイチで価値を生み出していくというのは、すぐに答えが出るわけでもないし、手間を掛けたから実を結ぶわけでもないので、辛いと思う瞬間も多いものですよね。渡邉さんは、辛い時、どうやって乗り越えてます?

渡邉:「ネガティブ・ケイパビリティ」っていう言葉に最近出会って。19世紀の詩人ジョン・キーツが発見したんですけど、簡単にいうと「事実や理由を性急に求めず、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいられる能力」のことで。今の仕事に大いに当てはまると感じたんですよね。新規企画のような性質のものに対して、せっかちに答えを求めない方がいいこともあるとも言えるなって。

金林:ふむふむ。そのくらいの余裕のある心も、モノづくりにおいては大事だったりしますよね。

渡邉:はい、「我慢」や「諦め」ではなくて、そういう前提の仕事をしているんだという自覚と余裕を持って、回り道や行き止まりをポジティブに受け入れるスタンスが新規企画では特に大事だと思いますよね。とはいえ、時には一気にアクセルを踏んで具体化していく必要もありますし、この「静」と「動」の使い分けはかなり意識していますね!

金林:難しいことをしれっと言いますね(笑)。

渡邉:はい(笑)。ただ、LINEの中で、自分の考えたことのほんの一端でも形になるかもしれないと思うと、それは辛さに勝る場合がほとんどですね!

金林:そうですね。「こうだったらいいな」と考えていることが、本当に空想で終わるんじゃなくて実現できる環境にあるし、自分自身の意志もある、というところは、何があろうともやっていて楽しいポイントかなと、私も思います。LINE NEWSとLINE Searchを、ひいては世の中をもっとアップデートしていきたい、やりたいことがある、という人はチームに加わってほしいです!

photo / Keiko Ichihara

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