Lilimi

Lilimiのオト(Lilimiノート、Lilimiの音)。音声配信プラットフォームv…

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Lilimiのオト(Lilimiノート、Lilimiの音)。音声配信プラットフォームvoicyのチャンネル『英語の語源が身に付くラジオ(heldio)』by堀田隆一先生のリスナーとして日々の配信で感じたことなどを発信していきます。今のところオフ会ルポと化しています。

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  • helwa合宿in長崎、のち博多

    2024年4月12日に長崎で行われたhelwa初の地方オフ会(合宿)の記録です。

最近の記事

英検1級二次試験のこと その3(評価とその考察)

以下の記事のつづき。 英検1級二次試験のこと その1(一次試験合否発表から面接直前まで) 英検1級二次試験のこと その2(面接試験の内容) 先日、2024年度第1回の英検1級に合格した。その二次試験の面接の様子について書き残しておこうと思う。 得点 得点は以下のとおりだった。4つの分野に分けて評価され、各分野の満点は10点、合計で40点満点になる。私の得点は合計27点でおそらくこの回の合格最低点だった。 Short speech

    • 英検1級二次試験のこと その2(面接試験の内容)

      この記事の続き。先日、2024年度第1回の英検1級に合格した。その二次試験の面接の様子について書き残しておこうと思う。 面接官 2人の面接官が並んで座っており、初めに面接官から名前のみ自己紹介があった。外見と名前から判断するに一人は欧米人、もう一人は日本人だった。欧米人の面接官の英語は北米のアクセントだったと思う。ネイティブと日本人のペアで面接が行われるとは色々なところで聞いていたがその通りだった。進行も含めて欧米人の面接官が主に話していた。 スモールトーク 面接官に

      • 英検1級二次試験のこと その1(一次試験合否発表から面接直前まで)

        先日、2024年度第1回の英検1級に合格した。その二次試験の面接の様子について書き残しておこうと思う。このnoteの趣旨とは異なるが、細かい情報をネットで発信している人があまり多くないようなので、これからこの試験に臨む方の役に立てば嬉しいし、自分が後で「こんなこともあったなあ」と振り返ることができるようにする意味でも記録しておく。 日程 2024年度第1回英検の日程は以下のとおり(私の場合。年齢や申込み区分により異なる。) 一次試験     2024年6月2日(日) 一次

        • 第6回helwa新宿オフ会

          2024年6月8日に開催されたhelwaオフ会の記録です。今回のメンバーはすっかりオフ会常連になったlacolacoさん、takuさん、私の3名と、福島からいらっしゃったゆうさん、ゲストに北澤茉奈先生をお迎えして、堀田先生を含め総勢6名でのオフ会となりました。 北澤茉奈先生 北澤先生といえばオーディエンス・デザインをテーマに研究されており、いのほた言語学チャンネルやheldioでも何度か研究の内容についてお話しされている。と同時に、言わずと知れた言語学系研究者ユニット3M

        英検1級二次試験のこと その3(評価とその考察)

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        • helwa合宿in長崎、のち博多
          14本

        記事

          写本を見て古英語を書いてみた

          前回、古英語ファンアートと称したものを記事にしたところ、堀田先生が該当部分の写本をhellogに掲載してくださった。はやり写本は筆跡や前後の文字の繋げ方や大きさのバランスも美しい。本物を拝むことができたので、早速作り直してみた。

          写本を見て古英語を書いてみた

          Procreateで古英語を書いてみた

          この数ヶ月、古英語をカリグラフィー的な感じで表現できないかと妄想していた。当初は現代風の流麗な筆記体で書いてみたいと思ったものの、いかんせん現代の英語で使われていない文字がどんな形になるのかわからないため、そう簡単な話ではない。 この悩み(でもないが)をいつかのhelwaオフ会で堀田先生に相談したところ、パレオグラフィー(Palaeography、古書体学)という学問分野があるということを教えていただいた。この分野の知見を用いて字体や筆の運びから、その書物が書かれた年代や地域

          Procreateで古英語を書いてみた

          第5回helwa新宿オフ会

          2024年5月18日に開催された第5回helwaオフ会の記録です。今回はTakuさん、lacolacoさん、私に加えてゲストとして五所万実先生が参加され、堀田先生を入れて計5人での楽しい懇親となりました。 五所万実先生 五所万実先生といえば、商標言語学の研究者としてheldioに何度も登場されている。いのほたちゃんねるのご出演回では少し改まった印象を受けるが、heldioの方ではリラックスした雰囲気でお話されており、先生の明るいお人柄が存分に伝わってくるように思う。hel

          第5回helwa新宿オフ会

          helwa合宿in長崎のおまけ〜博多での懇親会

          2024年4月12日のhelwa長崎オフ会の翌日、福岡で開催された英語史研究会の大会の懇親会にお邪魔した。アカデミアでもなく、学会の後の懇親会だけ行くって、この人なんなの?と誰もが思うだろう。我ながら大した神経をしていると思う。まあ、人にどう思われようと、はるばる長崎まで足を伸ばしたついでだと自分に言い聞かせ、勢いに任せて参加してきた。 寺澤志帆さん 会場となったのは福岡女子大学。公立大学でありながら、写真のような新しくて洗練されたキャンパスに驚く。 懇親会は大学内のカフ

          helwa合宿in長崎のおまけ〜博多での懇親会

          helwa合宿in長崎 エピローグ

          お散歩さんのお土産 充実のhelwa合宿を終えた翌日、Annaさんと私はumisioさんとみさとさんに長崎市内観光に連れて行っていただいた。 お散歩さんとは前日の夜でお別れと思いきや、この日の朝にAnnaさんが泊まっているホテルにお土産を届けていただいた。私はお会いすることができなかったが、Annaさんが預かってくださったびわゼリーを受け取った。お散歩さん、ゼリーはとても美味しくいただきました。ご馳走様でした。 長崎がびわの産地でもあることをこのときに知る。この県は、

          helwa合宿in長崎 エピローグ

          helwa合宿in長崎 第8章 懇親会

          勉強会終了 勉強会は、貸会議室の時間を予定より30分延長して終了した。時間が余った場合に備えていくつか穴埋め企画を考えておいたが、全くの杞憂だった。 お次はいよいよお楽しみの懇親会だ。プロローグから始まり第7章まで綴ってきたものの、その実、helwa合宿のメインは夜の宴であって、朝からの活動は全て序章のよのうなものかもしれない。 懇親会での話題 umisioさんが予約してくださったお店、大衆割烹樋口へ。このお店がまた小洒落ていて、お料理も一級のものばかり。helwa

          helwa合宿in長崎 第8章 懇親会

          helwa合宿in長崎 第7章 古英語音読

          helwa合宿で古英語音読を行った。こちらはvoicyのレギュラー放送なので、どなたでも無料でお聴きいただける。helwa合宿の楽しさが伝わってくることと思う。ぜひスクリプトを見ながら一緒に音読していただきたい。 全員の発表が終わったところで、貸し会議室の退出時刻までまだ少し時間がある。せっかくなので、もう1コンテンツ拵えようということになった。ちょうどその週に締め切った「”heldioの2024年第1四半期リスナー投票”の結果発表」と「古英語音読」が候補に挙げられる。

          helwa合宿in長崎 第7章 古英語音読

          helwa合宿in長崎 第6章 Annaさんの研究発表

          helwa合宿最後の研究発表、Annaさんの「悩める漱石」の放送と関連資料は以下のリンクから。漱石の苦悩に寄り添うようなAnnaさんのしっとりとした語り口が心地よい。漱石が作った英詩の堀田先生による朗読も聴ける。 研究発表のラストはAnnaさん。テーマは「悩める漱石」。言わずと知れた明治時代の文豪であるとともに英語教師でもあった漱石だが、漱石にとって英語がどんな存在だったかはあまり知られていないだろう。国費で英国留学をするほどのスーパーエリートがこれほどまでに英語に苦手意識

          helwa合宿in長崎 第6章 Annaさんの研究発表

          helwa合宿in長崎 第5章 思いつきから生まれた大ヒット企画「マイ盲点」

          helwa合宿で思いつきから生まれた大ヒット企画「マイ盲点を披露し合いましょう!」。こちらはvoicyのレギュラー放送なので、どなたでも無料でお聴きいただける。放送回に数多く寄せられたリスナーの「マイ盲点」とその解決策のコメントも必読。 私の研究発表が終わり収録のマイクがOFFになった。朝の収録からずっとそうだが、録音を止めた途端にみんな肩の力が抜けて、ぐんと話が盛り上がる。これが例の”収録してないときオモシロ話生まれる現象”か。 休憩中、helwaメンバーの当てどもないお

          helwa合宿in長崎 第5章 思いつきから生まれた大ヒット企画「マイ盲点」

          helwa合宿in長崎 第4章 Lilimiの研究発表

          詳しい内容はリンク先の配信をお聴きいただきたい。資料は下リンクのnote記事でご覧いただける。なお、第2チャプターの20:05あたりからの話で堀田先生が「イッヌ」を連呼して私の笑いが止まらなくなった部分が個人的ハイライトだ。 研究発表「変な音素配列たち」 普段「言いにくいな」「珍しいな」と感じていた単語を羅列しただけの研究発表だ。すっかり旅行気分で長崎オフ会への参加を決めていたが、umisioさん作成のスケジュールを見ると参加者は研究発表をしなければならないとある。かくし

          helwa合宿in長崎 第4章 Lilimiの研究発表

          helwa合宿in長崎 第3章 お昼休みと付近散策

          この第3章はheldioの放送にはない、長崎オフ会のお昼休みの出来事を綴ったものです。 角煮まんじゅうに舌鼓 自己紹介が終わったところで、お待ちかねのお昼ごはんタイム。みさとさんが買ってきてくださった長崎名物「岩崎本舗の角煮まんじゅう」を一同で賞味する。 一口頬張ると角煮が口の中でとろける。初めて味わうご当地デリカシーに感動。はるばる長崎まで来て良かったと感じる瞬間だ。旅の最後にバッチリ自分用のお土産として購入した。 付近を散策〜英語史に侵された人たちの頭の中 お腹も

          helwa合宿in長崎 第3章 お昼休みと付近散策

          helwa合宿in長崎 第2章 自己紹介

          この記事が関連しているhelwaの生配信のアーカイブは以下のリンクからお聴きいただけます(2024年4月のプレミアム限定配信)。また、放送の中で私Lilimiが自己紹介で使用した資料は以下リンクのnote記事でご覧いただけます。 umisioさんの研究発表が終わったところで時刻は正午を少し回っていた。お昼時ということもあり、リラックスして聴けるコンテンツとしてオフ会参加者の自己紹介を生配信しようという妙案が出される。やってみると果たしてこれが大成功であった。小さな貸し会議室

          helwa合宿in長崎 第2章 自己紹介