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N型ASDが語る、N型ASDの辛さについて

私は、Mbtiで言うとN型側の人間です。
その上ASDという、とんでもない組み合わせです。
ADHDの性質が無ければ、もしかしたら自分はS型だったのかもしれませんが、ADHDがそれなりに濃厚なので、私は脳内にいつもNeが渦巻く生粋のN型人間となってしまいました。

Neユーザーの説明↓

創造的で遊び好きです。 外向的直観の強いタイプは、突然、風変わりで奇抜なことを想像したり、それを言葉にして遊び始めます。 このことは、他のタイプからはふざけていると受け取られることがあります。 もちろん、彼らはいつでもこのようにふざけているわけではありません。 この心理機能を利用すれば、いろいろな遊びで、子どもを楽しませることもできます。

結論から申し上げますと、ASDでN型だとこの上なく生きづらいです。

まず、ASDというのは、感覚が少数派な孤独な存在であります。
多数派の感覚からズレてしまう事がしばしばあります。

ASDは、5%から2.5%だと言われています。なので、95%から97.5%が非ASDです。
その為、多くのASDは孤独を感じやすいかと思います。HSPや二次障害があると、尚更です。

その上、私はN型なのであれこれ思考の風呂敷を拡げやすい傾向にあります。

『どうして、私の感覚はいつも少数派なのだろうか?』⇒『多数派で上手く迎合できてる皆が羨ましい』⇒『何で、私だけASDという少数派の種族なんだろう?』⇒『自分は、呪われた存在なんじゃないだろうか?』⇒『このまま、一生少数派の宿命を背負って生きていかなければならないのだろうか』⇒『そういえば、小学校の頃の担任のBBA達のせいで二次障害を併発しあれから自分は自信を喪失し、暗い世界しか分からない人間になった』⇒『自分は、明るい世界が分からず、周りから受け入れられず、孤独に陥った、私の世界観も否定された。』⇒『もしかして、これは前世の業なのではなかろうか?』

のような感じであります。
豊かな想像力が、悪い方向に悪い方向にと広がっていく感覚です。

ASDは薬がありませんし、受け入れでやっていくしかありませんが、N型故に想像力が悪い方面に広がっていき収拾がつかなく鬱の状態に陥ってしまいます。

しかも、N型も少数派の種族であります。

S型になりたくても、それは難しい。
Nを抑えるのは、難しい。
N型ASDの、しかも拗らせた独特な世界観は、見向きもされない、受け入れてもらえない。
多数派の感覚に合わせるのも、難しい。
自分の感覚が少数派だと言う、孤独感と苦しみ。
せめて、ASDを緩和する薬があれば…と、切に願う日々です。

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