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ASD受動型とコミニケーションの失敗談

ASDのある私は、幼少の頃からコミニケーションに苦労してきました。

幼少の頃は、積極的に動き回り、周りに迷惑を掛けてきました。
こそあど言葉の意味も、分かりませんでした。

周囲の白い眼やきまずい反応から、私はだいぶ丸くなり、受動型へと転じました。

人と話すのが怖くなり、自分の殻に籠るようになり、想像力が鍛えられました。ひたすら本を読んだり創作物を書いていきました。


陽キャ側の人間とのコミニケーションに苦労してきました。

陽キャ色の強い方々が近くにいると、強いフラストレーションが溜まります…

彼らとのコミニケーションに緊張が走ります。今まで、仲良くしたことはありません。

興味関心、コミニケーションの仕方が根本的に噛み合いません。

彼等の興味関心は、主に現実的なリア充ネタで占められています。
幸せいっぱいな恋愛話、合コン、彼氏の話、家庭の話、内輪ネタが主な感じがします。

私の興味関心は、宇宙に関するネタや、エイリアンにホラーもの、その他科学ネタや数学など特定の専門分野に関する話、ファンタジーやアニメや漫画、映画などです。時折、空想や妄想などがあります。

私は、陽キャ達の話の何が面白いのか全くもって分かりませんし、私が興味関心を口にした所で、奇異な顔をされてしまうことでしょう。

また、彼等は元気で堂々として声が大きく、マシンガントークをします。
その上、常にキラキラを放ちます。
彼等は、兎に角、キラキラしているのです。
聴覚過敏・感覚過敏でやられてしまうのです。

女性とのコミニケーションにも、苦労してきました。立て続けに転じる話題や店舗の速さ、共感力の違いにより、私の脳はパニックを起こしてしまいました。
私は、狭く深く議論形式、時に意見や解決策を適時挟めるコミニケーションが向いてますが、彼女達のコミニケーションスタイルとは全くもって異なります。

また、私はチームプレーが苦手であり、グループの輪から離れてしまうことが多いです。
その上、協調性がないと見なされやすいと思います。

定着支援で、グループワークの機会がありますが、緊張してしまいました。
場の空気に順応出来ない、積極的になることも出来ないと、苦労の連続でした。

自分の意見を言うのに、苦労してしまいます。本当は嫌な事でも、渋々付き合い、気の強い人からの圧力には、屈してしまうのです。気弱で、勇気がありません。
強いフラストレーションが溜まり、希死念慮にもなってしまいます。

その上、定期的にネガティブになってしまいます。
障害特性から、想像力の弱さと二次障害により、特に生理前から生理期間中は、ネガティブが悪化しやすい傾向にあります。
私は、ネガティブを連発して、気まずく申し訳なくなり友達から身を引いてしまうこともあります。
劣等感と自信の無さにより、今まで沢山友達との繋がりを断ち切っていきました。

その他、無愛想、消極的で周りから誤解されることも多かったです。

ASDは、一生治らない、薬もない、などと言われていますが、それは辛いな苦行過ぎるな…早く何とかなる時代が来ればいいのにな…と、思っています。

唯一の解決策が、理解者の存在かな…?と、思います。

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