しぇんしぇいパパ、ありがとう ①
その1 突然の異変が先生パパを襲う(おじいちゃんとは言わずにドクターの”先生”をつけて先生パパと呼ぶが、ちびちゃんたちには言いにくく、”しぇんしぇいパパ”と”呼んでいました。)
本人はもちろん大ショックだっただろうが、母と三姉妹の娘たちのショックは言葉にならないものだった。
平成9年に産婦人科の開業医だった父が胆管がんで亡くなりました。私はその時いつか、父のドラマのような人生を本にしたいと思っていました。次々とおこることが、ドラマで起こるようなことばかりで、夢の中じゃないか