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闘病記その18

最近の出来事~ご褒美(*'▽')
[2024年3月9日のこと]
私が初めて作詞した詩に浜田真理子さん(松江市在住シンガーソングライター、高校の7つ下の学年。)に作曲していただいた「ヒーロー」のCDを200枚限定で自主制作しました。



もちろん非売品ですが、送った後の反響がすごくてどこで買えるのか?5枚ほしい、など問い合わせが次々とあり、びっくりしました。
車の中で聞く友達からは「毎朝通勤で聞きながら行くんだけど着いたら涙でお化粧は取れてるし、目は真っ赤だし、もうどうしてくれんのよー。」という、うれしい苦情も来ました。
浜田真理子さんに出来上がったことをお知らせすると、「わー!おめでとうございます!作詞家デビュー!よかったですねー!わたしも責任重大でした^_^」というメッセージを頂きました。その、作詞家デビューの言葉に反応して、私のプロデューサー魂に火が付きました。(笑)そして早速【ヒーローCD完成&美穂子作詞家デビューお披露目パーティー】なるものを企画しました。
ということで自分で企画して先ずは浜田真理子さんに「一度遊びにいらしてくださいませんか。リビングを改装して広くしました。ちょうど歌っていただけるスペースを作りました。真理子さんのために。なんちゃって(笑)CD完成パーティーをしましょうよ。」なんて夢のようなことをラインして、いつの日かそんな日が来るといいなーという希望を述べたまででしたのに、9日ならいけますよ、とのお返事に飛び上がるほどびっくりしました。
さてここからはとんとん拍子です。パッと頭に浮かんだのが映画の錦織良成監督の息子さんのピアノリサイタル。
そして真理子さんには3曲歌っていただけるという何とも贅沢なことになりました。
開催前に写真を撮ってもらい、私の挨拶文をお嫁ちゃんの瑶子さんに代読してもらう。自分で書いた文章なのに読み始められるとすぐに嗚咽(音はない)する私。それからずーっと感極まり状態で、念入りに考えた段取りもすっ飛んで、ぐだぐだに(笑)



こうして、2時間のコンサート、披露パーティーが感動のうちに終わる。
動画で生歌ヒーローをお聞きかせ出来ないのが残念です。
この日は午前中にもビッグな歌手ギタリストの来訪があり、その時は笑いっぱなしの、捧腹絶倒の贅沢な時間を楽しませていただきました。山本恭司さん、福島マスターありがとうございます。

高校の先輩の山本恭司さんと福島康祐さん、こうやって私のことを励ましに来て下さる。

浜田真理子さん、錦織監督ご一家の皆様、本当にありがとうございました。また頑張るパワーを頂きました。(^O^)/

この後もビッグなゲストが続いた。
なんと慶應義塾 名誉教授、元慶応大学産婦人科教授、元内閣官房参与の吉村先生が私の顔を見にいらして下さいました。
主人が不在の中、瑶子さんと二人でおもてなししないといけないので、すごく緊張する。先生はすごく優しくフレドリーなかたで私たちの心配はあっという間に吹き飛んで、息子たちの結婚式の動画を次々に見てくださいました。
あっという間の二時間でした。また来ますからね、今度は家内も一緒にこようかなー。」とおっしゃってくださいました。
楽しいひと時をありがとうございました、吉村泰典先生。

そして最後のお客様は初めましての方でした。しかしlineではすでに何回もやり取りしていたので、初めてお会いする感じではなかったです。
この宮本まゆみ先生(鳥取大学医学部保健学科看護学専攻基礎看護学教授)とは不思議なご縁で始まりました。
その前にこの話もしておかないといけませんでした。(宮本先生しばらくお待ちを)

紺野美沙子さんから絵本が送られてきたのが2023年10月のことだった。
美沙子さんが朗読をして広めておられる、広島原爆被爆者の方の実話を絵本にしたものだった。

私は動画を見て、思わず胸が締め付けられそうになり、やはりノンフィクションは伝わり方が違うなーとあらためて気付かされた。
美沙子さんからのラインにも「私一人が朗読するのではなく、多くの方々に語りついで頂きたいと思っています。学校や朗読サークルなどにDVDと台本を無償で提供する活動もしています。是非、松江の皆様にも朗読して頂きたいです。」と書いてありました。
そこで私も微力ながら協力したいと思い、10冊買って松江の縁のある公共施設に寄贈しようと思い美沙子さんにその旨をお伝えすると、10冊なら寄贈させてほしいとおっしゃってくださいました。そこで連名で寄贈することになりました。

それぞれにお手紙を書かせてもらいました。

この写真の他に、私が卒業した県立南高校、息子が卒業した(ちなみに私はPTA副会長や学校評議員を務めた)県立北高校、もう一つの県立東高校は、歴代校長先生に知り合いが二人もいた関係から寄贈させてもらった。
そしたら、それぞれのHPに取り上げてくださり、このことがきっかけとなり宮本先生とのご縁に繋がっていくことになったのである。

さて本題に戻ります。このようにして、寄贈したことがまたさまざまな所で新たな出会いを繰り広げることになった。
まずはビッグニュースを。松江市主催で、紺野美沙子さんをお招きして、この本の朗読会を開催されることが決まった。またしても私の夢がかなったのである。(*^^)v
校区の小学校(息子も卒業生)の6年2組の生徒さんから御礼のお手紙をもらいました。

【中央小学校6年2組の皆さんこんにちは!去年の12月にみなさんからお手紙をいただきました原田美穂子です。(^O^)/
ほんとうならあってお礼を言いたいのですが、それはなかなか難しいことなのでこうやって動画をとることにしました。
皆さんからいただいたお手紙はうちの息子(今年32歳になります。)のお嫁さんに全部読んでもらいました。聞いているうちに感動してうれし涙が出ました。
皆さんからのクリスマスプレゼントをもらいました。ありがとうございました。
息子も中央小学校の卒業生で、なんと皆さんと同じ本田先生のクラスでした。
皆さんが本田先生といっしょに一生懸命に勉強しておられることがよくわかりましたよ。
そしてあんな素晴らしい感想文のお手紙を書けるなんて、びっくり(*'▽')しました。
すごすぎです。👏👏👏
私も皆さんに負けないようにがんばります。お手紙は私のお守りになりました。いつでも見られるようにPDFにしてこの視線入力のパソコンに保存してあります。

皆さんはもうすぐご卒業ですね。中学校に行かれてもますますお元気で、たくさん友達を作って、今の優しい思いやりの気持ちを忘れないで下さいね。応援しています。
本当にありがとうございました。(*^^)v
原田美穂子】
こうしてお返事を担任の先生に託しました。視線入力でお返事を打っているところや頂いたクラス全員のお手紙をパソコンに保存してみているところを動画にして見てもらいました。

こんな風に伝えることが出来、こんな風に感じ取ってくれて、本当に嬉しかったです。
そしていよいよ真打ち登場です。

宮本まゆみ先生(鳥取大学医学部保健学科看護学専攻基礎看護学教授)

以下は最初に頂いたメールです。

「私の息子が松江北高校に通っています。学校からのお便りで「星は見ている」を紺野美沙子様と連名で寄贈いただいたことを知りました。息子にも読んでほしくて(それ以前に私自身が読みたくて)借りてくるように言っております。本は貸し出し中でまだ手元には来ていませんが、今から読むのを楽しみにしています。
また、書籍と一緒に送られたメッセージを拝見し、闘病記のことを知りました。Noteはすぐに読破し、すぐにフォローしました。美穂子さんという一人の人間のストーリーの中にあらゆるものが詰まっていて、頭がついていかなかったところもあります。これは普通断るでしょう、と思うことも断らずにやってのける、その意気込みにまず脱帽でした。同時に、美穂子さんのバイタリティーの強さに心動かされました。さまざまなことに挑戦されてきた行動力と、どんな状況も乗り越えていく力強さに感銘を受けてファンになりました。このような方が近くにおられたとはつゆ知らず。でも、美穂子さんの発信力のおかげで、このたびのご縁につながりました。そのことに感謝しております。」(途中省略)
宮本先生は、主人と同じ鳥取大学にお勤めなので、会われたようでした。

「昨日、原田理事が「美穂子とは、一日いちにちを、今日を最高の日にしよう、と言っている」とおっしゃっていました。誰でもどこかで聞いたことのある言葉なのですが、昨日の言葉の中には本当に重みがありました。今日も明日も明後日も、この日が、美穂子さんとご家族にとって最高の日になりますよう心から願っています。そして、これからも美穂子さんのことを応援しています。次のnoteも楽しみにしています。」
このラインを読んでもう一冊北高に寄付する。
こうして2023年12月25日に始まったlineだったが、ついに御対面する日がやってきました。
先生から思わぬお話を頂戴することに。宮本先生は、「2027年度からコミュニケーションの科目を持つことになっているので、視線入力のことも学生に伝えたい!」と興味をお持ちのようでした。
「看護学専攻1年生の科目です。学生には臨場感を伝えたいと思っています。
お話しを聞くだけでなく、動画を撮らせていただくとか、ご自宅と繋いでライブ配信するとか、いろいろ考え中です」ということで具体的なお話をしに訪ねてみえました。
できる限り精一杯のご協力をさせていただこうと思いました。そして看護師さんたちにしゃべれないということがどんなに不安で恐怖感を持っているのかを知っていただけるいいチャンスになると思った。痛いことをされていてもすぐその場で、痛いからやめてと言えないで我慢しなきゃいけない辛さやもどかしさを知ってほしい。
それと同時に、顔を見て表情を読み取り何を言わんとしてるのかを理解してあげられるナースになってほしいと切に願う美穂子であった。(*^^*)
つづく

次回は私を支援してくれるヘルパーさん、ナースさんなど”チーム美穂子”のことを書く予定です。
追記 最近私は新兵器を手に入れてご満悦。(*^^)v
それは、[アイクラウド]。これに、昔使ってたiPhone6に入っていた写真7000枚をコピーして、この視線入力のPCで見ることが出来るようになった。秘蔵お宝映像も出てきてヘルパーさんたちに受けまくり大爆笑。

母の日に息子夫婦より

     闘病記その18        完





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