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2023年は「食べるを豊かに丁寧に」していきたい〜Zenな食べ方の実践〜

はじめに

一昨年、WisdomCommonsLabというコミュニティで出会った身体ワーク萌え仲間(笑)のももえさんが初出版されました。

ももえさんのプロフィール(書籍より引用)

1991年生まれ。大学卒業後、大手リゾートに入社。ウェルネス事業に携わる。退職後、2年間インドに移住。国立のヨガの学校へ通い、瞑想の先生の家に住み込みで瞑想修行を行う。帰国後は、食に関する事業を行うIT企業で勤務する傍ら、ヘルシー和食の外国人向け料理教室やカフェの経営に携わる。その後、瞑想を土台にした「心がととのう幸せな食べ方(ZenEating®)」を編み出し、起業。忙しい現代人に合わせた、食べる瞑想で年間1000名の心の安らぎに貢献。個人向けのオンラインワークショップは、国内外30カ国に顧客を広げ、アメリカ、イギリス、シンガポールを始めとしたグローバル企業や大学、国際カンファレンスなどから幅広い支持を得ている。

昨年、執筆している時に少し話を聴かせてもらっていたこともあり、予約注文していたのですが一昨日届いて、読んでみました。

内容を試してみた

早速、書かれているエッセンスのうちいくつかを昨日のランチで試してみました。

・食事前に食卓を整頓&布巾で拭く
・食事の偈を唱える

→これは書籍のものではなくハワイ島で経験した独自のやつを唱えました
・食べ物それぞれのにおいを嗅ぐ
・1つ1つの食材の味を感じてみる
・ながら食べをしない

今回やってみたのはこのあたりでしたが、整頓&拭くことで「頂きます」の”磁場づくり”ができ、食事の偈でこの食べ物が目の前に届くまでのプロセスに想いを馳せ、”状態づくり”ができ、まさに心が整うランチタイムを過ごすことができました。

食材に対して感じたのは、豆ってパワフルな食べ物なんだなぁということ。今の私には豆がいいのかもしれない♪(こちらも書籍にそういう視点、問いが書かれていて意識できたことです)

書籍で紹介されている3種類の食欲は「あ〜やっちゃってるなぁ」ドキッとしました(汗)それぞれの意味は何となく分かるはず〜。

(1)心由来の食欲
(2)頭由来の食欲
(3)おなか由来の食欲

何で整ったと言えるの?それって主観じゃないの?

何でこんな項目つくったの?

はい、あえて煽り気味のセルフつっこみを入れています(笑)というのも、冷静に考えて、本を読みました→試しました→本当に整いました!っていう文字面だけ追っていくと、サクラか!?怪しいなぁと思われても仕方ないと思ったからです。

ですので、どういう経験をしてきた人が読んでそう感じたのか?を書いた方がフェアだなと思いました。

私の経験

整う、ということについて。私の過去を振り返ると以下の経験が今回のテーマに関係があるように思います。

(1)20代前半で出会ったメンターがマインドフルネスの実践者であり、心が整うということについて体感覚として知っていた。

(2)25歳の時に、ハワイ島のオーガニックファームで3ヶ月間生活し、ヨガ・瞑想、食事の偈を実際に唱えるという生活を送り、体のセンサーが結果として磨かれてきた。

(3)20代後半の時に、元武道家の方と仕事をした際に、武道を教わり、丹田呼吸、身体操作などをトレーニングし、体が整うということについて体感覚として知っていた。

上記の経験という土台があったので、「整った後の状態」に対する土地勘がありました。

「何だよ、じゃぁ最初からできる奴なんじゃん!」と思われてしまうかもしれませんが、すでに何かしら整った体験をされている方にとっては書かれているワークを行うことでその状態に導いてもらえる、コーチやトレーナーのような存在の本だと思いました。

また、そういった感覚がまだない方も気になるワークを試してみていただくことで感じるものがあるかと思います。

実際に試してみてもピンとこない方はぜひ体験できる環境に飛び込み、誰かの力を借りてその状態を体験することをオススメしたいです。

この本は、それぞれのワークについて著者であるももえさんの誘導音声のリンクが紹介されていて、ガイドのある状態で体験できちゃいますので、自宅がそういう環境に変身しちゃうという特典があります。

私自身、結果として身体感覚をかなり発達させることができましたが、新卒で会社に入社して数年は思考優位かつ自身の感情も感じられない、したいことが分からない(本当は「したい」は感情なので分かる・分からないという思考のことばを使っている時点で矛盾している=罠にはまっている)状態が続いていました。

そして、自分を追い込みすぎてしまう傾向も相まって、うつになりかけたり、体調が悪くなったり苦しい状態に陥っていきました。

その結果、社外に居場所を求めて偶然出会った、感情のことや身体性を重んじるコミュニティという環境に入り、振り切った体験を重ねることで育むことができました(言い換えれば人間性・本来性を取り戻していくことができた)。

そして、しばらくしてから身体感覚は私の人生が充実感で溢れるために不可欠な要素だったと気づいて今に至ります。

当時の仲間、メンター、環境にはとても感謝していますし、だからこそ誰しもにそういうコミュニティ・人間関係を持っていただきたいなとも感じています。

とはいえ、「食べる」についてはなかなか実践できておらず、たまにシーズンがきて意識する→薄れていくというのを繰り返していました。ですが!今回この本との出会いもあるので、気張りすぎず、今度こそ!という所存です。

さいごに

紹介されているエッセンスだけではなく、書籍のイラスト、受ける印象、文体といった要素もあたたかさ・穏やさがなぜか感じられる素敵な空気感を持った本だと個人的には感じました。

他にもさまざまな角度から”すぐに試せる”心が整う・体が喜ぶ食事についてのアレコレを学ぶことができるので、2023年は「食べるを豊かに丁寧にしたい」方、ぜひ手にとってみることをオススメします!

私もこうやってオープンな場で書くことによって自身の健全なプレッシャーをかけ、3日坊主にせず習慣化していきたい所存でありますっ(汗)

最後、いくつかオススメを紹介して終わります

ももえさんの活動の公式HPはこちら。

2月12日に無料オンラインイベントをされるそうです。

私が初めてマインドフルネスという概念に出会ったことについて書いた記事です。

私の人生を変えたハワイ島のオーガニックファームでの気づきについて書いた記事です。


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