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私たちにできることは、3.11を忘れないこと

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2011年3月11日。
おそらく、多くの日本人が
あの日のことを記憶していると思います。

皆さんは、あの日何をしていたでしょうか。

僕は、当時大学2年生。
今日と同じように金曜日。
翌日土曜日は、所属していたダンスサークルの
先輩の卒業イベントで
学校で最後の練習をしていました。

「ちょっと休憩」

同期の人たちが踊っている中、僕は
一人椅子に座って休憩していたときでした。

「…あれ、地震?」
「え、本当?」
「うん、多分…大きいかも」

みんなは踊っているので
揺れを体感し辛かったのでしょう。
しかし、数秒後。

「で、デカいぞ!逃げろ!!」

学校内で響く悲鳴
建物がぐわんぐわんと揺れる音
窓ガラスが割れた音
至る所で何かが崩れ落ちる音

あの瞬間を、忘れることはありません。

そして、この出来事を
忘れずに生き続けることが
未来に生きる人たちへのメッセージ
だと考えています。

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改めて、初めまして。
株式会社ライフストーリー代表取締役兼
ライフストーリー作家®︎の築地隆佑です。
小説を書くサービスで起業して5期目です。
ストーリー作りの専門家として活動中。
詳しい仕事の内容や生い立ちはこちらから。

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僕は、被災者ではありません。
地震の揺れを体感したのもの東京です。

学食にテレビがあったので、そこで
東北の津波映像を見ていた側の人です。

ただ、実家が流されてしまった、という人はいます。
東北のためにできること、を今もなお
継続して活動をしている人もいます。

そんな彼らとは境遇が大きく異なるため
正直な話、僕は1年間365日、毎日のように東日本大震災の
ことについて考える機会はありません

おそらく、多くの人が自分と同じ
考えなのではないかなと思います。
やはり、みんな目の前のことに一生懸命で
なかなか過去を振り返るタイミングもないのでは。

ですが、365日毎日とは言わずとも
今日、1日
この3月11日という日だけは
忘れないように意識するだけでも
僕は違うと思っています。

今から100年後、あの当時を経験した人たちの
99%はこの世から去っているはずです。
覚えていようとしなければ風化し
また同じことを繰り返してしまう可能性があります。

だから、せめて。

「昔、この日にこんなことがあったんだよ」

と次世代を生きる人たちへ伝承させていくことが
今を生きる僕たちの務めだと真剣に考えています。

忘れない。

記憶と記録に残し続ける。
それが弊社の使命でもあるから
余計に感じるのかもしれません。


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