壮麗であると聞いていた南フランス、南仏初心者の旅行法ダイジェスト
イースター休みに突入して2日目の午後、自宅からストックホルム・アーランダ空港へ向かう。18時頃発のルフトハンザ航空に乗るためである。
イースターは7日から始まっているのに何故、6日の晩に発たず8日の晩まで待ったのか?
航空券が比較的安価の日と時間帯を選んだためである。
16時頃、アーランダ空港第5ターミナルのラウンジで早めの夕食を取ろうと、受付嬢に、食事にはどのようなものがあるかを訊ねてみる。
受付嬢曰く、「生憎、今日はあまり利用がないので品薄ですよ。ご覧になってから決められて下さい」
通常の様子を知らないので比較は出来ないが、確かにビュッフェは淋しく感じられた。最後に空港ラウンジを利用したのが羽田空港のブッフェであったため、あまりの差に虚しくなったが、食に関しては食大国日本と比較すること自体が虚しいのである。
乗り継ぎ便であるためニースに到着するのは夜中になる。取り敢えずここで食事を頂いた。
ちなみに以前利用した第2ターミナルのラウンジは、このラウンジよりもかなり充実していた。
フライトは定刻に出発し、エアバスA320型の機種はそれほど揺れもなく、約2時間半後、経由地のミュンヘン到着。飛行機の揺れが苦手であるため、機種はエアバスA321からA319のものを選んで乗っている。今回は、航空会社の都合でこれよりも小型の機種に振り替えられたため、交渉して次の日のA320機種の便に替えて頂いた。
ミュンヘンからも定刻に出発したフライトは約1時間半後、南国情緒漂うニースに到着。
睡眠と朝食を取るだけのホテルに向かう。
このホテルの朝食に関してはあまり口コミが見つからなかったため、期待はしていなかったが、北欧のホテル朝食に遜色を取らぬほどの新鮮さと選択肢であった。ちなみに私は、オレンジジュース二杯、クロワッサン二個、ハム数枚、チキンソーセージ数個、スクランブルエッグ、ヨーグルトにシリアル、フルーツサラダを頂いた。
この日は結局、昼食を頂く機会が無かったため、ここで沢山蓄えて置いて良かった。
ホテルに別れを告げて、車を借り、いざ南仏プロヴァンス地方へ。
最初の目的地はサントロぺ(Saint-Tropez)、女優ブリジット・バルドー出演の映画から一躍有名になり、世界中の有名人およびセレブ達が集まると言う高級リゾート。娘の希望であった。
タイミングを逃してしまい、残念ながらこの街にての昼食は無し。街の中心にあったレストランのメニューをチラッと覗いたら前菜で5000円前後のものもあった。
イタリアでも感じたことであるが、レンタルカーで周る旅行は駐車料金が馬鹿にならない。特にイタリア・フィレンツェに車でいらっしゃる方は、下調べが必要。
その後、2時間程運転して、マルセイユとエックス・プロヴァンス(Aix en provence)の中間点に所在するホテルにチェックインする。
疲れていたので、近くの大きなスーパーマーケットで何かを購入してホテルの部屋で軽く済ませたかったが、そこが閉まっていたため、結局Aix en provenceまで出掛けることになった。
感情、ハプニング等を極力省いた旅行参考記事にさせて頂いているが、すでに長くなってしまった。今後のダイジェストは次回の記事にさせて頂こう。
今後ご紹介させて頂く場所の紹介は、ここでは写真のみにて。
1日3か所という純日本人的な廻り方をしていたので流石に3か所目では疲れ果てていた。
何故、それほど強行に廻ったのか。
南仏の美しい村に関しては公共機関では廻れない土地が多く、車をレンタルして廻るという旅が次回はいつ可能であるかわからない。よって車でしか廻れないところを集中的かつ精力的に廻ったのである。
さらに、娘も私もお互い多忙であり、私の体調も不安定であるため、次回はいつ一緒に旅を出来るかもわからない。
娘達が幼い時は、一緒に旅をすることが難儀に感じられることもあったが、娘達が手の掛からない年齢に達した時は、一緒に旅をするということが難しくなっていた。
そのことをもっと早く悟るべきであった、と思う昨今。
ご訪問有難う御座いました。
このような時勢ですので、これからはなるべく明るい話題を綴らせて頂こうと考えております。この記事は旅行者の目線から南仏を旅する際の考慮点、費用等を語らせて頂いているものです。読み切り記事がモットーですが、今回に関しては次回もダイジェストを継続させて頂きたいと思います。その後、各村に関しての体験談を写真と共に簡単に綴らせて頂く予定です。お付き合い頂けましたら嬉しいです。
参考情報、値に関しては、2023年4月イースター時の情報ですので変わる可能性もあります。
下の記事が本記事の続きとなります。