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子どもによる悲しい言葉
「北欧で生活しています」と言っても、日々の生活は、特に日本と大きく変わるものでもなく。
わたしは今、お給料を頂く仕事はしていませんので、主なルーティンは子育てと家事を中心に回っています。
(ですので、わたしのnoteは子育ての話が多めです)
朝起きて、朝食を作り、お弁当を作り、子どもを幼稚園に送り、家の掃除をし、スーパーで買い出しをし、ゴミ捨てをし、子どもをお迎えに行き、夕飯を作り、シャワーを浴び、就寝準備をする・・・
仕事をしたい、という欲(意欲)がむくむくと湧いている今日この頃です。
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生活ルーティンは日本と変わらないのですが、やはり日々直面する”困難”は海外暮らしならでは。
先日、長女(5歳)から、衝撃的な話を聞きました。
幼稚園で一番仲の良いお友達から、突然『肌の茶色い子とはもう遊ばないで。遊ぶなら〇〇(娘)とはもう遊ばない!』と、言われたそうです。
肌の茶色い子とは、アフリカ系の子たちのことを指していました。
娘の幼稚園は、デンマーク以外にも、かなりたくさんの国出身の子どもたちが通っており、欧米諸国、アフリカ諸国、中東諸国、少数ながらアジア系の国出身の子どももいます。
公立の園ですが、まるでインターナショナルスクールのような多国籍ぶりです。
園の中での使用言語はデンマーク語。
ですが、出身国が同じ子たちは、それぞれの言語で話すこともあり、お互いに、言語や文化の違いには日々接しています。
わたし自身は、この環境自体はとても良いものとしてポジティブにとらえています。
以前、娘の接したカルチャーショックについて記事を書きましたが、これもこれで娘にとっては、よい学びになったはず。
なにより、私たち日本人家族も、デンマークにおいてはマイノリティです。
お互いの文化風習をリスペクトして、違いを学び、取り入れつつ、心地よく生きていくことを日々意識したいと思っています。
当然のことながら、上記のような差別的な発言は、到底受け入れられません。
差別はダメといった単純な話ではなく、なぜこんな発言が引き出されてしまったのか。
家庭での会話なのか、幼稚園の中でそうした声が聞こえてしまったのか。。。
とてもショッキングな出来事でした。
娘にとっても「意味不明」だったと言います。
肌の色ってみんな違うしね~、なんで茶色がだめなの?って思ったよ、と。
友達に同調することも、なかったようです。(ホッ・・・)
「友達を独り占めしたい!」というような、幼稚園児によくある可愛らしい感情ゆえの発言だったかもしれません。
たとえそうであったとしても、肌の色を引き合いに出すのはやってはいけないことだと、そのお友達も学ぶべきだと感じます。
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今のところ1回しかこの発言は聞いていないそうです。
が、娘に、再度差別発言を聞かせてしまうのも嫌ですし、おせっかいながらそのお友達のことも心配になり、近日、幼稚園の先生と本件について話す機会を持つことにしました。
こうした問題に、デンマークの先生たちがどう対処するのか。
そこから私も学びたいと思います。学びは、noteでもシェアします!
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今回もお読みいただきありがとうございました!Tak!
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