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My Story③ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ


ギアをいつ上げていいかわからないワーママの本音

 ワーママとして働くモヤモヤを抱えたまま、どう働くかを考えた時に、子どもはもう一人欲しいという気持ちとの兼ね合いで悩みました。結局、前線に戻って「ママでも一人前の仕事できます!」と強く出たとしても、また妊娠した時には、結局、また戦力外になることが見えているから、ギアを入れるタイミングが難しくて。

 そんな時に、ちょうど2人目を妊娠して。サブの営業担当として顧客訪問もしていた時期だったので、妊娠初期ではあるけれど片道1時間以上かかる顧客の本社に行ってミーティングして、直帰して保育園にダッシュするような生活でした。まだ安定期じゃないから周りにも言いづらいしなと思っていた妊娠7週ぐらい。ちょうどお客様のイベントに挨拶にお伺いして、ホテルのパーティ会場にいたのですが、スカートに血がついていることに気づき・・・。「やばい!」と思って挨拶早々に帰宅して家で休んでいたのですが、出血は収まらず・・・。次の日に病院に行ったところ、「残念ながら流産です」と告げられました。この時のショックは計り知れません。

平日は忙しくても週末は長女とお出掛け!


流産は自分のせい・・責め続けた日々

命を失ったという悲しみと同じぐらい、自分を責めて苦しみました。妊娠初期で同僚にも言っていない時期って周りに頼りづらく、でも身体にとっては大事な時期だったことを悔やんでも悔やみきれません。周りから「一人前に見られたい」、「昔の自分みたいに第一線で頑張りたい」「後輩に負けたくない」そんな自分の身勝手な思いで、無理して頑張っていた自分。体の疲れや精神的に追い詰められていることを、見て見ないようにして、いつも心も体も走り続けていた自分。そのせいで、身体を無理して、流産してしまったと散々自分を責めました。。。

 上司にだけ報告をして数日間仕事を休み、復帰したものの、気持ちが晴れず、気力も体力もなくて。こんな状態でまたギリギリの働き方をするのは無理があると判断し、「お客様対応ではなく、裏方の仕事に徹したい」と上司に相談をしました。結果、営業サポートとしてひたすら見積書・請求書を作るルーティンな仕事を心を無にして続けて、定時には心を無にして帰る、、淡々とやり過ごす時期を過ごしました。「ママとして家庭と両立しながら、やりがいをもって責任も持って働くのって本当に難しい」、これは残業当たり前、頑張ってなんぼ、休むと迷惑がかかる、古くからの日本の働き方のせいなのでしょうか?それとも、ママが家事・育児をするのが風習として残る日本文化のせいなのでしょうか?

そんな状態を解決する術が見つからず、逃げるように再度第2子を妊娠し、淡々と息をひそめて産休開始日までやり過ごし、2回目の育休に逃げ込みました。

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