ママ専門キャリアコンサルタントΙライフキャリアコーチ/NAO

自分らしく生きたいママをサポート!ΙキャリアコンサルタントΙライフキャリアコーチ Ι元…

ママ専門キャリアコンサルタントΙライフキャリアコーチ/NAO

自分らしく生きたいママをサポート!ΙキャリアコンサルタントΙライフキャリアコーチ Ι元駐在妻 ワーママ17年から一転、夫の海外転勤で突然キャリアを失いアイデンティティロスに。コーチングを受けてマインドが変わり、同じようにライフステージの転機に遭遇してモヤモヤを抱える女性を支援。

最近の記事

My Story⑨ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

キラキラ駐妻SNSを見て心が落ち込む毎日  キャリアロスからの無価値感、本音を話せる友だちもいない、子どもとの時間が苦痛、夫へも頼れない、海外生活で外出への不安、、そんなネガティブ感情が同時に一気に溢れてしまい、3か月目は外に出るのも億劫になってしまいました。子どもにDVDを見せてやり過ごして、部屋に籠って音楽をずっと聴く、Youtubeを見続ける、みたいな、やばめな状態に・・。振り返った時に、その頃のことを人生の【暗黒期】と名付けています。  とにかく何も考えずに、"無

    • My Story⑧ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

      退職して専業主婦、自分には価値がないと感じた   仕事をしていないで家にいるという生活が、産休・育休しかない私。その時は、乳幼児の世話で慌ただしく時間が過ぎて行ったし、期間限定だから、という気持ちがあり、児童センターや子連れの習い事などに積極的に出かけていました。でも、望まない退職して専業主婦になるというのは全く感覚が違いました。  「私は会社員という肩書もない、戻る職場もない」、「仕事をしていない自分はなんの役にも立っていない、つまり私には価値がない」、「何も生み出さな

      • My Story⑦ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

        最初の試練は子連れタクシーで病院へ   飛行機がシンガポールについて、夫が先に入居しているコンドミニアムへ移動する時は夜でした。長女の体調がひどい状態のままだし、次女は移動疲れで抱っこをせがむし、車移動も嫌いな子どもたちはタクシー移動に泣くし、もうクタクタのまま部屋へついたのを今でも覚えています。   そして翌月曜日に長女を病院に連れて行かなくては…となったものの、夫は仕事へ。「え?いきなり1人でタクシー移動?どうやって乗ればいいの?」といういきなりの試練。体調悪い長女と

        • My Story⑥ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

          海外で自分も働く?受け入れられなかった打診  育休明けて半年たった時に打診された夫の海外転勤。   仕事を辞めてついていくのか?   それともワンオペで2人育児してワーママ続けるのか? 答えを出せないままボロボロの精神状態で過ごした数か月。12月になり夫に正式辞令が出て、現実的な回答を迫られました。  情報解禁となり、まずは自分の上司に個別に相談。当時の上司は年下でしたが、自信もイクメンでもあり、すごく理解のある方だったので、上司から、「可能かどうかわからないけれど、夫と

        My Story⑨ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

          My Story⑤ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

          夫の海外赴任の打診に、選択を迫られ悩む日々  正式辞令が出たのではなく、海外転勤について内々に打診されたのは9月頃のことでした。2回目の育休から復帰して半年。ようやく新しい職場にも自分の居場所、役割を見つけ出して、2人の保育園をはしごする生活にも慣れてきた頃だったので、素直に受け入れることはできませんでした。休職制度はないため、家族で帯同するためには勤続17年目のこの会社を退職しなければなりません。都内の厳しい保活戦線の中で認可保育園に入れたのに、時短勤務でもできる限り会社

          My Story⑤ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

          My Story④ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

          現実直視から逃れるようにまた資格の勉強に 2回目の育休は、子育ての経験もついていたし、こういう心境に陥るなとか、ここだ大変だなと分かっているから、比較的、心は落ち込みすぎずに過ごせました。でも、1回目の復帰後のいろいろがあっただけに、2回目の復帰後はどんなスタンスで、どう働きたいかは考えなきゃとずっと頭のどっかにそのモヤモヤが残っていて。なのに、またその現実から逃げるように、自分の別の可能性を模索する自分探しに逃げて、資格取得の勉強に没頭・・。 前回はアロマテラピーとベビ

          My Story④ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

          My Story③ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

          ギアをいつ上げていいかわからないワーママの本音  ワーママとして働くモヤモヤを抱えたまま、どう働くかを考えた時に、子どもはもう一人欲しいという気持ちとの兼ね合いで悩みました。結局、前線に戻って「ママでも一人前の仕事できます!」と強く出たとしても、また妊娠した時には、結局、また戦力外になることが見えているから、ギアを入れるタイミングが難しくて。  そんな時に、ちょうど2人目を妊娠して。サブの営業担当として顧客訪問もしていた時期だったので、妊娠初期ではあるけれど片道1時間以上

          My Story③ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

          My Story② ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

          復帰後に待っていたのは"マミートラック”  第一子出産から職場復帰するも、今度待っていた次のモヤモヤは"マミートラック”でした。"マミートラック”とは、母親となった女性が産休・育休から復職した際に、自分の意思とは無関係に職務内容や勤務時間が変わったり、その結果社内における出世コースから外れていったりする事象をさす言葉、とあるページでは定義されています。出世がしたかったわけじゃなかったけれど、ママとして戻ったからこそ、以前とのGAPが多すぎて精神的に苦しむことになったという感

          My Story② ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

          My Story① ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ

          がむしゃらに働いた20代サラリーマン時代  私の人生において、キャリアロスは突然にやってきました。そこまでの長い長いストーリーを言葉にして書いてみようと思います。  地元の公立高校を出て、国立大学に進学し、超就職氷河期をなんとか乗り越えて2000年に某IT企業入社。大学の選考もなんとなく決めて経済学部。就職活動の選択もそのころ3Kとは言われつつも学生には人気だったIT業界。就職活動での志望理由は、「小さい頃に工作が好き」「親が建築家の影響もあり、ゼロから何かを作り上げる過

          My Story① ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ