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もやもやMy Story⑧ ~キャリアロスは突然に~レールから突然降ろされた39歳ママ


退職して専業主婦、自分には価値がないと感じた

  仕事をしていないで家にいるという生活が、産休・育休しかない私。その時は、乳幼児の世話で慌ただしく時間が過ぎて行ったし、期間限定だから、という気持ちがあり、児童センターや子連れの習い事などに積極的に出かけていました。でも、望まない退職して専業主婦になるというのは全く感覚が違いました。

 「私は会社員という肩書もない、戻る職場もない」、「仕事をしていない自分はなんの役にも立っていない、つまり私には価値がない」、「何も生み出さない、生産性もない人間」とまで、思ってしまっていたのです。社会との繋がりがまったくなくなり孤独感と焦燥感、いつまでこの生活が続くのか、先の見えない不安で、心がいっぱいいっぱいでした。

 家にいて、買物に行って、食事を作って、洗濯をして、子どもの相手をして、という生活が、「私は家政婦?」と思ってしまい、その時の私にとってはまったく充実感を得られませんでした。専業主婦が良くないとか価値がないといっているわけでは決してありません。望んでそれを選び、その時間を楽しんだり充実感を得られたりしていれば、全然良いんです。ずっと仕事が生活の中心だったその時の私、夫の海外転勤という栄転の裏で仕事を辞める羽目になったという被害妄想に囚われていた私にとっては、凝り固まったネガティブな思考にハマって落ちていってしまったんです。

子ども達にとっては日本より遊ぶ時間が増えてよかったのかも


ワーママ5年、子どもとの時間の過ごし方がわからない

 長女は日本の学校を知らず、海外が初めての小学校生活なので、逆に日本とのギャップがなくすんなりと馴染めました。一方で、2歳の次女は1年間保育園に通っていたのが家庭保育へ。長女は1歳半で保育園でしたから、2歳の子どもと1日どう過ごしていいか、どう接していいか、が分からなくて、ずっと一緒におままごとして遊んであげるのが辛くて辛くて。ワーママ時代は、保育園からダッシュで帰ってきたら、急いでご飯、お風呂、寝かしつけと分刻みでした。週末は、溜まった家事と次週に向けた買出しと作り置きに追われ、子どもの遊び担当はもっぱら主人の担当。私は子どもと遊ぶということをしていなかったと気付きました。遊び方が分からないんです。かといって、1人で子連れで遊べる場所に行く勇気もなく、子ども同士遊ばせる友達もできず、イヤイヤ期も重なった次女との2人時間に苦痛を感じる毎日でした。

 1年生の長女も、学校の帰りが早く14時半ごろには家に帰ってくるので、それからの時間は2人がわちゃわちゃしていて、喧嘩もするし、カオスでした。長女もずっと、18時半まで保育園生活しか知らないので、夕方お友達と遊ぶ経験がありません。どうやって約束するのかとか、何をして遊ぶのか、未体験なので戸惑いを感じているようでした。それをうまくフォローしてあげられる私の心の余裕もなく、きつく怒ってしまうこともありました。

 既に、キャリアロスでネガティブモードになっている状態なので、2歳児との時間、子ども2人で過ごす夕方の時間は私のストレスとイライラが溜まり、もう爆発寸前。専業主婦2か月も経たずに私のメンタルが危なくなってしまいました。少しずつ、同じコンドミニアム内の同級生と、敷地内で遊びに行けるようになって楽な面もあったのですが、他のママさんたちも付き添っておられて、ずっとママ同士は話をしていて。今抱えているキャリアロスのもやもや、不安、ストレスといった、ネガティブなことを話せる関係ではなく、今一番話したいことを話せないまま、子どもの習い事の話や買物スポットの話などに付き合うのが、私の性格上、逆にしんどかったのを覚えています。

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