マガジンのカバー画像

感想

4
見たもの聞いたものの感想
運営しているクリエイター

記事一覧

『貴婦人の来訪』感想

『貴婦人の来訪』感想

シリーズ
「声 議論, 正論, 極論, 批判, 対話...の物語」Vol.3
『貴婦人の来訪』
Der Besuch der alten Dame

誰かの犠牲と引き換えに
町が豊かになる。

"そんなことはあってはならない"
と言いながらも
少しずつ人々は豊かさに引き寄せられていく。

一人一人の心情の変化、
町の空気感の変化が、
視覚的にはっきりわかる演出で

少しずつ鮮やかで美しくなる舞台上

もっとみる
義足のボクサー

義足のボクサー

登場人物だけでなく
俳優やスタッフの歩み、思い、
その重みがずっしり感じられる作品だった。

8年かけて作った作品。
逆境の中、届けたい思いが粘りを生む。
じっくり機会を待ち、準備しながら
8年信じ歩き続けた。

パッと見、
俳優として羨ましい作品との関わり方だな、
こんなに地元に愛されて理想的な作品だな、
なんて思うんだけど…
今、たくさんの人から愛され輝いているこの瞬間は一部も一部。

尚玄さ

もっとみる
『ロビー・ヒーロー』感想

『ロビー・ヒーロー』感想

自分で自分のチャンスを潰しちゃってる人。

若さ、熱さ、正義感が
絶妙なバランスを壊す。

でもそこには真っ直ぐな思いがある。

組織やコミュニティの中で
誰も指摘しなくなった事…
まかり通っている不正や隠蔽。

飲み込まれたほうが上手くいく。
このままこの状況が続く限りは。

少しずつ少しずつ時代は変化しているけど
自分が生きている間には
きっと大きく形が壊れることはないだろう。
歪みを抱えたま

もっとみる
浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」感想

浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」感想

自分たちの『ロミオ&ジュリエット』は
こういうスタイルだ!

という
貫く強さと思い切りの良さが
とても素敵だった。

こてっこて昭和の大阪スタイルのロミジュリ。

キャクターも表現方法も
イメージ通りの大阪といった感じで。
ユーモアたっぷり。

戸惑いながら大阪の人と仲良くなる感じ

最初は雑多な世界観にとても戸惑う。
芝居のノリの良さ、気風の良さが
まだ温まっていないこちらにとっては
少し後ず

もっとみる