Notionによるプロジェクトのドキュメント管理について
はじめまして!
インフルエンサーマーケティングのLIDDELL株式会社(以下、リデル)でCTOを務めております、大嶋と申します。
リデルではクライアント様のニーズにお答えするため、多様なサービスラインナップをご用意しています。
サービス毎に企業管理画面、インフルエンサー用アプリ、社内向け管理画面など、数多くのプロダクトが存在しており、加えて新規プロダクトの開発も鋭意進行中です。
そのためリデルでは日々様々なプロジェクトが並行して推進されています。
複数のプロジェクトにアサインされている場合や、プロジェクト途中でジョインする場合には早期にそのプロジェクトの全体像のキャッチアップが求められます。
そのような状況ではドキュメンテーションや、情報管理が適切に行われていない場合にはキャッチアップに大きな労力がかかります。
プロジェクトの状況をメンバーが迅速かつ適切に把握することは、そのプロジェクトそのものの成否を分けると言っても過言ではないでしょう。
今回はプロジェクトを管理するため、リデルで行っているドキュメンテーション管理の工夫をご紹介いたします。
弊社ではドキュメント管理にNotionを利用しています。
プロジェクト管理専用のNotionページテンプレートを作成しており、新規プロジェクトのキックオフと同時にプロジェクトドキュメント管理がスタートします。
基本項目としては、達成すべきミッション、メンバー管理、プロジェクトステータスなどがあります。
大きなセクション分けとしては以下の通りです。
Brifing
Sprints
Resources
Meeting Note
以下に各セクションの詳細をご説明します。
Briefing
このセクションではプロジェクトの概要や方針などが置かれ、プロジェクト参加者がまずはじめにプロジェクトの大枠を把握できるように設計されています。
Documentsのサブセクションには、調査資料などプロジェクトを進める中で出てきた様々な資料が配置されます。
Sprints
リデルでは開発タスクをJIRAによって、スクラムチームごとにスプリント計画を立てて管理しています。
このセクションではプロジェクトメンバーがいつでもスプリント状況を確認できるよう、JIRAへの導線を用意しています。
Resources
プロジェクトが進む過程で生み出されるFigimaのデザインやプロトタイプ、Miroで作成したユーザーストーリーマッピング、ワイヤーフレーム、業務プロセスフローチャートなどの成果物を管理しています。
NotionにはFigmaやMiroの埋め込み機能も提供されており、相性の良いツールの組み合わせと言えそうです。
Meeting Notes
ミーティングノートセクションではプロジェクトに関する議事録の管理、またSlackのようなコミュニケーションツールにて仕様や要件に関するディスカッションがあった場合に、後からでもその経緯が追えるようにslackメッセージのリンクを管理しています。
さいごに
利用するSaaSやツールが増えてくると情報管理が散漫になることもありますよね。
散らばった情報を集約する手段としてNotionのテンプレート機能を活用し、共通フォーマットで情報管理することも一手かと思います。
この記事が皆さんが取り組むプロジェクトを円滑に進めるための参考になれば嬉しいです。
それではまた!
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