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【 埼玉西武ライオンズ 】から学ぶ!究極のファンマーケティングイベント『ファン感謝祭』とは?

みなさんこんにちは!

LIDDELL株式会社(以下、リデル)で、Sales担当をしております浅川温哉(あさかわはるや)です。

前回執筆した青春18きっぷに関する記事ですが、大変ありがたいことにnote公式の今日の注目記事やTwitterで取り上げていただきました🎉🎉

◉前回記事はこちら

◉公式に取り上げていただいたのが嬉しくて、スクショとっちゃいました(笑)

こんな風にnote公式に取り上げていただいて、1ユーザーとしてnoteさんへのエンゲージメントが爆上がりした私ですが・・・

いまこのように企業がSNSなどで積極的にユーザー・消費者に絡んでいって、ロイヤリティを高めたり、ファンを増やすといったこと増えていると思いませんか・・・?

リデルではSNSやインフルエンサー活用の次のステップとして、ファンを作りファンの力でビジネスを成長させる「ファンマーケティング」をお客様にご提案・実施させていただくことが増えてきています。

そんな中で今回は、私が究極のファンビジネスだと思っているスポーツ、そのなかでも大好きな野球チーム「埼玉西武ライオンズ」のファン感謝祭『ライオンズサンクスフェスタ2022』をテーマに語っていきたいと思います🦁🦁

今年は本拠地ベルーナドームで行われました。あいにくの天気でしたが、会場はファンの熱気で大盛況!

※ファン感謝祭当日のお写真については、
 しんしんさん ( https://twitter.com/sin_sin_bb64 )
 ゆき🍂さん( https://twitter.com/mochipolli )
 の投稿を転載させていただいております。
 快くご協力いただいた、しんしんさん、ゆき🍂さん本当にありがとうございます🙇‍♂️

◉ファン感謝祭って?

さて、「ファン感謝祭(以下、ファン感)」といってみなさん何を思い出しますでしょうか?

・応援しているスポーツチームがある方は、オフシーズンに行われるもの
・ジャニーズなどのアイドル事務所、最近では声優や2.5次元俳優によるイベント
・TBSが番組改編期に毎年放送している長寿番組、オールスター感謝祭

といったところでしょうか。

芸能やスポーツといった分野で行われることが多い印象ですが、「日頃応援してくれているファンやスポンサーの方々を大切にし、感謝の気持ちを伝えよう」といった運営側の想いが詰まったイベントだと思っています。

※ファン目線で言うと、応援している選手たちが逆に感謝してくれて、イベントに参加してくれるだけで感涙ですが・・・😭

そんなファン感のどんなところが面白いのか。何がファンの心をくすぐるのか。
こういったところを今日は語っていきます🔥

ドームの中はこんな感じ。ドームでありながら、屋根の一部が空いていて野外の雰囲気も楽しめちゃうというのがベルーナドームの魅力の一つ。

◉内輪ネタこそ至高のコンテンツ

ファン感では、様々なイベントが催されますが、ファンしか知らないネタがどんどんでてきます。ファンじゃない人が見たら、ポカーンとなるようなコンテンツもしばしば。

そうなんです、ファン感は「ファンに向けた一年の感謝の場」なので、コアファンが喜ぶ内輪ネタが超重要。
そしてこの「私が知っているコアなネタを、ファンのみんなで共有できる!」そんな雰囲気が大事なんだと思います。

例えば今年のライオンズのファン感でこんな場面がありました。

おそらくこの記事を見ている多くの人には、なにそれ?でしょう。
でもライオンズファンならニヤニヤが止まらない。

同期入団で、ドラフト1位・2位のルーキーかつ、サウスポーの先発投手型というポジションも被っている、本来であればバチバチのライバルの二人のBLっぽい雰囲気は、一部界隈がものすごく盛り上がるネタとなりました(笑)。
※ちーしゅん=すみだちひろ選手の「ちー」くん+さとうしゅんすけ選手の「しゅん」から由来

SNS上でこの場面、たくさん投稿されてましたね。

ちなみにBLネタは野球チームでは鉄板となりつつあり、特に女性ファンの心を鷲掴みにしているんじゃないでしょうか。

またファン感に訪れるファンは、世間一般で知られているスター選手ももちろん好きですが、この選手だけは私が応援しなきゃ!といった気持ちで来られている方も少なくないと思います。

そんな中、TVなどで華々しく映る主力選手より、次世代のスター候補や準主力選手にスポットライトが当たることも多いのがファン感の特徴だと思います。

今回のファン感の企画として、L組・I組・O組・N組・S組の5組に選手が分かれて、様々な競技でチーム対抗戦を行ったのですが、こちらの5選手は次世代スター候補・準主力選手として学級委員長(チームリーダー)となって活躍されていました。

内輪ネタを意識的にどんどん取り入れていく。これぞファン感だと思います。

◉普段見られない選手の”ギャップ”を魅せる

続いて、ファン感の面白いところといえば、選手の普段見られない姿・ギャップを見られることじゃないでしょうか。

例えば、コスプレ、カラオケやダンス大会などなど・・・ライオンズ以外でも各球団がこぞって力を入れているファン感の人気イベントです。
(おそらくTVなどでファン感が取り上げられる時は、この場面を切り取って放送されることが多いですよね。)

ライオンズも今年もやってくれました。それがこちら・・・!

ファンはこの辺りで、今日来てよかったーーーの絶頂に達します(笑)。

いまプロスポーツチームがSNS運用に力を入れていたり、選手が個人でSNS投稿することも増えてきたので、野球をプレイしている以外の選手の様子を見る機会も少しずつ増えてきましたが、さすがにコスプレは見られないでしょう・・・(笑)
普段野球をしているかっこいい姿とのギャップがたまらん!

そしてこのコスプレの場面は、ファン感に来ているファンたちもこぞって写真を撮り、SNSに投稿してくれるので、またそこからチームや選手の情報が広がっていきます

リデルがお客様に提案している「消費の先のマーケティング(消費がゴールではなく、消費の先にあるSNS投稿や価値観の共有が次の消費につながっているというマーケティングの考え方)」をまさに体現しているなーと思います。

◉今年の締めくくりと来年への期待感を作る

プロ野球ではファン感後は基本的にオフシーズンとなるため、ファン感は選手にとってファンに会えるシーズン最後の機会、そしてチームにとってもオフシーズンに入る節目のイベントとなります。

そのためファン感では、今年の締めくくりと、来年への期待感を作っていくことがすごく大事だなと思います。

例えば、今回のファン感で言うと・・・

・今年の総集編映像を流す(劇的な勝利、珍プレー好プレーなど)
・今シーズンで引退する選手によるスピーチ、花束贈呈

・来年からの新ユニフォーム発表
・監督や選手会長からの来年に向けたスピーチ

などですね。

引退選手のスピーチなどは、会場がちょっとしんみりモードになりますが、ずっと応援し続けてきた選手の最後の言葉はファンにとって格別なもの。これもまさにファンのためのイベント、ですよね。

そして最後の最後は「来年もこのチームを応援しよう!」という気持ちにさせてくれ、まるで自分もこのチームの1メンバーのような高揚感を味わえます。

いや〜〜〜来年こそは絶対ライオンズ日本一になりたい!!(心からの声)

◉もしファンじゃない人とファン感にいく場合は・・・

実は今年のファン感。知り合い夫婦を誘って行ったのですが、野球の簡単なルールやライオンズというチーム自体は知っているものの、特定チーム・選手は応援はしていないというお二人。

ファン感というコアファン向けイベントで、初心者に楽しんでもらうのはなかなかハードルが高いかもと思ったのですが、せっかく付き合ってくださったので、なんとか楽しんでもらおうと・・・

 ・選手名鑑を持っていき、同い年・同郷の選手を探して、推し選手を一緒に見つける
 ・イベントに登場するイケメン選手や面白い選手をテーマに、その選手のうんちくを語る
 ・ドームは球場飯が充実しているので、一緒に球場を巡りながらグルメ探索

といった形でおもてなしすると、帰りに「浅川の解説のお陰でめっちゃ楽しかったよー」というLINEが・・・😭 そして来年には一緒に試合を見にいくこともお約束👏👏
(選手名鑑には最大限の礼を尽くしたい・・・笑)

「ファン(=私)が新しいファン(=友人)を連れてくる」というファンマーケティングの真髄を体現した1日になりました。

さて、今回は趣味全開でかなりのボリュームになってしまった気がします(笑)。最後までお付き合いいただいた方、本当に感謝です。

今回、埼玉西武ライオンズのファン感謝祭を通じて、「ファンを作りファンの力でビジネスを成長させるファンマーケティング」の真髄を少しでも感じることができました。
内輪感が熱狂を生む、ですね。

LIDDELLはクライアント様の課題に応じて、こういったファンマーケティング施策を伴走しながらご支援させていただくこともできます!この記事に興味を持ってくださった方が一人でもいらっしゃれば嬉しい限りです!

ではまた!


インフルエンサーマーケティングの
LIDDELL/リデル


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