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会社の業務すべてを一人でこなすフリーランス!日々のお仕事まとめー営業・広報部門編ー


フリーランスカメラマンになって想定外だったことは、様々な業務を1人で行うということ。いや、もちろん分かってはいたけど、分かってはいたんだけども実際やるのとでは大違い。会社員の時は誰かが代わりにやってくれてたのかと思うと、今となっては有り難さが身に染みる。

教えてくれる上司も先輩もいない、自分でひとつずつ身につけていくしかないんや!!というわけで、私のフリーランスカメラマンとしてのお仕事を、会社の部署に例えて細分化して詳しく紹介していきたいと思います。

まずは営業・広報部門のお仕事紹介です!

1.営業部門

フリーランスになることを考えた時に、1番の不安は仕事がちゃんとあるかどうかではないでしょうか?私もそうでした。

残念ながら仕事は勝手に舞い込んではきません。会社員時代は出勤すれば嫌というほど仕事が山積みでげんなりしたものですが、今となってはそれがどんなにすごいことなのかよく分かります。会社ってすげぇ!

私が実践していることですが、大まかにはこんな感じ。
1.積極的に人に出会う
2.いつでも名刺を持ち歩く
3.お客さんとの連絡

1-1.積極的に人に出会う

主な営業方法はとってもアナログで、とにかくたくさんの人に出会うこと。そして”カメラマンをしている”ということを知ってもらうことです。私は人見知りもしないし初対面の人が大好物なので直接人に会って話すのが1番自分をアピールできると思っています。

かといってゴリゴリ売り込むとかではなく、繋がりや信頼関係を地道に築いていくという至極当然のことです。そしてその人がいつかカメラマンが必要になった時に、私の顔を思い浮かべてもらうことが大切。

具体的には、
・興味のあるイベントや講演会などに参加
・ラフなご飯会などを開く
・飲み会にも積極的に参加
などです。あまり仕事という感覚は無くて楽しい範囲でやってます。逆に異業種交流会みたいなビジネス色強めなお堅い会は苦手なので行きません。
誰が言ったか知りませんが、仕事は雑談から生まれる!と信じています。

そんなに過度な期待はせず純粋にコミュニケーションを楽しんで、出会う人全てが将来のお客さん予備軍なんだ〜くらいに思ってれば十分だと思います◎

1-2.いつでも名刺を持ち歩く

私はお仕事の時はもちろん、プライベートでも必ず名刺だけは持ち歩いています。先ほども言ったように出会う人すべてが未来のお客さんになり得るし、いつどんな出会いがあるか分かりません。いざという時に名刺がなくて大きなチャンスも逃しかねない!

特に私は飲みの席でしゃべっているうちにお仕事に繋がるということが多々あります。これを飲み会営業と呼んでいますが(笑)

たまたま隣の席に座った人にも話しかけて一緒に飲んじゃうような人間です(笑)去年から飲み会が出来ないので、つまりは営業できていないということです(白目) 
わりと死活問題!

1-3.お客さんへの連絡

お客さんとの連絡も大事な仕事。日程の調整や撮影場所の相談、撮影の用途やイメージをヒアリングして撮影の段取りをします。案件によってはメッセージだけでなく、対面やオンラインで事前打ち合わせをする場合もあります。スマホをいじっているように見えてちゃんと仕事してたりするので、在宅で仕事してると誤解されやすい部分です。

2.広報/宣伝部門

自分の事業を多くの人に知ってもらための広報も未来のお仕事に繋げる大切な業務!
私がやっている大まかな内容はこちら。
1.SNSの運用
2.ホームページの運用
3.営業ツールの作成
4.取材などメディア対応

2-1.SNSの運用

SNSはInstagram/LINE公式アカウント/Facebookです。

ーInstagramでは主に撮影した写真を投稿しています。自分を見つけてもらうためはもちろん、初対面の方にどんな写真を撮っているかと聞かれた時などに、ポートフォリオ感覚で気軽に見てもらうことができるのでとても便利です。

予約の窓口としてDMも利用しています。初対面の方と連絡先を交換するよりもInstagramをフォローする方がハードルが低く、用事があれば気軽にDMで連絡できるのはかなり重宝します!
実際のInstagramはこちら。


ーLINE公式アカウントの登録者は、私の場合ほとんどが実際に撮影したことのある方なので、Instagramよりもダイレクトに情報を伝えることができます。撮影プランや季節にあった撮影事例を紹介したり、予約の窓口やメッセージのやり取りにも利用しています。

ーFacebookは若い方はもうほとんど使っていないかもしれませんが、30代より上の年齢層ではまだまだ根強く利用されています。特に経営者や積極的になんらかの活動をされている方が自己発信のために利用しているように感じます。

実際に会ったことがある方しか友達にならないので、Facebook内でのコミュニケーションはInstagramより濃いです。撮影した写真はもちろん、仕事やプライベートの様子を投稿しています。なかなか会えていない方でもFacebook上で交流があれば、今何をしているかお互いなんとなく知れるので丁度良い距離感を保てます◎

InstagramとLINE公式はB to C(個人顧客)、FacebookはB to B(事業者顧客)をターゲットにしているという棲み分けを意識しています。私はそんなにまめな方ではないのですが、ある程度定期的に更新してちゃんと活動してますよ〜とアピールすることが信頼度の向上に役立つと思っています。

2-2.ホームページの運用

SNSを見て興味を持ってくれた方にもっと知ってもらうために、ホームページを作成し内容を充実させる必要があります。ホームページの作成はWordPressを利用しています。
実際のホームページはこちら。

また、有料で独自ドメインを取得しています。オリジナルの『○○.com』みたいなやつです。大体は自社名を入れることが多いですね。

独自ドメインのメリットは顧客からの信頼度が高まることと、広告が出ないこと。

ちょっと想像してみてください。
ただでさえ社会的信頼度の低いフリーランスに仕事を依頼しようと思ったら、連絡先のメールアドレスが○○@google.comだとなんとなくちょっと不安になりませんか?(笑)

そしてホームページに行ったら関係のない広告だらけだとその不安はさらに煽られます。目には見えないことですが、信頼度を高めるための必要経費だと割り切りましょう。

人気のドメインほど維持費が高くなりますが、私の場合は大体年間利用料が1,000円ほどかかっています。また、ドメインを使うにはレンタルサーバーも必要になります。こちらは年間利用料が2〜3,000円ほどかかっています。

なんて分かってる風に説明してますが、私自身こうゆうIT系の知識は全くありませんʕʘ‿ʘʔ
最初の立ち上げの時にwebデザイナーをしている先輩フリーランスさんにお願いしました。自分で調べても分からないことは(※なにも調べずにすぐ聞くのはただの迷惑!)恥を捨て身近な分かる人に頼ろう!_φ(・_・

2-3.営業ツールの作成

営業のために必要な名刺、ショップカードなどを作るのも重要な広報業務のひとつ。特に名刺はお金がかかったとしてもデザイナーさんに依頼してしっかりとこだわったものを作ることを強く推奨します!!!

なぜかというと、フリーランスはどれだけ相手の印象に残れるか勝負みたいなところがあるからです。名刺を渡したときに自分らしさやこだわりが出ていると、「名刺かわいいですね!」とか「どこで作ったんですか?」と会話のひとネタになります。会話することで記憶にも残りやすくなります。

名刺にこだわっているのなら仕事もこだわりを持ってやってくれそうだな、という印象を与えられるかもしれません。なんにせよフリーランスにとっての名刺は、自分の代わりに営業してくれるスタッフのようなものなので、思いっきってこだわりを詰め込んでお金かけちゃいましょう◎

2-4.取材やメディア対応

もうひとつの広報業務として、極々たまに取材して頂けたりするので、そういったことに対応したりして表に出ることも仕事のうちです。私が広告塔!ってやつです(笑)

やっぱりメディアの力は大きいです。特に地方はメディア掲載=信頼度UPみたいな感じなので尚更。雑誌などに広告を掲載するととんでもなくお金がかかって個人では現実的な方法ではないので、そんなふうに取り上げてもらえるのは有難いことですね。

あとnoteなどの自己表現も広告宣伝にあたります!どこから私のことを見つけてもらえるか分からないので、間口は広くしておきましょう〜。



以上、営業/広報部門のお仕事内容でした!
これを疎かにするとそれ以外のお仕事がすべて発生しないのでいかに重要か分かります。会社員時代は毎日忙しすぎて、これ以上お客さん来ませんように〜〜(>人<)と思っていたのでもうほんと真逆です(笑)



最後まで読んでいただきありがとうございます。
どんな方が読んでくれたのか知りたいので
少しでも共感・お役に立てばスキしていただけると嬉しいです!
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