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「完璧ではない師」たちが本当の師かもしれない

研究、翻訳、教育、執筆、その他も含めた歩みやフリーランス生活について。
先ほどのつぶやきに追記。

「できるかも?」の思い込みが私を牽引する

自分がこれまでに何かをやってみようと思えたのは、すごい人、スターのような人、素敵で目も眩みそうな人…たちの存在のおかげもあるけれど、
それよりもむしろ「手の届く存在、届きそうな存在」に勇気をもらってきたと思う。大人になってからは特に。

背中をポンと押してくれるのは、誤解を恐れずに言えば「私でもできるのでは?」「私もやってみてもいいのでは?」という壮大な思い込みだ。
知識や経験も豊富なのにそう思わせてくれる「完璧ではない師」たちの存在が、(不完全で、弱くて、歪な)自分にとって大きな力になってきた。

本当に必要なものは、やってみないことにはわからない

偉大な先達の方々にも弱みや対応範囲外の領域はある。
その「穴」に臆せずエイと飛び込んで、そのまま最前線に飛び出してしまう。
自分の勢いと関心に追いついていない部分(知識、技術、経験…)があることは重々承知の上で、
まずは自分にできるところ、できてしまいそうなところだけでも前に踏み出してみれば、そこから新しい道をひらいていけるかも。
穴を通り抜けてみないことには、その先で本当に必要なものはわからない。

とはいえ最低限の予測と装備は携えて、新たに出会う世界や人々への敬意は忘れずに。
(小さな穴から突然飛び出してきた自分が、その世界の蹂躙者とならないように生きたい)
心や生活のどこかに、小さな退避場所を持っておくと安心だ。


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