Satomi Tsuboko|英日翻訳者/科学英語講師/ライター

フリーランス。博士(理学)。訳書『悪魔の細菌』『なぜ科学はストーリーを必要としているの…

Satomi Tsuboko|英日翻訳者/科学英語講師/ライター

フリーランス。博士(理学)。訳書『悪魔の細菌』『なぜ科学はストーリーを必要としているのか』『性と愛の脳科学』『クジラの海をゆく探究者たち』ほか。自分の届けたい本を訳します。共著『遺伝子命名物語』『アカデミアを離れてみたら』 https://tsuboko.stream/

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はじめまして。坪子理美(つぼこ さとみ)です

初めまして。坪子理美(つぼこ さとみ)と申します。 生命科学・科学英語まわりのいろいろなお仕事(英日翻訳/教育/執筆…)をしているフリーランスです。 真面目な文章を書くのにちょっと疲れてきたので、こちらの note でふにゃふにゃとした文を書こうかなと思っています。とはいえ、いきなりふにゃっとするのもどうかと思い、まずは少し真面目に自己紹介を。 ※ときどき追加・更新していきます。 自己紹介・経歴など1986年栃木県鹿沼市生まれ。高校は片道2時間の電車通学(始発に乗らないと間

    • 「初めまして」のABT——4文で自己紹介

      フリーランス 英日翻訳者/科学英語講師/ライター の坪子理美です。 こちらのnoteでは訳書のことやふと思ったことなどをゆるゆると書いています。 今回は訳書『なぜ科学はストーリーを必要としているのか』(ランディ・オルソン著、坪子理美訳、慶應義塾大学出版会)について。 ストーリーの基本構造、ABT『なぜ科学はストーリーを必要としているのか』の核にあるのが、こちらの「ABTフレームワーク」。 1. ____________ 2. And… _________ 3. But…

      • カタカナで覚えた「マーメイド」が mer(e) + maid (海の乙女)だと今になって気づく。 merman っていう言葉があることだって知っているのに、気づかないものです。でも、いつであっても、こうやって何かに気づけるのは面白い。

        • 原書に出会ったのは2016年、Houston, TX …ではなく Austin, TX でのことでした。今も手にとってくださる読者の皆様、店頭に並べてくださる書店の方々に感謝。

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        はじめまして。坪子理美(つぼこ さとみ)です

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        • つぶやき・思いつき・考えごと
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          9本

        記事

          ベビーパウダーから保湿の時代に? 赤ちゃんのスキンケア

          東洋経済オンラインへの寄稿記事が新しく公開されました。 ここ10年ほどで「赤ちゃんのスキンケア」が様変わりしたのをご存知でしょうか? 記事タイトルには「祖父母が知らない」とありますが、いま中学生・高校生のお子さんを育てていらっしゃる現役子育て世代の方にとっても、もしかしたら初耳なのではないかと思います。 今から10年後にはまた新しい指針が生まれているかもしれませんね。

          ベビーパウダーから保湿の時代に? 赤ちゃんのスキンケア

          東洋経済オンラインに記事を書きました。 花粉症による日本の労働力損失は1日2,000億円超? ラテックスアレルギーや昆虫アレルギーなど、職業病・生活習慣病としての側面にも触れています。 「2人に1人がかかる病」の知られざるリアル https://toyokeizai.net/articles/-/801923

          東洋経済オンラインに記事を書きました。 花粉症による日本の労働力損失は1日2,000億円超? ラテックスアレルギーや昆虫アレルギーなど、職業病・生活習慣病としての側面にも触れています。 「2人に1人がかかる病」の知られざるリアル https://toyokeizai.net/articles/-/801923

          アレルギーは社会問題を映し出す鏡:訳書『アレルギー 私たちの体は世界の激変についていけない』(東洋経済新報社)発売に寄せて

          訳書『アレルギー 私たちの体は世界の激変についていけない』(東洋経済新報社)が明日8月28日に発売されます。 発売前に、訳者の私からほんの少しだけご紹介を。 【冒頭部の試し読みができます!↓】 執筆の背景 2015年、医療人類学者として大学教員の道を歩みはじめ、講義に研究、書籍執筆に奮闘していた著者のテリーサ・マクフェイル氏は、突如として猛烈な体調不良に襲われました。 当時、彼女は働き盛りの40代。幾度も細菌感染症にかかり、主治医から耳鼻咽喉科の専門医のもとへと送られた

          アレルギーは社会問題を映し出す鏡:訳書『アレルギー 私たちの体は世界の激変についていけない』(東洋経済新報社)発売に寄せて

          「パドレ・プロジェクト~父の影を追って~」https://padreproject.jp/ 8月31日(土)から新宿で公開。秋以降は大阪、京都、愛知、そして栃木にも。人と人が巡り合い、いつかまた離れる。人生はその積み重ねかもしれないけれど、武内剛氏は離れたものを全力で引き寄せてみた。

          「パドレ・プロジェクト~父の影を追って~」https://padreproject.jp/ 8月31日(土)から新宿で公開。秋以降は大阪、京都、愛知、そして栃木にも。人と人が巡り合い、いつかまた離れる。人生はその積み重ねかもしれないけれど、武内剛氏は離れたものを全力で引き寄せてみた。

          明日7/31まで📕玉川高島屋SC 本館1階 GRAND PATIOにて、訳書『CRISPRってなんだろう? 14歳からわかる遺伝子編集の倫理』が展示されています。手に取ってご覧ください。 https://takashimaya.co.jp/tamagawa/sc/library-art/ 「テクノロジーとSF」選書:幅允孝さん

          明日7/31まで📕玉川高島屋SC 本館1階 GRAND PATIOにて、訳書『CRISPRってなんだろう? 14歳からわかる遺伝子編集の倫理』が展示されています。手に取ってご覧ください。 https://takashimaya.co.jp/tamagawa/sc/library-art/ 「テクノロジーとSF」選書:幅允孝さん

          【訳書近刊!】『アレルギー 私たちの体は世界の激変についていけない』(東洋経済新報社)

          訳書『アレルギー 私たちの体は世界の激変についていけない』が2024年8月28日に発売予定です。 本の情報『アレルギー 私たちの体は世界の激変についていけない』テリーサ・マクフェイル著、坪子理美訳(東洋経済新報社) 2024年8月28日 発売 定価 3,080円(税込) ISBN:9784492047774 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784492047774 『アレルギー』紹介父の死。医療人類学者としての歩み。自身の体調不良。全て

          【訳書近刊!】『アレルギー 私たちの体は世界の激変についていけない』(東洋経済新報社)

          7/14「サイエンスZERO」に訳書『悪魔の細菌』の原著者お二人が登場予定!

          2024年7月14日放送のNHK「サイエンスZERO」に、訳書『悪魔の細菌 超多剤耐性菌から夫を救った科学者の戦い』(中央公論新社)の原著者ご夫婦が登場予定です。 番組情報NHK サイエンスZERO 薬剤耐性菌への切り札!? 最新医療“ファージセラピー” 初回放送日:2024年7月14日 番組予告編 こちらの予告編には、妻ステフ(ステファニー・ストラスディー)さんの奮闘により生還した夫トム(トーマス・パターソン)さん(「パターソン症例」の患者ご本人)の姿が。 どんな本

          7/14「サイエンスZERO」に訳書『悪魔の細菌』の原著者お二人が登場予定!

          選挙のちヘアカットの週末。たまにしか行かない表参道/原宿に足をのばしてみたら「ハラカド」が出来上がっていた。できたばかりなのに100年後のディストピア感も覚える不思議な眺め。

          選挙のちヘアカットの週末。たまにしか行かない表参道/原宿に足をのばしてみたら「ハラカド」が出来上がっていた。できたばかりなのに100年後のディストピア感も覚える不思議な眺め。

          東京都現代美術館 「翻訳できない わたしの言葉」展、よかったです。東京近郊にいらっしゃる方ぜひ。2024年7月7日(日)まで(明日!)。 自分の仕事や経験にも重なる部分だらけで、それこそ言葉にはまとめきれないのですが…。 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mywords/

          東京都現代美術館 「翻訳できない わたしの言葉」展、よかったです。東京近郊にいらっしゃる方ぜひ。2024年7月7日(日)まで(明日!)。 自分の仕事や経験にも重なる部分だらけで、それこそ言葉にはまとめきれないのですが…。 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mywords/

          届き続ける訳書と物語の力(『なぜ科学はストーリーを必要としているのか』)

          7年前の訳書に新鮮な感想が届く 先日こんなことを書いたそばから、また『なぜ科学はストーリーを必要としているのか』(ランディ・オルソン著、坪子理美訳、慶應義塾大学出版会)の感想を読者の方からいただいた。 2017年に初版が出たこの本、最近になってもあちこちでご紹介いただき(研究者・大学教員の方から実業界の方まで)、企画を出版社さんに持ち込んで翻訳した私としてはありがたい限り。 非常勤講師を担当している学校で、新入生から「この本、何度も読んでました!」と教えてもらう嬉しい驚

          届き続ける訳書と物語の力(『なぜ科学はストーリーを必要としているのか』)

          久しぶりに10時間近くの睡眠!(蒸し暑さで一度起きてしまいましたが) よく寝た私は「顔つきからして違う」そうです(家族談)。 https://note.com/lhimishi/n/n6ba7ff13b313

          久しぶりに10時間近くの睡眠!(蒸し暑さで一度起きてしまいましたが) よく寝た私は「顔つきからして違う」そうです(家族談)。 https://note.com/lhimishi/n/n6ba7ff13b313

          「子守唄」の作曲を個人で依頼してみた経験について、Musica Terraさんに記事を書きました。 https://musica-terra.com/2024/06/22/lullaby-composition-commission-1/

          「子守唄」の作曲を個人で依頼してみた経験について、Musica Terraさんに記事を書きました。 https://musica-terra.com/2024/06/22/lullaby-composition-commission-1/