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普遍的なwonder

一度日記を全部消してからの久々の日記。撮り溜めたやり場のない写真を少々まとめる。

よく思うことがある。奇を衒ったことをしようにも日常の生活圏からはみ出そうにもなかなか出来るもんじゃない。少なくとも自分はそう。それは距離的にも心理的にも金銭的にも。

自分を含めただ平凡にそこに在るだけの人も場所も外野から見たら全く思いもよらない別の景色に写ってたり、今の自分のいる範囲すら何処かの誰かにしてみればなんて妄想していると少し不思議な気分になる。その地に根を張る一1人の人間として内側から見る範囲すらまだ知らないことはあって発見がある。日々物事は変化してる。だから面白い。


三浦の岬

草木を分けて歩いていると気分はストレンジャーシングス。真冬の早朝のまだ陽が上がって間もない時間帯で人ひとり居なかった。聞こえてくるのはトンビの甲高い鳴き声と波と風の音だけ。


東京の灯り

まだ多くの人がマスクをしてた頃の写真。相変わらずの人の波と派手なネオン。世界一の人数が行き交う交差点の活気もこの時は平常通りだった。


冬ノ色

自分にとって冬を思わせる色。白や薄く伸ばしたような青や半透明。そんな景色があると息つく間も無くシャッターを切ってしまう。


仙石原 五百羅漢の森

鬱蒼とした山林に佇む羅漢像。生き生きとした木々や澄んだ綺麗な空気が心を落ち着かせる場所。反面、羅漢達からの視線を感じざるをえない。どこか内なる煩悩を見透かされてるかのような感覚で背筋が伸びる。


夜横浜

特にこれといった用も無く歩いていても目に留まる瞬間が街へ行くとある。特に夜の横浜のネオンと行き交う車の残像が時に絵になる。こういう写真が結構好きだったりする。


ひとと波|湘南

地元や県内の人間にすれば見慣れた海の風景。そして観光客の群れから逃れる術を知っている。友達や家族で行く海も良い。でも時に1人海に来て何をするでもなく徐ろに波を見つめていたいことも人ならあったりする。


湘南陰陽時間帯

日中の明るく陽の光が降り注ぐ砂浜と打って変わって朝夕では違った顔を覗かす。センチメンタルに似た少しダークな雰囲気すら感じるときがある。個人的に好きな景色の陰影。色が光が影が混ざる。


桜の夜

説明不要の美しく愛らしい国の花とその夜。普遍そのもの。


其々

それぞれの情。友情、恋情、愛情、哀情。


天象

天気の悪い日は無い。嵐であろうと不可欠な自然現象に違いない。そして変わった天気が好き。地理上の理由なのか何なのか大雪や大洪水や巨大台風といった超自然現象をお目に掛かることはほぼ無い。恵まれてることなのだろうけど正直複雑な気持ち。趣味とは言えカメラが好きで写真を撮る身としては憧れみたいなものがあるのも事実で、雷が鳴ったり嵐が来る度ただただ無我夢中にシャッターを切ってしまう。

何気ない日常なんて無い。おしまい。


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