幸せの形は人それぞれに違う【幸せかどうかを決めるのはその人次第】

　こんにちは。江夏です。

幸せの形は人それぞれに違います。

あなたが幸せだと感じることであっても、他の人が同じように幸せだと感じるかどうかはわかりません。

今回は「幸せの形」について考えてみました。

幸せの形は人それぞれに違う

　幸せの形は人それぞれに違います。

これは、好きな食べ物に似ていると思いました。

好きな食べ物も人それぞれに違います。

大好物が焼肉だという人もいれば、お寿司が好きだという人もいます。

焼肉が好きだという人に

「お寿司の方が美味しいに決まっている」

というのは、おかしな話です。

また、その時々の自分の状態によっても「幸せの形」は変わるものです。

焼肉が好きだけど、今日は何よりも、うなぎが食べたいという人もいれば、絶対に天ぷらだという人もいるでしょう。

あなたにとっての幸せはなんでしょうか？

お金がたくさんあること？

モテモテであること？

健康であること？

もちろん、これらのことは全てが満たされていればいるほど幸せであることは間違いないでしょう。

幸せ　＝　欲望

と定義すると、幸せを深く追求すればするほどに、キリがありません。

幸せの形は人それぞれに違う、というのはもっと細かい部分にあると思います。

例えば、

Aさんにとっての幸せは、大好きな家族に囲まれて、ゆっくりとした時間を過ごすこと。

Bさんにとっての幸せは、莫大な富を築き、夜な夜な六本木や麻布へ繰り出し、浴びるように酒を飲むこと。

それぞれに「幸せの形」は違うので、

AさんがBさんに「家族を作れ。幸せだぞ。」と言っても、あまり響かないかもしれませんし、場合によっては余計なお世話だと感じることでしょう。

逆に、BさんがAさんに「もっと金を稼げ。家族は嫁に任せて、毎晩派手に遊びまくろう」と言ったとしても同様のことが言えると思います。

繰り返しになりますが、幸せの形は人それぞれに違います。

これをしっかりと理解していないと、トラブルになってしまうこともあります。

それは「余計なお世話」になってしまうかもしれないということです。

良かれと思っての発言であっても、相手をイラっとさせてしまうこともあるでしょう。

一人でいる時間に幸せを感じている人に対して、「もっとたくさんの人と触れ合うべきだ」と言えば、それはありがた迷惑になってしまいます。

ビジネスにおいても、不安をあおり、「幸せの形」を押し付けるのをよく見かけます。

前述しましたが、幸せを欲望とするならば、求めるものはキリがなくなってしまいます。

家族や仲間との時間を犠牲にしてまで、金を稼ぐことに時間を費やすべきなのか？

大切なお金や時間を犠牲にしてまで、人付き合いをしなければならないのか？

あなたにとっての幸せとは何か？

今現在、幸せだと思っていることにもしっかりと目を向けてあげられると良いですね。

幸せの形を強要するのは意味がない

　私は以前、多くの人から認められ「すごい」と褒め称えられることに幸せを感じていました。

今もそのようなシチュエーションになれば、嬉しいと思うかもしれません。

しかし、それを以前のように、今でも「幸せ」と感じるかどうかといえば、正直そこまでは思いません。

したがって、

「◯◯しないと、たくさんの人に認めてもらえないよ」

と誰かに言われたとしても、たくさんの人に認めてもらうことに強く幸せを感じるわけではない私にとっては、あまり響く言葉にはなりません。

むしろ、余計なお世話かな。

幸せの形は人それぞれに違うということを理解していない場合

「幸せの強要」をしてしまうことがあります。

これは、自己満足にしか過ぎないと思います。

非行少年の未来を案じて「◯◯すべきだ」と言うのとはわけが違います。

誰かに迷惑をかけたりして、負の連鎖を作っている状況を改善することと、

それなりに幸せを感じている人、満足している人に対して、見当はずれの幸せを押し付けるのは、また別の次元の話です。

幸せの形は人それぞれに違うということをしっかりと理解する必要があります。

幸せの追求の仕方についても人それぞれに形が違う

　幸せをどんどん追求していかなければ、ダメだと思う人もいるかもしれません。

人によっては、現状維持を「良くないこと」だととらえる人もいるので仕方がないかもしれません。

しかし、幸せの追求に関しても、人それぞれに形が違います。

猛スピードで成長を求める人もいれば、無理をすることなく自分のペースで成長をしたい人もいるでしょう。

「このままでは人に迷惑をかけてしまう」という場合をのぞいては、人生の歩み方も人それぞれのスピードで良いと思います。

幸せの形を、誰かに言われたから、急かされたから、と無理に変える必要はありません。

あなたはあなたのペースで、あなたの求める幸せを。

そして、相手は相手のペースで、相手が求める幸せを。

多様性を理解し、いろんな幸せの形があることを知るべきですね。

✅　幸せの形は人それぞれに違うということを理解する

✅　幸せの形は人それぞれに違うので、それを強要しないようにする

これからも一緒にレベルアップしていきましょう！

最後までご覧いただきありがとうございます。

江夏 岳