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客室乗務員になるための英語勉強法【TOEIC編】

英語ができない人でも確実にスコアアップする方法

客室乗務員になりたい人に避けては通れない英語力。

国内の航空会社であっても、

・TOEIC 600点以上

・英検2級以上

といったように採用面接を受ける前の段階で、採用条件に設けられています。

当然、外資系の航空会社ですと更にレベルの高い英語力が求められます。


得意な人はいいですが、英語ができない、苦手という人もいるでしょう。「私は英語ができない、話せないから客室乗務員になれぬぁ~い(ノД`)・゜・。」と嘆いているそこのあなた、大丈夫です。その問題は改善できます。

今回は英語ができないと苦手意識を持っている人や、これからTOEICのスコアアップを伸ばしたいという人に向けて効果的なやり方をお話します。レベルとしては、初級から600~700点へスコアアップしたい人向けの内容です。

結論からお伝えすると、

①早めに英語勉強を始める

②1冊だけでOK!効果が出るテキストを使って何巡も繰り返す

③継続すること

の3つのポイントです。


では、1つずつ解説していきます。




英語ができない人でも客室乗務員になれる

①早めに英語勉強を始める

英語の勉強は自分のタイミングでいつでも始められます。例えば4年大学に通っているのであれば、1年生のうちから英語の勉強を始めてTOEICや英検の資格を取得する。現在高校生で短大の進学が決まっている場合には今のうちから英語勉強を始める。語学は1日で成果が出るものではありません。早めに英語勉強に取りかかることをオススメします。


採用活動は各航空会社が決定し、毎年必ず何月に行うという確約がありません。(新卒ですとだいたいの目安となる時期が決まっている場合もありますが)

特に外資系航空会社や既卒採用を行う時は不定期で採用が発表されます。そんな不意に出た時に、いつでも採用試験にエントリーできるよう準備をしておくことが重要になってきます。


大学3~4年生の就職活動が始まる時期には、エントリーシート(履歴書・職務経歴書・カバーレター・レジュメ)の作成から、写真撮影、面接の練習、筆記試験の対策など他にもやることが沢山あります。そのような時に英語の勉強に時間を取られて肝心かなめの採用試験の準備ができないのでは本末転倒です。


②1冊だけでOK!効果が出るテキストを使って何巡も繰り返す

効果が出る=自分に合ったテキストを使うことです。やみくもに選ぶのではダメ、スコアアップの数字が着実に上がるテキスト選びと使い方を知ることがポイントです。

本屋さんに行くと星の数ほどズラリと並んだ英語学習の本やテキスト教材。真剣に選ぶだけでも1~2時間かかりそうですよね(^^;)

テキストを選ぶポイントは

・見やすいもの

・頭に入ってくる(理解しやすい)もの

・自分の英語レベルに合っているもの

です。


ちなみに私の経験談ですと、4年大学に通い1年生から英語勉強を始めました。早めに英語勉強することをススメておきながら大変恐縮ですが、本気になって取り組んだのは2年生の頃です(;'∀')いやはや。

そしてお恥ずかしい話、英語勉強を始めた当初のスコアは495点でした...。悲惨です。

本気に取り組んでからは、

530点➡600点➡740点

とスコアを伸ばして行きました。

その時に実際に使っていたテキストが


キム・デギュン氏による『TOEIC Test 正解が見える』です。

各Partごとに問題の特徴を分析し、解答の仕方をわかりやすく教えています。初心者でもすぐに使える秘策が満載のテキストです。TOEICは問題量が多く時間が限られています。そのため、いかに各Partごとの特徴を捉え、効率よく解答を導き出すかがスコアアップするための重要な鍵になります。TOEICでスコアアップを狙うなら、解答するテクニックが必要なのです。

全文を読んでいては時間切れとなります。各Partの特徴を知り、見るべき箇所を見て要点をつかむ、そんなスピード感と瞬発力が必要になってくるのがTOEICの特徴と言えるでしょう。

そしてこちらのテキストにはCDが付いており、頻繁に出てくるイディオム(熟語)やフレーズが集約されています。私はこのCDを朝の支度時や、外出時の移動時間に反復して聞いて毎日の生活に組み込みました。

この本1冊だけでも真剣に勉強すれば300点のスコアアップは確実に見込めます。私も実際にこの本だけで250点近くのスコアアップをしました。勉強期間としては1年半です。(TOEICの試験日スケジュールの都合を含めて)


今思えば恥ずかしいですし、ブログで公開するのも正直ためらいましたが、495点という低スコアから客室乗務員の採用試験にエントリーできるくらいまで伸ばすことができたのです。

皆さんも自分に合ったテキスト、できればモチベーションが上がるものを使って下さい。最低でも続けられるもの、テキストを開いた瞬間閉じたくなるものはNG((+_+))です。


何を選んでいいかわからない人は、上記で挙げた「TOEIC Test 正解が見える」著 キム・デギュン氏を使って勉強してみて下さい。この1冊だけでも、真剣に取り組めば必ずスコアがアップして数字として表れます。私が実証済みです。

③継続すること

最後のポイントは、やはり最終的にものをいう「継続は力なり」に尽きます。

英語に限らず語学習得をするためには、1日1日継続して積み上げたものが成果として現れます。ですので、逆の捉え方をすると毎日の生活に取り入れてしまえばいいのです。

・好きこそものの上手なれ

・やらざる得ない環境に身をおく

人間はこの2つのシチュエーションで上達すると言われます。


そうです、やらざる得ない環境を自分で創るのが手っ取り早いです。

具体的には、

・携帯の操作モードを英語に切り替える

・メモをする時に英語で書いてみる

・テレビを英語音声で聞く

・外国人の友達と出かけてみる

・外国人が在籍するところでアルバイトや仕事をしてみる

・朝の支度で聴いていた音楽を洋楽にしたり、TOEICの音声にする


これ以外にも沢山あります。上記で挙げた具体例は実際に私が実践していた内容です。


小さなことからでいいのです。

大きなことをやろうとするのではなく、一つずつの積み重ねが確実に、着実に、あなたの英語力を伸ばして行きます。一見遠回りのように見えて、実は一番の近道なのです。

英語はあくまでコミュニケーションをとるツールと心得よ

英語ができない人でも確実にTOEICのスコアをアップする方法をおさらいすると、

①早めに英語勉強を始める

②1冊だけでOK!効果が出るテキストを使って何巡も繰り返す

③継続すること


この3つのポイントをつかんで勉強を進めるだけで格段に効果が上がります。そして数字として成果が出てきます。加えて、

・実践問題をこなすこと

が嬉しい成果を出す良い追い風になるでしょう。

こちらも実際に私が使っていた『実践模試 TOEIC Test 正解が見える』です。


インプットした知識をアウトプットすることで実際の試験の形式にも慣れることができますし、実践問題で自分の苦手なPartを炙りだすことにより強化できます。本番の試験により充実したコンディションで臨めるのです。


最後に一つ、①早めに英語勉強を始める とお伝えしましたが、そんな時間はない、もうすでぶっつけ本番!という人は、気づいた時点から始めることでも十分成果は出せます。「思い立ったが吉日」今日からさっそく取りかかりましょう。


そして本来、英語=語学とは、コミュニケーションを取るツールにすぎません。但しそれを目に見える数字で証明しなければいけないのが、航空会社の採用条件に課せられているのが事実。英語の勉強で煮詰まったり、スコアが伸び悩んだ時は、何のために英語を勉強するのか今一度思い起こしてみて下さい。


自分が目指すもの、客室乗務員になりたいから...。 ですよね?


実際に客室乗務員になると沢山の試練が待ち受けています。英語の勉強でくじけていては、やっていけませんよ~ぅ(/・ω・)/


落ち込む時もあっていいです。

ただ、自分のできなさや失敗も前に進む糧にして、最終的には前向きに捉えられる心の練習をして行きましょう。客室乗務員になりたいのなら、前向きさが必要ですよ。


今回お話した学習方法はどなたでも有効に活用できますので、ぜひお試し下さい。


最後に、客室乗務員になるための英語勉強法【英検編】  の記事も書いていますので、よろしければ参考にされて下さい。

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