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想像力と優しさ

こんにちは、Mimiです。

今回は国という概念と
『想像力』についてちょこっとだけ。

アゼルバイジャン人の友人がいます。
首都バクーでは、この間までの
アルメニアと戦争によって
コロナ感染が拡大したそうです。

戦後に兵士をお礼見舞いするしきたりがあり、人々の家を行き来する人が増えたそうです。
友人もご家族を失ってしまったそう。

切ないですね。掛ける言葉もありません。

でも海外なので、
共通のアルメニア人の友達もいて、
アゼルバイジャン人とも
みんなで仲良くしています。
ミクロの世界はそれなりに平和です。
海外にいると、国という概念について
考えさせられます。


周りには
2、3カ国の血が混ざった
ハーフの子もいれば
難民申請して生活している人もいます。
戦争で両親を亡くした子もいれば
複雑な事情で国を追われた子もいます。

日本に複雑な思いをもつ家族を持ちながら
私のことが大好きな中国人の友達もいます。
いまだに日本が島国だって知らない
ヨーロッパ人の友人もいます。

みんな宗教が異なる中
食べられないものを聞き合いながら
ホームパーティーをしたりします。

相手の状況も知り尽くすことはできないし、
自分のことを相手に知ってもらう事も
限度があります。
知識や教養もそれぞれ異なります。
誤解も多くあると思います。

それでも、いい関係って築けるんですよね。

他人を思いやるというのは
常に想像力を必要とします。

もっと言うと、
他人に関する『優しい関心』があると
うまくいきます。

相手は辛いだろうな…
相手も悪いと思ってるだろうな…
相手も複雑だろうな…
相手はただ知らないだけなんだろうな…
これって相手にとって大事かな…?

自分とはまったく異なる立場にいる人が
そこら中にいる海外生活では
そんな目に見えないスキルが
より試されます。

もちろん、外国人であっても
自分の国や文化しか理解できず
相手のことはなかなか
理解できない人もいます。


でも想像力と『優しい関心』があると

相手の状況に寄り添い
相手の話を聞いて
自分が見たことのない世界にいる相手の
気持ちに共感する事ができるように
なってきます。

経験上
多くの人は
時間をかけて話すと
誤解をわかってくれます。

いっぱい時間をかけることもあります。
でもケンカをする必要は
まったくありません。

自分も含めて
知らないことって多いです。

誤解してしまっていることも
早とちりしてしまっていることも
メディアを信じてしまっている事も。

ちょっとだけ異次元の世界を
一緒に体験する感じです。

自分が相手を思いやり
相手も自分も思いやる。

そんな関係が海外の
ミクロの世界にはたくさんあります。

そんな想像力がないと
世界的な情勢や複雑な事情で
うまく関係が気づけなくなってしまいます。

でも、ちょっとした想像力と
優しさがあるだけで
心が世界中の人と繋がれます。

人間の感情は、
嬉しかったり
悲しかったり。

海外はメディアで言われるほど
異なる場所ではなくて
人間ってどこも似たり寄ったりなんだなと
思える場所です。

だからなんだって感じですが
ただそれだけです。

へえ〜って感じに思って頂ければ
嬉しいです。

優しい世界が待っていますように。


今回はこれで終わりです。

へえ〜と思った方は
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