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チン久保の読書感想文

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ただただ平凡な読書感想文
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「寝ずの番」 中島らも

「寝ずの番」 中島らも

まず、この本を読む時は図書館、本屋、カフェで読むのはやめましょう。

なぜなら、映画化もされた、「寝ずの番」3部作から始まるからです。

男なら、爆笑必須。女なら、失笑ポッカァーン、、、間違い無しだからです。

これは、エッセイではなく、一応短編集出そうですが
本の最後にある桂吉朝さんの解説を読むと、エッセイみたいなものです。

どれも、男性にはソソる話ばかりですので読んで欲しい

(女の人には勧

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「恋は底ぢから」 中島らも

「恋は底ぢから」 中島らも

中島らもという名前は前々から知ってはいたが、その人の本は読んだことはなかった。
そして、なんとなくらもという名前から女性だと思っていた。

が、女友達から中島らもの「恋は底ぢから」というエッセイを紹介されて、「この人の人生ぶっ飛んでるか読んでみて」と勧められて読むことにしました。ついでにどんな人なのか調べてみると、ぶっ飛んでる、かなり、、そして興味が湧く。

読んでみると、エッセイの内容は様々で中

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「 スイス式[森のひと]の育て方 」を日本の森のひとが読む

「 スイス式[森のひと]の育て方 」を日本の森のひとが読む

私は、今年から森のひとになった、つまり林業に従事する人である。

この本は、スイスの職業教育のやり方や制度についての本であった。その中でも、林業についての教育をメインに、本のタイトル通り「スイス式」でのひとの育て方について詳しく書かれている。

今の私は未熟なので「教えられる、学ぶ側」の人間であり、日本で行われている緑の雇用などの制度により、3年間の教育を受けさせてもらっている。この制度は働きなが

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