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『永別/final farewell』 神話創作文芸部ストーリア3月のお題企画作品集

【おしらせ】

note神話部は3年間の活動を経た後に、神話創作文芸部ストーリアと名称を改め再出発しました。今後ともよろしくお願いいたします。

【今月の神話】

3月は「永別/final farewell」をテーマに作品を募集しました。
4名もの方々にご参加頂き、たいへん嬉しく感じております! 本企画が様々な世界の神話・個人の神話の扉を開き、また参加者同士の交流にお役立て頂けましたらまことに幸いです。
作品紹介の後には翌月のお題発表もありますので、最後までゆっくりとお楽しみください!

吉田翠さん/孤独の果てに

永別のお題から発想を飛ばして天地開闢に至るのは流石です。世界各地に残された巨人の伝説。そのものを見たものは恐らくいないのだろうが、もし彼に意思があったとしたら、世界を産み落としながら何を思ったのだろう。

笹塚心琴さん/セイレーンの涙

人々を歌で惑わし滅びに誘うセイレーン。地下牢に閉じ込められた彼女は、ある兵士が耳栓をしていないことに戸惑う。呪いに呪いが重なり、生きることに希望を見出せなくなった者たちの決断。余韻の深い掌編です。

成瀬川るるせさん/毒蛇系女子【FinalFarewell】feat.鏡音リン

音声・音楽での参加はこれまでもありましたが、まさかのボカロに度肝を抜かれました。毒蛇系女子は「終わりは始まりだ」と言って唆す。さあ皆で永別の先へ。蠱惑的な歌詞と無機質なボカロのコンビネーションがヤミツキになる作品です。

悠凛さん/ずっと、ここにいて

曾祖母の今際の際の言葉が呼んだ家系図にまつわるミステリー。供養と調査を兼ねて村に来た私は、その場所に眠る、記録される前に失われた命の存在を知る。民話と絡み合いながら、永別の意味そのものを問う掌編。

【2023年4月のお題発表】

2023年4月のお題は「光/LIGHT」です。
春は始まりを予感させる季節ですが、世界の始まりを「光」からとする神話もよく見られます。自然現象としても観念としても人類にとって甚大な意味を持つ「光」は、さまざまな神格を与えられながら語られてきました。4月にふさわしい、明るく荘厳な作品(もちろんそうでなくても)をお待ちしています。

締め切り:2023年3月26日(日)厳守
作品発表:2023年4月3日(月)予定
使用タグ:#mymyth202304

(2023年になりましたのでタグにご注意下さい)

参加時の注意点を記事末のリンク先に記してありますので、必ずいちどはお読みください。
それでは今月も奮ってご参加ください!!

【常時作品募集】

【リンク集】

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ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います!