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矢口れんと
2019年7月30日 06:43
誰も彼もが喋りすぎて、夜が来るのが遅くなった。夜が来るまで喧しくなった。それは今日という日に今日を置いて行けなくなったことだ。疲れなくては眠れないなんて…… 〔詩に寄せて〕*
2019年7月24日 07:00
別れの足音はいつも、絶頂の日にこそ鳴り響いていた。君との話に夢中で気付けなかったんだ。そう、葉が落ち始めるのは、秋よりずっと前から……〔詩に寄せて〕**
2019年7月21日 06:56
ねえ聞いて、パパ、きのうね空が海のマネっこしてたんだもしかして、もしかしたらね海は色んなところにあるの?そうだな……たとえば……空も大地も宇宙も海だ本に広がるのも海だ人類の歴史は海だ人の記憶は海だキミの明日も海の一部だこの愛も海だねこの愛も海だな
2019年7月15日 14:12
今日の書いて出し。さらりと二行詩。(本当は句会中に思いついたイメージを転用)
2019年7月9日 13:22
**たまに縦書きで載せたくなります
2019年7月2日 12:33
行き場を失くした悲しみたちに わずかな水でも与えましょうか 気のままに空を射る矢とはせず ぬかるみに暮れなずむ蛇となれ