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コントが始まる 8話 感想

里穂子(有村架純)の不在中に手紙と料理を置いて行ってくれた妹のつむぎ(古川琴音)
泣きながら食べる里穂子。

跡継ぎになることを決めた潤平(仲野太賀)にきつくあたる酒屋主人の父(金田明夫)
まだ仕事が残っているのに姉(木村文乃)を送って行く潤平に、「この前(怒鳴られたのに)よく頭下げたね。あれは弟ながら立派なもんだったわ」と車中で言ってくれる姉。

姉妹愛や姉弟愛にジーンときました。
普通に感動しましたが、このドラマに求めているのはそれ以上なのです。

マネージャーの楠木(中村倫也)はあそこまでマクベスに関わっていたとは思いませんでした。
春斗(菅田将暉)はなんで四人目のマクベスを潤平の愛車と言ったのか。
一瞬でも忘れるのはひどいなと思います。

ところで中村倫也の色気は独特なものがありますね。

里穂子と出会った時、私は里穂子に幸せになってほしいので(ついに出会ってしまった♥️)と期待しました。

春斗よりお似合いだと思うなあ♥️

さて里穂子はお花の飾ってあった会社に就職するんでしょうか?
その会社を第一志望にした決め手は、

会社案内のパンフレットに受付の写真があって見事な生花が飾ってあったんです。


花を大切にする人が社内にいてくださるということは。私にはとても大きかったんです。


これは素敵なエピソードだなぁと思いました。

春斗は里穂子から華道部の部長で全国優勝を目指していて3位に終わった思い出を聞いているのに、里穂子の気持ちがわからないなんて感性が鈍いなぁと思いました。

花を大切にする人がいて、その人が受付に花を飾ることを会社はパンフレットに載せるくらい喜ばしいことだと思っている。あるいは会社の方針かもしれない。
里穂子がその会社に心ひかれる気持ちはよくわかります。

けれど会社のロゴが可愛いとか社名がカッコ良いとかで選んでも間違えてないという里穂子の意見はちょっと怖いなと思いました。
これは春斗の感覚の方があっています。
会社名がカッコ良いから選ぶってブラックだったらどうするんでしょう。

ところで里穂子は女芸人になったら面白くて売れそうと私は思います。

あの有村架純の酔っぱらいの演技は最高でした❗


ブランコに乗って高らかにアルプスの少女ハイジを歌ったり、おっさん口調でからんだり、面白くて毎回見たいです。
マクベスのコントよりずっと面白いです。

家の者も有村架純って可愛いだけかと思っていたけど演技が上手いんだなぁ、と酔っぱらい演技を絶賛していました。

里穂子の就職は受付の生花が造花に変わってしまつたので気持ちが冷めたとかでも良いと思います。

「芸人ファンでオタクの私が、応援していた芸人が引退したので自分が芸人になりました」なんて。

今度、楠木マネージャーにマクベスの歴代の単独ライブのチラシを貰いに会社へ行く約束をしていたので、芸能事務所へ行く伏線がはられていましたね。

相方は春斗?
でも春斗は書くネタが面白くないんですよね。

ピッタリの相方がいます❗

麻雀好きなファミレスの店長、恩田光代(明日海りお)です。

恩田店長はしつこいほどカルロスの話をしていましたよね。
里穂子は面白くて夢中で聞いていました。

恩田店長は存在感があるけど、カルロスのシーンはなんか無意味っぽく思えて、なんで何度も出てくるんだろう?と思ったりしました。

でもこのドラマは意味がないことを書かないんですよね。
つむぎがスーパーでお肉を2パック買っていたシーンも姉のために料理するためでした。
じゃあカルロスは里穂子とコンビを組んでやるためのネタになるのかもしれません。

コンビ名は「店長と部長」

店長が週5で通っていた雀荘がお引越ししてしまう情報をさり気なく入れていましたよね。
あれほ春斗がお引越しのネタを書くためと思わせて、実は恩田店長が時間を持て余すための伏線なのかもしれません。

店長と部長のマネージャーは楠木(中村倫也)になるのでしょうか?
そうなると恋にはならなくなりますね。
妹のつむぎでも面白いのかもしれません🙂

里穂子は春斗に里穂子先輩と呼ばれたお返しに、芸人の先輩である彼に春斗先輩と呼んであげれば良いと思います。
嬉しくないでしょうが。

春斗はどうするんでしょう?
全く読めません。
春斗の兄(毎熊克哉)は引きこもった部屋に差し入れられたマクベスのチラシがあったから、小さな印刷会社に就職したんでしょう。
寮に入ったのは、マクベスを辞めた春斗に実家の部屋を譲って、ゆっくり考える時間を与えてあげるためだと思います。

春斗は何にでもなれるし、どこにでも行けるけど、失敗したくなくて空っぽでとこにも行けないのでしょう。


みんなが前に進んで行く中、孤独に佇んている。
そんな主人公を描きたかったのかもしれません。

里穂子と奈津美の会話も面白かったです。

里穂子「奈津美さんと楠木さんが初対面ってちょっと感動しました。もしかしですけど、マクベスのライブ会場に一度も行ったことがないってことじゃないですか」
奈津美「だって嫌じゃないですか? もし逆の立場で芸人の彼女が見に来てるってわかったら、えっなんなの優越感感じに来てんの?って腹立つような気がして」
里穂子「だとしても一回も見に行かないってなかなか難しいと思いますよ」
奈津美「でも動画は一応チェックしてるんてすよ。あんまり見てないとあの人すねるんで」

里穂子はずっと笑顔なんですが、言いたいこと言っていますよね。鋭い。
私は前に感想で奈津美はライブに来ていないと思うし、マクベスの潤平には興味が無いと書きました。
マクベスが潤平の仕事として成功するって一度も信じたことがないんですよね。
彼女が見に行くとファンが嫌な気持ちになるからって、もっともらしい後付けの理由だと思います。
動画は一応チェックしている、あの人がすねるから、このセリフだけでも特に見たくないとわかります。
マクベスはアイドルじゃないし、彼女の顔が周知されるほど売れてはいません。
見に行きたかったら舞台が終わったら楽屋に寄らず帰ればいいだけ。誰も彼女だなんて思いません。
潤平にとっては奈津美が興味を持たないことも辛かったと思います。
奈津美は解散ライブに初めて行くのでしょう。
最後のライブも見に行かないとしたら、愛情も疑わしいです。
奈津美が見に行って潤平が喜ぶ姿が見たいです。

つむぎはマクベスのマネージャーになるんじゃないかと、野球部マネージャーのエピソードが出てきたとき予想しましたが、マクベスと入れ違いですね。
楠木が店に来た縁を逃さなかった行動力が実を結んだと思います。

楠木が里穂子に持ってきた初めての単独ライブの2枚のチラシは、つむぎが楠木にお願いしたんでしょう。


つむぎがマクベスのチラシを折り畳んだことを里穂子が嘆いた時、本当は2枚ほしいと言っていました。
楠木は折り曲がらないよう、ちゃんとファイルに入れていましたね。
里穂子はとても嬉しそうでした♥️

初回からずっと感想を書いています。

来週もまた楽しみに見て感想を書きたいと思います。

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