檸檬読書記録 『サステイナブルに暮らしたい』
今日の本は
服部雄一郎・服部麻子『サステイナブルに暮らしたい 地球とつながる自由な生き方』
サステイナブル。持続可能なという意味で、誰もが願うであろう幸せな社会の形。
それを作るために、日々の暮らしの中で出来ること、してきたことが書かれた本。
端的に
ゴミ、特にプラスチックを出来るだけ出さないようにし、生ゴミは全て土に返す。そのために土に返せる自然素材のものを買う。
食べ物は基本的に地産地消。自分でも作り、出来るだけ肉は食べずに、野菜や調味料も無農薬のものを選ぶ。
自分もこうできたらなと、個人的に憧れる生活だ。目標ともいえる。
自分も昔は気にもとめなかったし、知らなかったけど、今は不自然なものに溢れている。
象徴が添加物で、今の食べ物はほとんど入っているといっても過言ではない。反対にないものを探すのが難しいくらいで、スーパーなんかいくといつも探してしまう。
けれど結構宝探しのようで楽しく、本当に少ないから添加物がないものを見つけると、嬉しく変にテンションか上がってしまう。
添加物宝探し、おすすめです。
ちなみに、どれが添加物だ?と分からない場合、項目の最後の方「/」このスラッシュ記号を見つければ一目瞭然!これより後が添加物表示になっているから分かりやすい。
ただ今後は表示義務がなくなるから、記載されなくなるかもとか…。そうならないで欲しいなと願うばかりだ。
それにしても、日本の食料自給率が37%というのには驚いた。す、少ない!
日本は兵糧攻めされたら1発アウトなんだなあと実感してしまった。
海外のものは安いから、ついついそっちに手がいってしまうのだろう…むむむ。
けれど安さには理由があった。海外肉は産まれた時からケージの中で、ホルモン剤やら抗生剤を投与で太らされては出荷されて一生を終える、という機械的な流れからバンバン作り出し、そのため安く売ることが出来るとか。
野菜も然り!あんなにも綺麗で安いのは、薬をふんだんに使っているからだとか。
野菜を実際に作ってみて分かったが、虫もつかず綺麗に育てるには、相当に難しい。一苦労なのだ。
自分はいつも虫とのバトルに勤しんでいる。(虫の他にも動物とも戦っている。結構忙しい)
毎日見に行けず、薬も使わないから、負けが多いけど…。
けれどその分安心だし、虫に食われていても味には問題ない。寧ろ、美味しい。
自分で作ってみて驚いたが、作った野菜は味が濃い!特に人参やキュウリなんかは、凄い主張してくる。え、お宅そんな主張してくる人だったっけ?とビックリするくらいの大主張。
まるで
「人参、人参、人参!」
「キュウリ、キュウリ、キュウリ!」
と叫んでるみたいに、匂いも味も濃い。(特に日本の種で作るものが濃い)
だからこそ、肉はあまり食べずに、食べても魚か、日本の自由に育てられた豚や牛や鶏の肉にし、野菜は無農薬か育てたもの。
プラスチックは出さないように、買わない使わない。出来るだけ、自然素材のものを使う。
が、理想なのだけどた…。なかなかに難しい。
本の中でも、全ては出来ないと書いてあった。
それでもこれからは出来る範囲でやっていきたいし、本の中ではたくさんの暮らしのヒントが載っているから、1つずつやっていって少しずつ増やしていけたらなと思う。
本の中でも、無理することなく楽しみながらやっていくのが秘訣だとか。
それにサステイナブルを実行するには、自分自信にも結構メリットがある気がする。
健康は勿論、穏やかになる。
元々凄い短気で、イライラモヤモヤが常であらゆるものに怒りを感じていた。(今考えると何であんなに?と不思議なほどで、かなり恥ずかしい…)だが、食生活を見直してから、それが嘘のようになくなった。(勿論、完全にではないのだけど…)
物で溢れていると思考は複雑でぐちゃぐちゃになるし、添加物や農薬などは自然のものでないから、刺激が強くイライラを誘発してしまう。
だからこそ、穏やかに生きるために、果ては日本のもので全て賄い回り、活気づいて色んな人がウハウハになるためにも、見直すのは大事なのかもしれない。
とはいうものの、最初は肉もコンビニとかのお菓子やジュースも摂取出来ないなんて、無理…。
と思うかもしれない。自分も思っていた。
だが案外と、今日はやめとこうとか少しずつ減らしていくと、だんだん慣れてきて、食べなくてもいいかなっという気持ちになってくる。
それに食べれないなら、いっそ作っちゃえ!と思って作るのも、案外楽しい。
本の中には、他にも子育てのことや道具選びかたなど、ためになることが盛りだくさんに詰まっている。
サステイナブルに興味があってもなくても、是非是非読んでほしい本だ。
無理せず楽しく、自分にできることを少しずつやって、いい未来にできたらいいなと思いつつ、今回は閉じようと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは。
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