note39目:日本の働き方にもの申すリモートワーカー
本日は全国的に雨予報。しかも通勤通学中を直撃したとかなんとか。
こういう時、いつも「リモートワークでよかったあああっ!」と安堵している。
服装や靴など気にしたり、電車の中の湿気に満ちた生臭い匂いを我慢したりすることもなく、快適に仕事を開始できるのは天国でしかない。
だいたい出社したら「雨最悪ですね~」「ホントホント一日雨とか憂鬱~」とかお決まりの会話が繰り広げられるけど、そんな世間話をしなくてもいいし、なんなら窓から降りしきる雨を見ながら「みんな、大変だなあ」と同情の顔をしつつ内心ほくそ笑んだりしているくらいだ(性格悪い)。
はるか昔、私は営業をしている頃があった。
ゲリラ豪雨で全身ずぶ濡れになったり、真夏は汗だくで紫外線浴びまくり、真冬は雪の中ヒールで凍えながら歩いていたいた、あの頃……。
それを考えると今のこのリモートワーク生活がありがたすぎて涙でそう。
本当に、本当に大変だったの、営業が。
予算とか顧客管理とかももちろんキツかったけど、天候にめっちゃ影響受ける職種すぎてしんどかったのだ。
歩きやすい靴買っても、歩きすぎてすぐにダメになっちゃうし、汗拭きシートは秒でなくなるし、ホッカイロで低温やけどするし、営業以外のお金もかなりかかり、割に合わないな~ってよく思っていたっけ。
歩合制で少しはお財布潤うならまだしも、全然そんなことなかったし残業手当すらつかなかったわ。
顧客に気を遣って、内勤の人にも気を遣って、営業予算に頭抱えて、天候に左右されて、今思うと本当によくやっていたなと思う。
そんなこんなで営業からは足を洗い、事務として勤務している今は気楽でいい。リモートワークになったおかげで無駄な井戸端会議や愛想笑いもしなくなった。
ああ、本当によかった、コロナ渦でリモートワークが普及して。
嫁はこんなかんじでコロナ始まってからリモートワークにいそしんでいるが、残念ながら旦那は出社しないとできない仕事のため、緊急事態宣言されようと、蔓延防止策が打ち出されようと毎日毎日会社に行っていた。
玄関先で「いってらっしゃい」と見送るけなげな私。
旦那と一緒にいるのはイヤじゃいけど、ひとりの時間も必要なので日中の仕事時間がちょうどいい気分転換になる。
大事だよね、こういうバランスって。
今日も旦那は「行きたくなーい」とぶつぶつ言って会社に行ったけど、もう少し働き方が柔軟になればいいなと思った。
台風だったり、大雪で電車に影響が出ているとわかっていてもみんな駅に向かって、大行列の中電車待ちしているのを見るとすごく不憫な気持ちになる。
行列待ちしている時間がもったいないと思ってしまうのだ。
もしリモートができるならその時間で仕事もできるし、電車が動いてから悠々と出社したらいい。
なかなかそれができない現状にどうしてもモヤモヤしてしまう。私みたいにリモート好きじゃない人もいるだろうけど、人口減少もあるのだから少しでも働く人の快適さを追求してほしいと願わずにはいられない。
以上、しがないリモートワーカーのぼやきでした。
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