高林ゆうひで/コルク

株式会社コルクのマンガ編集者。前職のナイル株式会社(五反田)では、オウンドメディア支援…

高林ゆうひで/コルク

株式会社コルクのマンガ編集者。前職のナイル株式会社(五反田)では、オウンドメディア支援・コンテンツ制作をやっていました。 それまでは雑誌・書籍編集や、nanapiなどのメディア運営を担当。娘が2人、息子が1人。コルクラボの本『居心地の1丁目1番地』編集長。メディア/編集論/育児。

最近の記事

3歳息子の絵を100枚描いたら、どんどん楽しくなって愛しさが生まれた

3歳息子の絵、100枚描いてみました! 楽しい、楽しかった。 このAI時代にお絵かき練習。はじめはもどかしくて思ったように描けなくて、同じ人物に見えないし、手って複雑すぎない?とツラかったのですが、60枚めくらいからだんだんおもしろくなってきました。 気づいたのは、「絵を描く」という行為自体が楽しいなぁということ。その時間はほかのことを考えずに、どっぷり没頭できる。時間があっという間でした。 100枚というのは、イラストレーターさんやマンガ家さんからしたら、大したことな

    • ノート活用術で頭のモヤモヤがすっきりした

      頭のなかで気になることがあって、モヤモヤすることがあります。 仕事での悩み、家庭での悩み、これから先のこと…。 頭のなかでぐるぐるぐる。夜中に悩みが頭のなかにこびりついた感覚になる。 このモヤモヤをどうにか解消しなくてはいけない、と思ってたどり着いたのが、手書きでノートに書いてみることでした。 とにかく気になることがあったらノートに書く。なにも考えずに書く。 そうすると、気持ちがスッとなるんですね。頭のなかが整理される感覚になる。 ノート活用術の3ステップ今のとこ

      • 営業未経験者がやってよかった5つのこと

        こんなにも営業にどっぷり向き合うことになるとは… 人生わからないものです。 ずっと編集者としてやってきたので、営業ってものすごく縁遠い仕事だったんですね。 コミュニケーションがうまくて、交渉の巧みさがあって、数字を追っていく。そんな営業のイメージが勝手にできあがっていて、自分ができる仕事ではないよなぁと思っていたんです。 それが!! コルクに入ってからは、どっぷり営業しています。むしろ営業しかしていないかもしれない?というくらいです。 いまの経験を書き残しておくと

        • 「テーマ読書」のすすめ。読まなきゃという焦りから抜け出すために

          1日ずっと本を読んでいられるくらいには、本が好きです。 本を読むうえで悩ましいのが、読みたい本があふれてしまうこと。新刊だけでもおよそ7万点が刊行されているんですね。ここに古典や名著といわれる本もあるわけです。 数年前は、話題の新刊を読まなきゃ!となって、買ったはいいものの積ん読状態。 だいぶ焦っていたように思いますが、「テーマ読書」に切り替えてからは、気持ちがすっきりした感覚があります。 特定の内容を学習する方法としては当たり前だし、同じように読んでいる方もいると思

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          次女に学ぶアイデアの生み出し方。「きかくのがっこう」で思ったこと

          先日「きかくのがっこう」という授業に、小4の娘と行ってきました。子どもたちのアイデア、おもしろかったなぁ。 企画の発想術のヒントにもなったので、どういったことをやったのか、どういったアイデアが出たのか、まとめておきます。 「きかくのがっこう」でやったことざっくりした流れはこちら。 あたまの準備体操をする お題に対して、自分のアイデアのタイトルと説明を1枚の紙にまとめる みんなの前で、自分のアイデアを発表する まずは頭をやわらかくするために、名づけクイズから。あるキ

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          「自分の取扱説明書」があると働きやすくなる。SFコーチングを受けてわかったこと

          ものすごく安定思考だと思っているのに、チャレンジする場にいる。 柔軟性があると思っているのに、ガンコだと言われることがある。 相手によって行動を変えている?自分の違う面が出ている?「どうも自分は自分ことをまるでわかっていないのではないか」という疑念があったんですね。 それがコルク入社後に、自分がどういう人間か、見直す機会をもらいました。ストレングスファインダーを受けて、さらにコーチング資格を持った方に分析してもらい、1時間じっくり話をしました。 で、コーチングの終わり

          「自分の取扱説明書」があると働きやすくなる。SFコーチングを受けてわかったこと

          ミスチルのライブに行ったら数曲しか聴けなくて、2歳の長男と東京ドームをダッシュしていた

          オープニングから圧倒された。 Mr.Childrenの30周年ライブ。これまでの歴史を感じて、自分の人生とミスチルの楽曲が重なって、じんわりときました。 ホントに最高でした。5、6曲目までは…。 2歳の息子がジタバタしだしたんです。妻と息子の3人で来ていて、親子席でひざ抱っこして見ていたんですね。 はじめは、息子はステージのほうをジッと見ていて、曲終わりでは拍手までしていました。これはいけるのではないか?このまま、ライブを満喫できるかもしれない。 しかし無理でした。

          ミスチルのライブに行ったら数曲しか聴けなくて、2歳の長男と東京ドームをダッシュしていた

          SEOライティングで大事にしたいこと。月30、40記事を作った経験からまとめてみた

          SEOライティングというものを、数年間どっぷりやってきて、ものすごくやりがいを感じていました。 テクニカルな部分はあるものの、個人的には「コンテンツ力」が求められる世界だなと思ったんですね。これまで培ってきた編集力を活かせる場面が多かったわけです。 あれやこれや平均すると、月30、40記事を、編集者としてライターさんと作り続けてきました。その経験から、SEOライティングで大事にしたいことを書き留めておこうと思います。 SEOライティングに苦手意識を持っているライターや編

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          自分の感情にウソをついてるかも?毎朝ムードメーターを活用してわかったこと

          ちょっとウソをついてるかも… コルクでは毎朝、自分の感情をメンバー同士に伝えるんですね。フィーリングとエネルギーをそれぞれ10段階で、報告する。 これは「ムードメーター」というもので、フィーリングとエネルギーで、いまの自分の感情を把握することにつながります。 たとえば、 ・フィーリング8、エネルギー9なら「やる気がある」 ・フィーリング7、エネルギー7なら「集中」 ・フィーリング5、エネルギー6なら「そわそわする」 ・フィーリング4、エネルギー2なら「疲労困憊」 になる

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          マンガ編集者になります

          タイトルのとおり、マンガ編集者になります。 周りに伝えると「びっくりしました」と言われることが多いのですが、自分もびっくりしています。不思議な感覚があります。それでも求めた道だと思えたので、決断しました。 この感覚を忘れないうちに、いまの気持ちを書いておこうと思います。 なにをやるのか?4月15日付けで株式会社コルクの社員になりました。 コルクは、「物語の力で、一人一人の世界を変える」をミッションにしているクリエイターエージェンシーです。 そこで編集者として、マンガ

          マンガ編集者になります

          記事の質と量、どっちが大事?スーッと悩みが消えた方法をまとめてみます

          「無理だよ…」と嘆きたくなるのが、記事の質と量の問題。 これまで複数のメディア運営に関わってきました。ハウツーメディア、ネットニュースメディア、お仕事情報メディア、そして複数のオウンドメディア 。 そこで、必ずと言っていいほど直面するのが、 「記事数を増やす」 「記事の質を高める」 この2つの板ばさみになること。 よくあるのは記事公開数の目標を立てたものの、質を下げるわけにはいかなくて、力技で記事を作る状況になることではないでしょうか。 記事を量産しようとすると、1本

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          Webメディアの歴史年表、ざっくり作ってみた

          Webメディアの歴史を調べていたことがあり、なかなかまとまった情報がなかったので、歴史年表としてまとめたところ… 思った以上に反響をいただきました。教えていただいた情報や、追加でリサーチした情報を盛り込んで、Webメディアの歴史年表を強化したのがこちらです! 参考にしたサイトや書籍はこちら。 ここからは、歴史年表とリンクさせながら、8つのトピックに分けて、 Webメディアの歴史をたどっていきたいと思います。 1.WebメディアのはじまりWebメディアの歴史をどこから語

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          編集スキルを考えていたら5つの言葉になった

          編集者って、なにができる人なんだろう? これは人によって、答えが違ってくるのではないでしょうか。今や編集者は、さまざまな場所にいます。出版社だけではなく、Webメディアを担当する人もいるし、企業を編集する人もいます。 だけど、共通する要素はあるはず。編集者にはどんなスキルが必要なのか、言葉にしてみたい。で、ああでもないこうでもないと考えていたら、この5つの言葉が出てきました。 ・企む ・引き出す ・導く ・つくる ・届ける 編集者の仕事のすべてを表しているわけではない

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          文章が支離滅裂になってまとまらない理由

          文章を書くとき、モヤモヤすることがあります。 こういう流れにしようと考えが固まったはずなのに、いざ書き出すとまったく文章がまとまらない。しっくりこない…。 文章スキルとかそういう話ではなくて、その手前で右往左往している感覚。書き進めるものの、どんどん支離滅裂になってしまい、完成までにやたらと時間がかかる。一方で、スーッと迷うことなく、文章がまとまることもある。 この差はいったい何なのか?インプットに原因があると感じながら、もう少し明確な理由を手繰り寄せたい気持ちがありま

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          「パパ、どんなお仕事をしているの?」この問いに答えることで本質が見えてくるのかもしれない

          「パパ、どんなお仕事をしているの?」 「仕事って楽しい?」 在宅ワークになってから、目の前で仕事をする姿を見ているからでしょう。小2の次女から、いろいろな質問がとんできます。 いざ説明をしようとしたら、無駄に長い言葉になって、うまく伝わりませんでした。うーん、これはマズい。 出版社にいたころは、ものすごく分かりやすかったんですね。「本を作っているんだよ」と、よく恐竜や妖怪の児童書を娘に渡していました(男の子向けの本ばかりだったけど、それでも喜んでくれた)。 さて、

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          140文字で人の心を動かすツイートはどう作られているのかを考察する

          140文字みっちり書かれたツイートに、うっとりすることがあります。 同じような内容でも、140文字のテキストの組み立て方によって、伝わり方が違いますよね。ツイートもコンテンツ作りなわけで、どういう内容だと反応が多くなるのか、ものすごく興味があります。 このコラムでは、人の心を動かす140文字ツイートが、どのように作られているのかを考察してみようと思います。 Twitter道場でLTをやったコラムの内容は、ナイル社内で行われているTwitter道場で、LTをしたときの内容

          140文字で人の心を動かすツイートはどう作られているのかを考察する