見出し画像

自分の感情にウソをついてるかも?毎朝ムードメーターを活用してわかったこと

ちょっとウソをついてるかも…

コルクでは毎朝、自分の感情をメンバー同士に伝えるんですね。フィーリングとエネルギーをそれぞれ10段階で、報告する。

これは「ムードメーター」というもので、フィーリングとエネルギーで、いまの自分の感情を把握することにつながります。

ムードメーターは、イェール大学の感情知性センターが開発。画像の日本語訳はアイズプラスが作成。

たとえば、
・フィーリング8、エネルギー9なら「やる気がある」
・フィーリング7、エネルギー7なら「集中」
・フィーリング5、エネルギー6なら「そわそわする」
・フィーリング4、エネルギー2なら「疲労困憊」

になるわけです。

1週間、ムードメーターを続けてみたら…

で、このムードメーターを1週間くらい続けたわけですが、「どうも自分がウソをついているのではないか?」という思いに駆られました。

先週の数字を、振り返ってみます。

4/18月 フィーリング8、エネルギー7 幸せ
4/19火 フィーリング9、エネルギー8 楽観的
4/20水 フィーリング8、エネルギー9 やる気がある
4/21木 フィーリング7、エネルギー7 集中
4/22金 フィーリング8、エネルギー9 やる気がある


もちろん、やる気があふれていたものの、「毎日ここまで高いかな?」という気持ちになりました。

慣れていない業務がある、タスクが処理しきれるか不安がある、大事な打ち合わせがある。そんなときも、少し上の数字をつけている気がする。

で、思ったんです。
自分、見栄を張っているな、と。

そもそもムードメーターを活用する意味としては、今の感情を言語化して自分の状態を認めることにあります。メンバー同士の感情を把握することが、チーム活性化につながっていく。

『感情マネジメント』という本から、引用します。

ほとんどのケースで共通しているのは、うまくいかないチームのほとんどは感情の問題でつまずいているということ。
『感情マネジメント』池照佳代(ダイヤモンド社)

この本では、ムードメーターをはじめ、感情を軸としたチームマネジメントが紹介されています。EQ(感情知性)マネジメントといわれる方法ですね。

自分とメンバーの感情を知ることが、遠回りのように見えても、成果につながりやすくなるというわけです。

デキる人として見られたい、一刻も早く慣れないといけない、弱音を吐いている場合ではない。入社してすぐはそう思いがちだけど、見栄を張る必要はまったくないんですね。

ソワソワしている気持ちを受け止めて、周りに自己開示していく。自分の感情と向き合ってみる。

あらためてフィーリングとエネルギーの数値をつけてみました。

4/18月 フィーリング9、エネルギー8 楽観的
4/19火 フィーリング7、エネルギー5 のんびり
4/20水 フィーリング5、エネルギー6 もどかしい
4/21木 フィーリング5、エネルギー5 無感情
4/22金 フィーリング4、エネルギー6 そわそわする


しっくりきたかも。

疲れているときは疲れている。
焦りがあるときは焦っている。
そして、うれしいときはうれしいと伝える。

それは思ったよりも難しそうだけれど、毎日、自分の感情に向き合ってみようと思います。どんな変化があるのかを楽しみにしながら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?