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マンガ編集者になります

タイトルのとおり、マンガ編集者になります。

周りに伝えると「びっくりしました」と言われることが多いのですが、自分もびっくりしています。不思議な感覚があります。それでも求めた道だと思えたので、決断しました。

この感覚を忘れないうちに、いまの気持ちを書いておこうと思います。

なにをやるのか?

4月15日付けで株式会社コルクの社員になりました。

コルクは、「物語の力で、一人一人の世界を変える」をミッションにしているクリエイターエージェンシーです。

そこで編集者として、マンガづくりに邁進していきます。縦スクロールのWebマンガが中心となります。

また、コルクでは企業マンガも手がけています。企業の商品サービス紹介や、創業物語をマンガ化していく事業部です。こちらの企業マンガ事業では、責任者としてやります。

なぜやるのか?

これまで、ずっと編集者としてやってきました。

そのなかで、編集には「クリエイティブ寄り」「ビジネス寄り」の要素があるなと感じていました。だからこの2つを伸ばしたいという思いを持ちながら、これまでやってきました。

ビジネス寄りは、売上を作ったりマネタイズを意識したり思考です。すべてビジネスだろうといえばそうなのですが、自分の意識が弱かったので、「ビジネス寄り」という言葉を使っています。

で、コルクでは、これまでの経験を活かしながら、この2つを伸ばせると思えたんですね。

ちょっとわかりづらいかと思うので、キャリアを振り返りながら、説明してみます。

クリエイティブ寄り、ビジネス寄り

自分の経歴としては、出版社→WEBメディア→クライアントワーク→マンガ編集になります。

出版社時代は「クリエイティブ寄り」。サッカーや育児書、児童書などを担当して、「自分の企画で勝負したい!」と思って本作りをしてきました。売れるかどうかは、かなり感覚的。

WEBメディア時代も「クリエイティブ寄り」のマインドだったなと。ただPVといった数字を追いながら、売上につなげないといけないので、ビジネス要素は強まっていました。

クライアントワーク時代は、ビジネス要素の割合が多くを占めていました。「どう届けるか?」を設計することをシビアに行うようになりました。売上や問い合わせにどうつなげるのかをしっかり設計していたわけです。

あくまで自分の頭のなかの話。このくらいの割合で経験を積んできたのかなと


「クリエイティブ寄り」「ビジネス寄り」は、相反するわけではありません。どちらも欠かせない要素です。

クリエイティブにこだわりがなければ、誰にも見向きもされません。ビジネスにならないと、クリエイティブを続けることができません(ここでいうビジネスとは、無理に売上を立てようとするのではなく、価値を感じてもらってその対価を得るという自然な流れを設計してあげるというニュアンス)。

だから、編集としてどちらの割合が大きいか?という違いなのだと思っています。

世の中に熱狂を産み出す

それでいくと、コルクは、クリエイティブ寄りの会社だと思っています。そのなかでどう届けて、ビジネス化していくのかを考えていく。

それはコルクのサイトの言葉からも現れていると感じたのです。

「世の中が求める普遍的なストーリーをデザインする狭義の『編集力』だけではなく、作家・コンテンツのファンと直接つながりながら、世の中に熱狂を産み、価値を伝播し増幅させていく『コミュニティプロデュース力』を兼ね備えています」

株式会社コルク 企業情報

これぞ自分がやるべき道だという考えにいたりました。そしてマンガという魅力あるコンテンツに関われる、こんなチャンスはないと思えたわけです。

うねりを上げて事業を推進したい

あと、前職にあたるナイルでの経験も大きいです。

ビジネス寄りの編集力を鍛えられたことはもちろん、ナイルでは、どんどんユニットが生まれて、事業の構築から軌道に乗るまでを見てきたし、そこに関わってきました。

ホント勢いがあって、在籍中も変化しながら最適化しながら、事業とチームの形がうねりを上げて変化していきました。

そうであれば、自分自身が企業マンガ事業部を担当して、成長させることをやってみるべきでは?という思いがありました。

組織構築しながら事業の規模を大きくすることに、チャレンジしていきます。

ワクワクしています

入社前から、コルクでは稼働していますが、とにかく楽しいです!

これまでの経験を活かせていると感じていますし、学びながらすぐに実践できる環境もありがたい。

あと、チームメンバーがどんな人なのかを知ろうという意識がものすごく高い。ツラい状況があれば助け合おうという文化があって、チーム一丸となって進んでいけそうな感覚があります。

編集メンバーとともに、これからたくさんのマンガ家さんとのつながりを作って、マンガ作品を生み出していければと思っています。

また、もし企業の方でマンガ制作を考えている場合は、お気軽にお声がけください。

とにかく、がむしゃらにやってみます!


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