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【卵巣肥大】8cm大が通常の大きさに戻った

こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、嬉しい、楽しい、幸せな治療例をお届けしている、【ばぁばは鍼灸師】のファンです。

今回は、8cm大に肥大した卵巣が、鍼灸治療で3ヶ月後に通常の大きさに戻った治療例お届けします。

【塔子さん   42歳   会社員】

以前に、鍼灸治療に来てくださったことがある塔子さんです。

1.卵巣のう腫になった原因

ばぁば:今日はどうされましたか?

塔子さん:左の卵巣が良性の卵巣のう腫になっていて8cm大に膨らんでいると、病院で診断されてしまいました。

鍼灸治療で小さくなった人がいる、と以前おっしゃってたので、私のも小さくなりますか?

ばぁば:大丈夫ですよ。
良性の卵巣のう腫なんでしょ。

肥大している卵巣の中に滞っている、水や瘀血を治療で除けば元の大きさに戻りますよ。

ちょっとお腹を触らせてね。
すごく冷えてますねえ。

お腹の左の下で固くなっているのが、私の手で触っても分かりますよ。
少し押さえてみますよ。
どうですか?

塔子さん: 痛いですねえ。

ばぁば:恥骨の上際も固いですねえ。痛いでしょ?
足もかなり冷えてますねえ。

下半身がここまで冷えているということは、水や血の巡りがかなり悪くなっている、ということですよ。
水や血の巡りが悪くなると、体のどこかにそれが貯まって滞りが生じるでしょう。

その滞りが塔子さんの場合、卵巣に生じたわけですよ

治療をしていきましょう。

2.卵巣のう腫になった体全体のの鍼灸治療

塔子さんの体は、下半身だけでなく全体にかなり冷えています。

だから、鍼灸治療では全身の気、血、水の巡りを良くして体を温める様にしていきました。

次に、足からふくらはぎ、腰へと鍼と【知熱灸】で温め緩めていきました。

☆【知熱灸】皮膚上に置いたもぐさに火をつけ、熱さを感じたら取り除く優しいお灸です。

3.卵巣のう腫に対する鍼灸治療

ばぁば:骨盤の中に卵巣がはいってるので、卵巣が肥大していると、仙骨周りに反応が現れるんですよ。

今から仙骨の骨と骨の間を触っていきますよ。

何か違和感や痛みを感じたら言って下さいね。

塔子さん:2番目と3番目の押さえたところがすごく痛いです。

ばぁば:じゃあ、その痛い椎間(骨と骨の間)の左右も触ってみますよ。どうですか?

塔子さん:左側がすごく痛いです。

ばぁば:仙骨の真ん中の椎間(骨と骨の間)には、【透熱灸】をしますよ。
奥までお灸の熱さが感じられるのが大事ですよ。

☆【透熱灸】皮膚上に置いたもぐさに火をつけ、熱を体の深部に浸透させるお灸です。

熱いはずのお灸なのに、熱くなくて「熱~い」と感じるまで7つもしました。

その左側の圧痛点には、【知熱灸】をしました。

【知熱灸】をしたら皮膚上が濡れていました。
濡れているということは、皮下にむくみがあり、水の巡りが悪くなっている、ということが見てとれます。

4.卵巣のう腫に対する鍼灸治療の結果

ばぁば:終わりましたよ。
先程触って痛かったところを押してみますよ。
どうですか?

塔子さん:痛いのがましです。

ばぁば:じゃあ、これで上向きになってください。
お腹触ってみましょう。
治療する前と比べてどうですか?

塔子さん:なんか柔らかくなったような気がします。
痛いのもましです。
お腹がホカホカしてて気持ちいいです。

ばぁば:これからも、鍼とお灸で、全身の血の巡りを良くして体も温めていきましょう。

同時に、下腹部の冷えを取り、卵巣に溜まっている水や瘀血を流れ去ってしまうように治療しましょう。

そうすれば、卵巣も親指大に戻っていくと思いますよ。

その後、1、2週間に1度のペースで治療に来られた。

卵巣のう腫の鍼灸治療を始めてから、3ヶ月後の病院の検査で、卵巣は通常の大きさに戻っていることが確認されました。

お医者さんはとても不思議がっておられたとのことです。

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