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社員目線で1on1を語ってみた

ラーニングスの1on1

みなさんの会社では1on1を実施していますか?

ちなみにラーニングスでは昨年の秋ごろからスタートしました。

月1回スタバで社長と1時間の1on1があります。

※ラーニングスの社員は社長からスタバカードを支給されています(^o^)
入社してこのことを知った時「一生ついていこう」と決めました(笑)
最高の福利厚生です!

1時間のうち、30分は自由に喋ってよくて、残りの30分で仕事のことを話します。

さて、社員側の人は社長から30分好きに話していいと言われたら、どう思いますか?

「そんな話すことないよ」「何話せばいいの?」「場が持たない」
私も最初はそう思っていました。

普段私はインタビュアーの仕事が主なので今でこそフリートークは得意ですが、当時はまだまだひよっ子社員。
1on1という言葉も初めて聞いて趣旨を理解していなかったんでしょうね。

何を思ったか私は

「社長と1時間も話す、しかも30分自由に話せって言われてもどうしよう!?とにかく社長がお腹抱えて笑うネタ集めなきゃ!!!」

と考えたんです。

えぇ。今思うとアホ全開ですね。
私は「自由に喋って=笑かしてみろ」と捉えたんですね。
これはもう大学時代の悪友たちのせいです。大学時代に培われたオモローを追求する精神が社会人になって邪魔をしてきました。


これまで1on1のために仕入れたネタ

さて、盛大な勘違いをした私は1on1の日程が決まると、必死にネタ集めをしました。

マッチングアプリに登録してみたり、日帰りで比叡山に登ったり、本を読んだり、これまでの自分の人生のやばい黒歴史、恋愛話などなど、自己犠牲の精神で社長を全力で笑かす準備をしました。

というか、普段やっている突拍子もないことがネタになると分かったので、ブレーキがきかなくなりました(笑)

有難いことに私の友人たちはユニークな子ばかりなので、友達の話題のオモロい話はネタが尽きず大助かりです。

さて、それを続けるとどうなったでしょうか?

そう、これはもう1on1ではなく
社長のお腹をトークでタコ殴りするだけの30分となりました。

笑いを取るためにここまで貪欲な人間は社長の周りにはいなかったのでしょう。スタバというおしゃれ空間に似つかないトークをする若手社員・・・。
それを聞いて30分間笑わせられ続ける社長。

もうカオスですね。
社長から「ちょっと待って、笑いすぎて苦しい」と言われても私は会話を一切止めずにより重いネタをぶっこみます。

私はそんな笑いすぎて苦しむ社長を見ながら
「1on1って大変なんだな、社長可哀そう( ^)o(^ )」
とぼんやり思っていました。


笑かしたもん勝ち

さあ、ここまで読んできたみなさん
1on1についてどんな印象を持ちましたか?

社員側なら「こいつ・・・なぜだ。そうじゃないだろ。バカなのか」と思うでしょう。
社長側、上司側なら「こんなやつと1on1辛すぎる。会話がないことよりもしんどい」

とあまり良いイメージは持ちませんかね??

安心してください。
ラーニングスの社員で社長を笑かすことに全力なのは唯一人南川だけです。
先輩社員はしっかりと1on1の雰囲気だと社長から聞きました。

でも、社長は
「佳世ちゃんとの1on1が一番本当の意味での1on1な気がする」
と言ってくれました。
※ラーニングスではファーストネームかあだ名で呼び合っています(*´ω`*)

1on1が仕事以外の話をして上司が部下の状況を理解するための場という認識であれば、仕事なりプライベートなり、自分のことを隠さずになんでも話す私はある意味理想なのかな、と思いました。
人によって度合いも違うと思いますが、それだけ社長と私の信頼関係が築けている証拠なんだと思います。

あと、こっちが先手を打ってぶっちゃけ話をすると、社長のぶっちゃけ話も聞けて楽しいです。

1on1をする側に伝えたいこと

ここまで私の1on1について話してきましたが、ここでは一番伝えたいことを話していこうと思います。

1on1をする社長、上司の立場の方々に伝えたいんですが、
部下が色々と自分のことを話したら、話せる範囲でいいので自分のエピソードも話してください。

「私のこんな話○○さんは興味ないだろう」って思わずに、まずは話すことが大事です。

なぜかというと、話している側が一方的にただ話続けていたら尋問されているように感じてしまうからです。
リアクションをとるだけでなく、自分の話もちょうどいい具合に挟むと、それが相互理解に繋がります。

私がインタビューのときによくやるテクニックではあるのですが、
相手が「一番聞いてほしいこと」を話した後は、
必ず相手が話したことを要約して複唱→核となる部分に共感する→共通する自分のエピソードを簡潔に話しています。

ほんのちょっとこれだけをやれば相手との距離がぐっと縮まるのでぜひ試してみてください!

「あなたに興味がある」「私はあなたに共感をしている」「私はあなたと同じ考えを持っている」「あなたの○○をとても尊敬している」
この4つが会話中に相手に伝われば基本的に関係は良好な状態を保てます。

社長や上司の方はぜひトライしてみてください!
これを続けたら、絶対に部下の1on1への抵抗が薄くなります!!


さいごに

さあ、いかがでしたでしょうか?
ラーニングスのちょっとおかしな1on1から、社員の視線で1on1をする側に伝えたいことをまとめみました!

半年弱で150人以上の経営者の方にインタビューをしてきた私が身に着けた相手と良い関係性が保てる会話テクニック
もぜひ使ってみてくださいね(*´ω`*)


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それではまた次の更新をお待ちください!!

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