目標の立て方
目標とは
「目的」という最終的なゴールに向けて、その間に設定される「指標」です。
新たな年を迎えて、今年の目標を考えると思いますが、まず、「目的」があって、それを実現するための指標が「目標」になります。
目的と目標の違いについては、下記ブログを参照してください。
目標の立て方
「目的」が決まったら、それを実現するための「目標」を立てる必要があります。
例えば、
目的:健康的な体になる
目標:体重を5kg減らす
というように、目的を決め、それを実現するための指標を決めます。
さらに、目標を達成するための行動
行動:毎週2回ジムに通う
とすることで、目標を達成するための行動を決めることができます。
途中で、ジムに通うことが目的となり、健康的な体にもならず、体重も減らないということが起こると、「手段の目的化」となりますので、目的を見失わずに、目標をしっかりとチェックしましょう。
SMARTの法則
目標を立てる際に重要なのは「SMARTの法則」と呼ばれます。
SMARTの法則とは
Specific:「具体的、分かりやすい」
Measurable:「計測可能、数字になっている」
Achievable:「同意して、達成可能な」
Relevant:「関連性」
Time-bound:「期限が明確」
です。各単語の先頭を取って「SMARTの法則」と呼びます。
目標を立てると言われると
Specific:「具体的、分かりやすい」
Measurable:「計測可能、数字になっている」
が思い浮かぶのではないかと思いますが、
残りの3つのほうが大切だと思います。
Achievable:「同意して、達成可能な」
Relevant:「関連性」
Time-bound:「期限が明確」
なぜなら、達成不可能で、目的と関連性が無く、期限が不明確な目標を立ててもモチベーションが続かないからです。
やる前から高すぎる売上目標や、短すぎる納期、スキルに関係ない業務、数年後の期限を立ててもモチベーションが続きません。
ちょっと頑張れば達成可能で、将来のスキルに関係があり、3か月、半年、1年というスパンで結果がわかるような目標を立てることが大切です。
目標は変えてもいい
「目標の立て方」や、「SMARTの法則」について説明しました。
「目的」をもって、その指標である「目標」を立てる。
その目標は、
「具体的」、「計測可能」で、「頑張れば達成可能」で、「将来と関連性があり」、「期限が明確なもの」
を立て、行動に移す。
もちろん、それが予定通り実行でき、達成することは素晴らしいのですが、簡単に達成できても成長ができません。
大切なのは、目標を立てて、行動に移し、それを計測し、目的を達成することにあります。
例えば、
目的:健康的な体になる
目標:体重を5kg減らす
行動:毎週2回ジムに通う
だとして、
ジムに週2で行けなくて、体重が思ったより減らないときは、
「健康的な体になること」が目的のため、
目標:体重は3kg減らす
行動:食事を健康的に変える
というように、目標は、「目的を達成するための指標」ですので変えても構いません。ジムを週5にして、断食しても、目的を見失ってしまいます。
目的をもって目標を立て行動し、それを計測して、目的に近づいていくことが重要です。新しい年に目標を立ててみましょう!!
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