見出し画像

オープンビジネスに関して

現代では、さまざまなビジネスモデルが生まれており、面白いと感じたビジネスモデルについて学び、紹介したいと思います。

オープンビジネスとは

通常なら自社だけで行う研究開発の創造プロセスに、外部パートナーを招き入れることを指します。

オープンビジネスをすすめようとする企業は、ビジネスモデルの中で、儲かりそうな業務分野を意図的に残し、パートナー企業が利益を上げられるようにします。

つまりエコシステムを構築するビジネスモデルです。
エコシステムに関しては下記ブログを参照して下さい。

エコシステムで思いつくのは、プラットフォームビジネスです。Appleが、iPhoneを広め、各ソフトベンダがをiPhoneアプリを開発したり、MicrosoftがWindowsを広めることで、アプリを開発するベンダや、PCを開発するベンダが儲かるというように、他の企業に儲かる領域を残し、他の企業と連携することで、個別の企業では成し遂げられないような価値を生み出すことができます。

また、プラットフォームビジネスがすべてではありません。製品を開発するために、パートナーから積極的にアイデアや知見を集めるというのもオープンビジネスの方法の一つです。

オープンビジネスでは、パートナーの知見を元に製品を開発し、パートナーとWin-Winの関係を構築しながらビジネス行います。

オープンソースとは

オープンソースとは、ソフトウェアをオープンなコミュニティで開発します。つまり、開発物は公共の資産となります。オープンソースは無料なので、それ自身で、収益を上げることはできませんが、オープンソース上に製品やサービスを構築することで収益を上げることができます。

オープンソースのビジネスモデルのメリットは、新製品への開発投資が不要というのがポイントです。コミュニティのメンバが自発的に行います。

独自で開発するよりも、多くの頭脳を集めたほうが優れたソリューションを生み出せるというのがオープンソースの考え方です。

オープンソースで成功している製品と言えば「Linux」やブラウザ「Firefox」などです。なんとなく、独自の文化を形成している印象はありますが、そこから生まれた、ライブラリなども、現代では、積極的に製品に組み込まれる時代となっています。

ソフトウェアを開発している人であれば、「GitHub」は知っていると思いますが、現代では、ソース管理やコミュニティが簡単に作れるため、開発も簡単に行うことができます。

オープン領域とコミュニティが重要

オープンビジネスとオープンソースについて説明いたしました。
現代では違和感はないかもしれませんが、製品の活用方法やアイデアを他社から広く集めるとか、ソースコードをオープンにして、本当に儲かるのだろうかと感じると思います。

実際は、オープンにすることで製品に愛着が生まれパートナー積極的に販売してくれたり、コミュニティの力で、よりよいソースコードが生まれたりします。

絶対に売れる完璧なものを、一人で考えて作り、世の中に出して成功することはほぼ不可能です。積極的にパートナーと対話できる領域をオープンにして、コミュニティを通して、製品やソースコードが成長するのをを楽しみましょう!!

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?