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【映画で学ぶ②】自分に責任を持つこと

こんにちは!
フリーライターのユリです。

最近夜に眠ることが出来なくて…💦
真夜中にnote記事を書くことが多くなってきました。

テキスト記事を書けるのは嬉しいのですが…体調的に良いのかしら?と悩んでいる私でございます。

さて、前置きはこのぐらいにして…。
今回は私の心に響いた映画を再び紹介いたします!
その名も『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』です!

前回と同じく詳しいネタバレはせず、私が印象に残った場面や言葉を紹介していきます!
ご興味のある方は、ぜひご覧になってください😊



映画『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』

映画ポスターの現物写真が利用可能か分からない状態なので、
舞台となった都市ニューヨークの風景写真を載せておきます💦

映画『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』は、
Amazon Original映画であり、実話に基づいたお話になります!

他のnoterさんたちも感想文を投稿していますよね😊
ひょっとしたら知っている・見たことある方も多いかもしれません。

〈あらすじ〉

アラサー女子でちょっと太っちょなブリタニーは社交的で明るいけれど、パーティー三昧の不健康な生活ばかりを送っていた。そんなある日、医者に「高血圧かつ高血糖で生活習慣病になる」と言われてしまい…。健康になるため、1ブロックのジョギングを始める。そして、徐々に走ることに慣れていった彼女は「ニューヨークシティマラソン完走」を目標に掲げるように…!

参考:Wikipedia映画.com

アラサー女子ならではの悩みどころ満載!

皆がぶつかる問題だよね…。

私が『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』を見たのは、本当に偶然でした。Amazonプライムビデオで「面白い映画はないかなぁ〜」と探していたときに、目に止まったのです。

映画ポスターに映っていたのは、私と同じくらいの体型をした女性に「マラソン」の文字。これは今の私にぴったりかも…!と思い、早速鑑賞しました。

見終わったときの第一の感想は「面白かった!」と、
「同じ年代だとやっぱり考えることも似てるんだなぁ」
でした😅

人によって悩む程度は異なれど、20代から30代への変化って結構大きいものです。特に身体の点においては顕著ですよね…😭

20代の時は太っても運動すれば直ぐに元に戻った体重が、30代になるとなかなか戻らない。そのうえ、病気にもかかりやすくなります。それに伴って心もボロボロになりがちに…。

改めて、30代こそ「何かのきっかけが必要!」だなと思いました。

私が印象に残った場面や言葉

完璧に見える人でも悩みを抱えているもの

私が『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』で特に印象に残った場面や言葉は次の通りです。

  • ブリタニー、最初の挫折

  • 「自分に与えてた。小さなゴールを」

  • 「完走することに意味がある」

  • ブリタニー、2回目の挫折

  • 「周りのみんなを受け入れるんだよ!」

これらの場面や言葉は私にとって忘れられない強いきっかけをもたらしました。皆さんにも響くものがあれば嬉しいです💕


〈ブリタニー、最初の挫折〉

誰でも最初は挫折する

あらすじで書いた通り、ブリタニーは最初に1ブロックを走りました。けれど、すんなり走れたわけじゃありません。

最初に外に出たときは、屋台のミラー越しに映る自分の身体を見て引き返してしまうのです。部屋に戻った後、ブリタニーは自分の情けなさに泣いてしまいます

この気持ちに私はすごく共感しました。私も目標は掲げたものの、挫折ばかり繰り返してきたからです。
「目標は挫折から始まる」といっても過言ではありません。

外に出る前はやる気があっても、いざ出てみたら自分よりもずっと痩せている人たちが元気に運動しています。私自身は場違いな気がして、ここにいちゃいけないと思って引き返してしまう。

太っちょだから運動したいのに、運動は痩せている人がするものという変な思い込みをしてしまうのです。
そうした心の弱さ、自分の情けなさに恥じ入る様子がよく描かれた場面だと思います。


「自分に与えてた。小さなゴールを」

自分を勇気づけてくれる存在は友人や家族とは限らない

ブリタニーは最初の挫折の後、同じマンションに住んでいる写真家のキャサリンと話すことに…。ブリタニーはキャサリンがいい暮らしをしていると思い、嫌悪していますがキャサリンにもつらい過去がありました。

それを聞いても素直になれないブリトニーですが、キャサリンのある言葉でもう一度1ブロックを走ることに…。

「自分に与えてた。小さなゴールを」

この言葉は、私の心にも大きく響きました。ハードルの調整が難しくて毎回自分を責めていた私には、「小さなゴールを自分に〈与える〉」という概念がキラキラと映ったのです。

自分に「ハードル」という障害を課すのではなく、「ゴール」という目標を与える。

この方がずっと自分に良い。
そう思えたのです。


「完走することに意味がある」

走る距離は関係ない

ブリタニーは自分と同じように走るのが苦手なセスと出会います。走ることが好きじゃないのに「5kmレースに出る」というセスに、ブリタニーは「負けると分かってて、なぜ出るの?」と聞きました。すると…。

「完走することに意味がある」

この言葉に心を動かされたのか、ブリタニーはそれからも日々ランニングをし続けます。

「完走することに意味がある」
使い古された言葉のように感じますよね。
でも、「実際に行動したことはあるのか?」と自分に尋ねると答えは「No」です。

行動もしないうちから、
「自分はどうせ1番になれないから」
「私はそんなに走れないから」
と走ることに対して自分にストッパーをかけていた気がします。だって、また挫折するのは怖いから。

どんなことでも成し遂げることに意味がある。
過程で得たものに意味がある。
自分が決めたことを乗り切ることに意味がある。

これらの大切さを改めて学びました🪷
結果も大事だけど、過程はもっと大事ですよね!


〈ブリタニー、2回目の挫折〉

挫折って1回だけじゃないよね

ブリタニーはランニングをし続け、医師に言われた標準体重にも近づいてきました。しかし、様々なストレスが重なりリバウンドに…。無理に体重を減らそうとして身体を壊してしまいます。

身も心もすり減ったブリタニーは実家に一度帰ることに…。友達とも距離をおいて何もかも自暴自棄になるのです。そう、まさに2回目の挫折ですね😞

私には幸運なことに悪友たる友人はいませんが、友達と距離を置きたくなる気持ちは分かります。私もいまだに地元の友人とは距離を置いていますから。

ただ、ブリタニーと違って私は彼らの暮らしぶりは気にしていません。ただ、自分と違う昔ながらの価値観を持った幸せな友達を見ると、自分が間違っているようで苦しく距離を置きたくなるのです。

見た目だけでなく中身まで嫌な人間になりたくない。
つらさを感じながら故郷で過ごすブリタニーを見て、私はそう思いました。


「周りのみんなを受け入れるんだよ!」

人を受け入れることで自分も受け入れられるかも…。

育ての親ディミトリアスの友人にひどい言葉を投げつけてしまったブリタニー。「私の人生なんてこんなもの。一人でいい」という彼女に対して、ディミトリアスはこう言ったのです。

「周りのみんなを受け入れるんだよ!」

そう、ブリタニーには彼女を心配する家族や友達がいます。ディミトリアスはもちろん、キャサリンやセスも度々ブリタニーに連絡していたのです。

ディミトリアスは、殻に閉じこもってやり過ごしても解決しないとブリタニーを諭します。

「人生を変えたくてマラソンを走ることは体重とは関係ない。自分自身に責任を持つことだ

ディミトリアスの言葉

この言葉が一番頭に残りましたね。だからこそ、タイトルにもさせていただきました。

周りを受け入れて、自分に責任を持つ。
それが何よりもブリタニーにとって大切なこと。
体重や見た目なんかよりも。

私にとってもそうだろうなぁと思いました。
自分を受け入れるだけじゃない。

周りを受け入れて。
自分を受け入れて。
自分に責任を持つこと。

それが私らしい人生への第一歩だと思います✨


長文をここまで読んでくださり、ありがとうございます!

今回紹介した映画『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』は私にとって大切なきっかけとなる映画になりました。

ずっと走るのが嫌いだったのですが、この映画を見て初めてこの年で走ってみようかなと思えたのです!

しばらくは雨続きで走れませんが、自宅でできる運動をして身体を鍛えてみたいと思います。ハードルではなくて小さなゴールを自分に与えて。

最後に。
ブリタニーはその後ニューヨークへ帰ったのか。
友達とはどうなったのか。
ニューヨークシティマラソンには出て完走したのか。
気になる方はぜひAmazonプライムビデオにて鑑賞してください!

では、また会えることを祈って!
ユリ

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