【本紹介】今年の夏は Let’s 妄想旅行!脳内で世界を巡れる本2選!
「今年の夏は家にいないで、旅行にいく予定だったのに・・・」と肩を落としているそこのあなたへ…是非手にしていただきたい、旅行気分を味わえる本を2冊、ご紹介させてください。
コロナウイルスでの自粛期間を頑張り抜いた未来の自分のために、どこにも行けない今の期間を活かして、最高の旅行プランを用意してみませんか?
脳内で旅行するだけでも、実は充分楽しめるんです。
足を運ぶことができないなら、気持ちだけでも現地に持って行ってしまいましょう。
脳内トラベル、スタートです!
1.死ぬまでに行きたい!世界の絶景シリーズ / 詩歩
まず紹介させていただくのは、頭で構想を練って楽しめる一冊です。
旅行のプランを立てるのが好きな方に、特にオススメです。
オススメポイント①:まさに写真集+ガイドブック!
こちらのシリーズは、ダイナミックで鮮やかな写真が沢山掲載されています。
掲載されている写真はどれも主役級で、見飽きることがありません。
著者である詩歩さんのInstagramから、少し写真を覗いてみましょう。
こちらはクロアチアのドゥブロヴニクでの1枚ですね。
まるで現地に訪れたかのように、肌に海風を感じませんか?
本書には、こういった鮮やかで見ていて楽しい写真が詰め込まれているんです。
また、こちらの本はプチガイドブックとしても楽しめるんですよ。
写真が載っている次のページには、その場所に行くための費用や、ホテル代の相場、オススメの季節や周辺のグルメなんかの情報が載っているんです。
このガイドページが、私たち脳内トラベラー達の好奇心をどんどん膨らませていくので中々困ってしまいますね・・・。
「この景色を見た後は、このカフェでお茶して、何時の電車に乗れば効率よく次の目的地に行けるかな・・・よし、コロナ収束後までにお金を貯めて、絶対ここに行こう!」…といった感じでイメージも付きやすく、お仕事やアルバイトに精が出すぎてしまうかもしれません。
オススメポイント②:飽きないシリーズ展開!
こちらの『死ぬまでに行きたい!世界の絶景シリーズ』には、いくつかのシリーズが存在します。最初の作品のほかにホテル編、日本編、体験編などがあります。
その中で特にオススメなのが「ホテル編」です。
オススメの理由はきっと次の写真を見ていただければわかっていただけるかと思いますよ。
こちらはホテル編に掲載されているホテル、「ジラフマナー」です。
なんとキリンと一緒に朝食が食べられるホテルなんだとか。
こんなにアフリカに行きたい!と思わせてくれる写真、いまだかつてなかったのでは?とさえ思ってしまいますね・・・。
そしてこちらも同じくアフリカのホテルで、「ロイサバ スターベッド」です。
壁も屋根も無く、昼には野生動物が、夜には満点の星空が見れるのだとか。
いつも旅行は安い宿で済ませている…という方も、コロナ期間で外出を我慢した自分に、ご褒美ホテルを予約してみても良いのではないでしょうか?
私もたまには贅沢してみたいものです。
気になった写真があった方は是非、こちらの本を妄想旅行のお役に立ててみてください。
著者の詩歩さんの公式サイトはこちらから。
2.『悠久の宙』/ KAGAYA
次に紹介させていただくのは、フワフワ想像してうっとりできる一冊です。
見方によっては、しんみり儚い気持ちになるかもしれません。
何も考えず、写真メインで癒されたいという方に、特にオススメです。
オススメポイント①:息をのむ美しさの本格写真集!
こちらの本は先ほどとは打って変わって、本格的な写真集です。
タイトルの通り、夜空の写真に特化しています。
この美しさは正直ネット上では伝わらないと思うので、本当は紙媒体で見ていただきたいのですが…今回はInstagramから写真を見てみましょう。
こちらの写真は、今回紹介している本に掲載されているのですが、ネット画像ではなく本として手元にあるとやはり迫力が違いますよ。
次のページをめくる手が止まると言えばいいのでしょうか…ため息が出る感じという感じですね。美しいの一言につきます。
写真を見た後に目を閉じると、静かな夜が目の前に広がっているような気になります。
今の状況が窮屈だと感じている時や、イヤなことがあった時にふとこの本を開くと、心が落ち着きます。
おすすめポイント②:写真集の意外な楽しみ方!
最後に、私とこの本の出会い方がかなり特殊で、忘れられない思い出なので、それについて少し触れさせてください。
実は、私がこの本を手にしたのは高校3年生の冬でした。大学受験期真っただ中です。
毎日大学入試のための過去問とにらめっこし、休日も図書館にこもって勉強し、気が張りつめて苦しい時期でした。
そんなある日、Twitterでこの写真集を生み出したKAGAYAさんを発見し、その写真たちの美しさに、すぐに魅了されました。
受験期の癒しのために彼の写真集を購入しようとしましたが、定価1900円と高校生には少しお高めの値段だったので諦めていました。
しかし私はその後も、TwitterでKAGAYAさんの写真を眺め続け、家族にもよくオススメしていました。
すると、受験期も大詰め、12月25日の朝・・・枕元に綺麗にラッピングされたこの写真集が置いてあったんです。
私はこの頃から、いつもお世話になっている人へのちょっとしたプレゼントで、本を送るようになりました。
当時の私には相当な出来事として心に刻まれたみたいです。
活字だらけの本が苦手な人でも、写真集やエッセイなら読んでくれるのではないか、なんて考えながらプレゼントを選ぶのは本当に楽しいですし、もらう側も結構新鮮だと思います。
家族や恋人などに、「コロナウイルスが収束したら沢山旅行しようね、いつもありがとう」という意味を込めて、写真集の贈り物・・・。
意外な楽しみ方ではないでしょうか。
KAGAYAさんの公式サイトはこちらから。
今回のテーマは、「妄想旅行」ということでしたが、いかがでしたでしょうか?
2冊とも、楽しみ方は少し異なりますが、新しい発見があり、本当にわくわくさせてくれる一冊ですよ。
コロナウイルスが収束した未来、どこに行こうか・・・いまから胸が躍ってしまいます。
みなさんもオススメの「妄想旅行」ができる一冊を見つけましたら、是非教えてくださいね。大変な状況ではありますが、その中ででできることを見つけていけたらと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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