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歴史と美術とうつ病と。(LEADメンバー・mozインタビュー)

LEADインタビュー企画・第4弾!

今回は、LEADのチームをまとめる、東洋大学4年のmozにインタビュー。
mozはミーティングリーダーだけでなく、記事執筆・サムネ作成なども幅広く担当しています。

彼女の歴史・美術愛や、じきに迎える大学卒業までの紆余曲折まで深く深く掘り下げていきたいと思います。

いつだって笑顔の、彼女の魅力がたくさん詰まった記事です。
歴史や美術に興味がある人、大学生活がうまく行っていない人・・・どんな方も必見の内容ですよ!

1.歴史・美術愛がとまらない!

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(mozが2019年にヴェネツィアで撮影)

mozさんは大学は史学科ですよね。美術ついても勉強しているとか…。どうして、美術・歴史や美術を学ぼうと思ったんですか?

ー歴史も美術もずっと好きだったんです。でも高校は国際科で。毎日英語漬けだし、全然歴史や美術分野に特化した勉強をしていたわけではないんですけど、いざ進学するってなった時に将来仕事として全然やりたいことが見つからなくて。
だったら、最後の学生生活の大学までは好きなことをやっていようと思ったんです。国際系の大学への進学からガラッと路線変更をして、自分の興味を優先させたという感じですね。
大学では周りの人がみんな同じ興味を持っていて、話がとても盛り上がるので楽しいです。

わかります。大学は同じことを学びたい人が集まっていて、話しやすいのが魅力的ですよね。
ちなみに自分の興味分野をLEADで記事にするのはどうしてですか?

—自分の好きな歴史や美術の楽しさを記事を通して伝えたいんです。この分野って学校で習う時に敬遠する人が多いじゃないですか(笑)。
「学校でやる勉強」って感じながら習うから窮屈に感じてしまうと思うんです。でも、「勉強」って学校でやるものだけが全てではないじゃないですか。「知らないことを知って面白いと思う」っていうのも「勉強」だと思うんです。
私にとって歴史や美術はそんな存在なので。だからこそ、少しでも多くの人にに触れてもらって、楽しいと感じて欲しいんです。そんな記事を書きたくてLEADに入ることを決めたんですよ。

なるほど・・・。私もその二つは苦手な分野だったのでとても心にしみます(笑)。
ちなみにですが、一番好きな美術分野を教えていただけますか?

—分野で言うと印象派ですね。本当にオタク並みに大好きなんですよ。作品だけでなくて、画家一人一人のエピソードとかも大好きで。東京だと印象派の展示会とかもよくやっていて本当に嬉しいです。

画家の人間性みたいなところも含めて美術が大好きなんですね。「推し」、と言ってはなんですが、特に好きな画家は誰ですか?

ゴッホです。ゴッホの絵ってすごく感情が出ているんですよ。その感情的な力強い絵にすごく惹かれるんです。人間味があって親近感を感じるのもゴッホで。初めてゴッホの絵をみた時はその場に立ち尽くしてしまったくらいです(笑)。

美術分野に疎い筆者ですが、唯一ゴッホの絵は生でみたことがあるんです。確かに力強さみたいなものは私も感じた記憶があります。mozさんと同じ感想を持てるなんて光栄です(笑)

mozの美術好きはLEAD内でもかなり有名。

興味分野を追求する彼女は大学生活を謳歌しているように見えるが、4年間は紆余曲折の連続であったという。

2.闘病生活の大学生活

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mozさんは大学4年生ですよね。大学生活を振り返ってみて辛かったこととかありますか?

—そうですね。実は大学一年生の後期にうつ病になってしまって。大学進学と一緒に一人暮らしを始めているんですけど、それまでの実家でのストレスが爆発したという感じだと思うんですよね。一年生の後期はほとんど学校に行けていませんでした。

なんと。それは壮絶なエピソードですね・・・。闘病のための休学とかを考えたりしなかったんですか?

ー休学するなら実家に帰って来いって言われてしまって(笑)。実家が原因でなった病気なのに、戻ったらさらに悪化してしまうと思って、休学だけはしないように頑張っていました。
ひどい時は、ご飯を見ると気持ち悪くなってしまって食べれなくなってしまったりとかもありました。家から出れなくなったあたりで、本当にやばいと思って病院にいきましたね。

そうだったんですね・・・。普段いつでもニコニコしていてとても優しいmozさんにそんな過去があるなんて想像してもなかったです。

—うつ病って劇的によくなったりしないから、コツコツ地道に治療を続けていくしかないんですよ。だから、大学生活を休まないようにしながら地道に4年間闘病生活をしていました。
大学の必修の授業にも行けなくて。同級生にはただ授業を休んでいるだけの人って思われていたかもしれないです(笑)
でも、担当の先生には全部伝えてあったので、なんとか4年生まで大学生を続けられました。

先述したように、いつでも笑っていて、LEADのムードメーカーでもあるmozにこんな壮絶な過去があるなんて、筆者自身もかなりの驚きであった。
それでもこの話を笑いながら筆者にしてくれたmozは本当に強い人間だと感じる。

3.学生生活終了を目前に伝えたいこと。

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いやー、かなり話が盛り上がってしまいましたね。もうすぐ大学生活は終了しますが、この記事を読んでくれている後輩に伝えたいことはありますか。

ーズバリ一言で言うなら、「楽しいことをしよう!」です。自分が楽しいと思うこと、それをとことんやるのが一番なんです。学校に行くということは、アカデミックな勉強をしに行ってるのもそうなんですけど、自分の興味を見つけに行っていることでもあると思います。

たしかに。私自身も学校の勉強の中で興味の持てる分野を発見して、今大学で先行しています。

ーですよね(笑)。それって別に高校までに見つけなければならないことではなくて、大学できっかけを探してみるのも全然いいと思うんですよ。だからこそ、「面白そう!」って感じた授業は何でも取ってみて欲しいです。その後続けていくかどうかは別として、まずはいろんな分野に触れてみることが、ひょっとしたら自分が追求したい分野に繋がっているかもしれないので。

mozさんにとってはそんなふうに模索して辿り着いた先が歴史や美術の分野だったんですね。

そういうことになりますね。大学生生活って本当にあっという間なので、後悔しないようにたくさんのことに首を突っ込んでみてください!

終わりに。

終始笑顔で、自分の興味について語ってくれたmoz。
その裏側に壮絶な過去を持っていたのもまた、mozの一面だ。

歴史や美術の魅力を一人でも多くの人に伝えるため、mozはLEADで記事を書き続けてきた。
きっと大学を卒業しても、自分の興味を追求し、魅力を発信していくのだろう。

そんなmozが必死に伝えようとしている美術・歴史の魅力がたくさん詰まった記事をご紹介。

ぜひ、mozの考えに触れてみて欲しい。
それがあなたの興味の始まりになるかもしれないので。


https://note.com/lead_aokom/n/n874706cc8bab




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