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園崎弘道 京都府議会議員(京都自民の横顔#3)

【2023年9月29日 追記】
 *議員任期や役職は、取材当時のものになります。
  変更点がある場合もありますので、ご了承ください。


学生部のインタビュー企画「京都自民の横顔」。
第3回となる今回は、自民党京都府連青年局幹事長、園崎弘道京都府議会議員に話を聞いた。

園崎弘道 京都府議会議員

カネボウ化粧品への就職

——政治家になられた経緯は?

元々、学生時代から政治には興味があり、議員インターンシップを通して色々な選挙を手伝ったりしていた。秘書になることも考えたが、身内に政治家がいるわけでもなかったので、「一度、就職しよう」と思い、カネボウ化粧品に就職した。

働いてみて、政治家になるかどうかは考えようと思っていた就職1年目の時、カネボウが産業再生機構に支援指定された。そして、カネボウの子会社であるカネボウ化粧品がカネボウの株を取得し、カネボウを復活させるという、「カネボウリバイバルプラン」が走り出した。しかし、その矢先、今度は粉飾決算を行っていたことが発覚し、当時の帆足社長が逮捕された。

そういうわけで、就職した会社が3年で潰れる、正確には花王に買収される、という結果になった。そんな中で、やはり政治に何か縁があるのかもしれないという思いになり、当時新人だった衆議院議員いざわ京子先生の選挙を応援し、京都6区とご縁をいただいた。自らが議員としてやってみたいという思いを持ち、約2年間の準備期間を経て、城陽市議会議員に立候補した。

帆足社長の逮捕はYahoo!ニュースで知ったという

城陽市議会議員に

——そして、城陽市議会議員に?

出身は西宮市だったが、いざわ先生の選挙をお手伝いした際、京都府南部の自民党の若手議員の皆さんの熱意に触れ、この人たちと学び行動したいと思い、城陽市から出馬した。

そして、もう一人のキーパーソンはいざわ先生の前の衆議院議員であり、京都府議会議員、八幡市市長を務められた菱田嘉明先生。菱田先生には政治に対する向き合い方をはじめ色々なことを教えていただいた。

また、城陽市が抱える環境問題である「山砂利跡地問題」にも関心があった。高度経済成長期の頃、城陽市はコンクリートの材料となる砂利の一大産地だった。山を削って砂利を掘ると、当然、大きな穴ができる。その穴をどうするかというのが山砂利跡地問題。環境問題に関心を持つようになったきっかけは、学生の頃に見たNHKの「島が沈む」というドキュメンタリー番組。これも政治家になろうと思ったきっかけの一つ。

おそらくこの番組
NHKアーカイブス 環境アーカイブスより

京都府議会議員に

——そして、今度は府議会議員に?

市議会議員を7年務めた後、前任者の奥田敏晴先生が、城陽市長になられたので補欠選挙で公認に選ばれた。

当然、市議会と府議会での取り組みは繋がっているが、それぞれ役割分担がある。市議会は、PTAや自治会から直接入ってきた地域の人の声を、市の行政にぶつけるというのが役割。一方、府議会は、市だけでは解決できない問題を府で、場合によっては国と協力して解決できないか模索するというのが役割。城陽のことを考えつつ、京都府全体のことも考えるというのが今の仕事。市議会議員を7年務めた経験は今も活きている。

新技術の実装

——今最も取り組んでおられることは何ですか?

新技術の実装に力を入れている。実証実験に取り組んでいるところは多いが、いつまでも実験の段階にいるのではなく、実装することが、世界との競争に勝つには必要だと考えている。

新技術を実装しようとすると、必ず法の壁にぶつかる。例えば、最近よく街で見かけるようになった電動キックボードは、時速15キロメートル以下だと免許もヘルメットもいらないという。そういったルールを決めるのは国であり、法だ。規制を強めるにせよ、緩和するにせよ、新しい技術を採用するには、ルール化が必要になる。この議論をしっかりしなくてはならないので、ひたすら研究している。

きっかけは、4年前の小林史明青年局長(当時)の青年政治大学校での講演。やはり、新技術やデジタルといった分野は、日本の行政の中でも、京都府の中でも遅れている分野。これを深めることは、青年局世代の議員としても大事な役割なのではないかと思う。

いわゆる新技術と言われるものは一通り視察したという
(園崎先生HPより)

工場栽培のレタス?

——具体的のどのような新技術に注目しておられますか?

4年ほど前、視察先の植物工場で作られたレタスを食べた。日光に当たっていない、土にも触れていない、農薬も使わないという環境で作られたレタスだったが、これがいたって普通のレタスだった。砂漠や寒冷地でも作ることができるといい、また、水質管理や温度管理といった空間制御の分野は、世界と比較しても日本は得意な分野の一つであるという。世界的な食料不足問題の解決にもつながると思った。

新技術が実装されると、産業構造が変わってしまう恐れがある。そうなると、既存の技術によって利益を得ていた産業は衰退してしまう。だからといって、新技術を規制すると、今度は海外との競争に負けてしまう。ここに規制緩和の難しさがある。

工場栽培のレタスの話の論点は、同じレタスでも、農地で作られたレタスと都市の工場で作られたレタスの課税の割合は異なるということ。都市で作られたレタスも、農地で作られたレタス並みに減税することができないかと考えている。

昨年、府議会の議員団の中で提案し、スマートライフ推進議連を発足させた。また、城陽市の木津川運動公園の整備計画の中に「新しいテクノロジーの積極的な活用」という言葉を加えることができた。いずれにしても、新しい技術を応援して、成長を生みだすということが重要だ。

人工光植物工場
(園崎先生HPより)

障がい者スポーツ政策

——園崎先生が取り組んでいるおられる、障がい者スポーツ政策について教えてください。

パラリンピック競技を京都府に誘致しようと提唱されたのは京都府立医科大学の副学長であった久保俊一先生。久保先生から、サン・アビリティーズ城陽にナショナルトレーニングセンターを誘致したいというお話を受けたのがきっかけ。そして、ナショナルトレセンに必須な空調設備の予算獲得に動いた。スポーツ庁の鈴木大地長官(当時)にも来ていただき、京都府の障がい者スポーツ振興とパラリンピックに向けた機運を盛り上げていただいた。今はNPO法人の代表も務めている。パラリンピックの壮行会もうちのNPOが主催して、京都府の後援もいただいた。

園崎先生と鈴木長官
(園崎先生HPより)

サン・アビリティーズ城陽は京都府の障がい者スポーツの拠点となり、他府県からもパラアスリートに来ていただけるようになったが、やはり、交通の便にやや難がある。そこで今考えているのが特別支援学校の体育館の土日開放。だが、なかなか進まず苦労しているところ。

「パワーリフティングはこう持ち上げる」

「嘘をつかず、誠実に」

——園崎先生が政治家として大切にしておられることは?

最初の選挙では「嘘をつかず、誠実に」という言葉を掲げた。問題をできるだけ正面から受け止めるということは、常に心掛けている。

自ら考え、行動する青年局

——青年局としての今後の展望は?

最近は党本部もファーストペンギンを掲げているが、昔は党内野党ということをよく言った。京都府連青年局も西田昌司先生が青年局長のときに、青年政治大学校を立ち上げたが、自ら考え、行動する青年局というのが大事だと思う。特にこれからは、社会課題が多様化し、政治にスピード感が求められる時代になる。政治が分配だけを考える時代は終わった。新しい時代に活躍できる政治家になるべく、学び、議論し、高め合う場にしていければ良いと思う。

——ありがとうございました!

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