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司法試験短答式過去問解説

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司法試験短答式過去問解説 平成27年刑法第6問

司法試験短答式過去問解説 平成27年刑法第6問

1 問題文2 解説 これらの選択肢は基本的に全て「甲は、○○を考えて、Vを××死した。」という構文でできていることにまず気づきましょう。
 このような各選択肢に各事例が存在する場合は、素直に各選択肢に書かれている事例において、甲の行為につき殺人罪が成立しないものを一つ探すことになります。

3 チェックポイント 正解解答は3になりますが、個々の選択肢においては、殺人罪と自殺関与罪の違い、間接正犯、

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司法試験過去問解説 平成18年刑法第1問

司法試験過去問解説 平成18年刑法第1問

1 問題文2 解説 本問は総合的な事例問題です。論文式試験との違いといえば、検討すべき罪名が分かっていて、そこから逆算して検討すべき甲の行為を特定しうるところが挙げられます。
 問題となる行為は以下のとおりです。
 ア、イと関係する行為→「甲が供述録取書を破り捨てた行為」
 ウと関係する行為→「甲がYの顔面を拳で殴打して転倒させた行為」
 エと関係する行為→「甲がYに対し怒号した行為」
 オと関係

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